ひさしぶりに国立劇場で歌舞伎
通し狂言 神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)
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作者が平賀源内であるとか、
100年ぶりの上演であるとかに惹かれて行ってみました
私は学生時代に観始めたときからずっと、
国立劇場での歌舞伎ファンでした
理由は、通し狂言が多くて勉強になると思ったこともあるし
歌舞伎座より安いこと。学割もありますから
今でも学割で一番安い席は1100円ですからね
チケットも取りやすかった・・方法は忘れたけど。
当時、歌舞伎座では窓口に並ばないと取れなかったんです。
ちなみに通し狂言というのは、はほぼ全編を演じることです
歌舞伎座では、通しは少なくていわゆる良い場面だけの上演です
年を取るとその方がありがたいけど
この話は新田義貞の子義興にまつわる物語で
前半は新田家の家老のものがたり
後半は強欲な渡守とその娘のものがたりです
地味だけど力のある俳優さんが揃っているので
大変見ごたえがありました。
でも、すごく疲れたのが本音
身替りで子供が殺されるし
吉右衛門さんが前半の家老。
さすがの貫禄で充分いいんですが
膝を痛めておられるのかな?
叔父さんの二世松緑が、晩年は膝を伸ばしたまま演じておられるので
そういうことに今後は成るのかもと思いました。
芝雀さんが前半の家老の妻と、
後半の渡守の娘の二役でしたが、
どちらもきっちり。正当な歌舞伎を演じる人ですね。
特に後半の一目ぼれした男のために、命を落とすことになる純情な娘を
大変魅力的に力いっぱいに演じていました。
渡守頓兵衛を歌六さん
これが素晴らしかったです
極悪人の不気味な憎たらしさと野望のような狂った感じが良く出ていたと思います。
花道を、刀を振り回しながらの引っ込みには鬼気迫るものがありました。
このお話、良く出来てるし
特に後半は、今後も上演されるのではないかしら。
通し狂言 神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)
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作者が平賀源内であるとか、
100年ぶりの上演であるとかに惹かれて行ってみました
私は学生時代に観始めたときからずっと、
国立劇場での歌舞伎ファンでした
理由は、通し狂言が多くて勉強になると思ったこともあるし
歌舞伎座より安いこと。学割もありますから
今でも学割で一番安い席は1100円ですからね
チケットも取りやすかった・・方法は忘れたけど。
当時、歌舞伎座では窓口に並ばないと取れなかったんです。
ちなみに通し狂言というのは、はほぼ全編を演じることです
歌舞伎座では、通しは少なくていわゆる良い場面だけの上演です
年を取るとその方がありがたいけど
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この話は新田義貞の子義興にまつわる物語で
前半は新田家の家老のものがたり
後半は強欲な渡守とその娘のものがたりです
地味だけど力のある俳優さんが揃っているので
大変見ごたえがありました。
でも、すごく疲れたのが本音
身替りで子供が殺されるし
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吉右衛門さんが前半の家老。
さすがの貫禄で充分いいんですが
膝を痛めておられるのかな?
叔父さんの二世松緑が、晩年は膝を伸ばしたまま演じておられるので
そういうことに今後は成るのかもと思いました。
芝雀さんが前半の家老の妻と、
後半の渡守の娘の二役でしたが、
どちらもきっちり。正当な歌舞伎を演じる人ですね。
特に後半の一目ぼれした男のために、命を落とすことになる純情な娘を
大変魅力的に力いっぱいに演じていました。
渡守頓兵衛を歌六さん
これが素晴らしかったです
極悪人の不気味な憎たらしさと野望のような狂った感じが良く出ていたと思います。
花道を、刀を振り回しながらの引っ込みには鬼気迫るものがありました。
このお話、良く出来てるし
特に後半は、今後も上演されるのではないかしら。
2ー3日間をあけて、今月の歌舞伎座と国立劇場の批評が、新聞に載っていました。
国立劇場は、やはり、吉右衛門中心にきっちりと仕上がっているというニュアンスでした。
今月はお休みしているのですが、それを読んで、ああ国立劇場にいけば良かったと後悔。
国立劇場のほうが安いのですね。たまにしか行かないので気がつきませんでした。
これからは、国立劇場をメインにしようかな(笑)
歌舞伎座の高いこと、実はちょっと許せませんね。
私は、芝雀が、どうもいまひとつで…。
ミーハーなので、玉三郎、七之助とか菊之助みたいな綺麗な女形さんが大好きです。でも、時蔵も観ていると、惚れ惚れとします。
芝雀には、そのどちらも感じなくて。
吉右衛門が可愛がっているのに、なぜかな~とずっと思っています。
来年早々、襲名ですよね。襲名して、何かかわるかなと期待します。
今回もちーたさんの解説、面白かったです。
自分も観に行ったような気がします。
今月は歌舞伎座はお休みにしました。団十郎五十年祭でしたが、観たい演目がなかったもので・・。
国立は一番高い席でも歌舞伎座の二等より安いです。会員料金もあるし。
多分国の支援があるんだと思いますね。
女形ではやっぱり玉様が最高かな
芝雀さんは若いときかなりひどかったんですよ(すみません)その分成長著しく、おまけにまだ伸びしろがある印象です。雀右衛門になって、もうひとつ階段上りそうで期待しています。
演じられる幅が広そうなのと古風な風貌が、貴重。
演技も古風というかきっちりですから、吉右衛門との相性がいいかも。
来月は今のところ歌舞伎座の昼。
1月は何を見ようかと迷ってます
ブログ好きな御曹司、顔よし声よし姿よしで、最近は一生懸命やっているのは、わかるのですが…???という感じなので、2ー3年、観ないでおこうと決めました。
私が切符を買わなくても、あちらの後援会はしっかりしているので、こまらないでしょうから(笑)
国立劇場、本当に安いですね。あぜくら会もよさそう。よくよく考えて、切符をとろうと思います。
それに玉さんは近くで観たい。
御曹司の意欲的なとこは評価してます
舞台は売れるのが早くて、いい席を取るのは難しいですね。ファンも熱心な人が多いような感じ。
国立劇場も行ったことないしね。。。
また上京したいなぁ..って、ときどきぼそっと言ってる私..
吉右衛門、膝を痛めているみたいなの?
心配だわ。。。
歌舞伎の役者さんって働き過ぎよね。超人的なスケジュール!
もう少し余裕を持たせてほしいって松竹に言いたいくらい...。
私は24日に長崎県の諫早まで菊之助を観に行きます。「魚屋宗五郎」よ♪
さて、酒乱気味の男宗五郎を菊之助がどう演じるかな? たのしみ
吉右衛門さん気になったのは、座るときに黒子がさりげなくすっと小さな椅子を差し入れてたんですよ。で他の演者さんは同じく椅子を使う人もいるし、使ってない人もいるし、という感じでした。
用心のためかもしれません。
幸四郎吉右衛門兄弟は重鎮でもあるし、座長ですからこき使われてる感がありますね。まあいないと寂しいけど。
中堅で中心になるべきだった人がかなり亡くなっているのが、本当に痛いですよね。
菊之助は順調に育っていて、美しいし演技力もあるし。
私は女形の菊之助がやはり好きなんですけど、将来の菊五郎としてなんでもやっていかないといけないのでしょうね。
世話物も何回か見ましたが、すごくいいです。
楽しみですね