初春花形歌舞伎 新橋演舞場

スマスマでのスマップの生告白？を
録画しておいて朝見ましたら
かなり暗い気分になり・・

特に中居君と慎吾君の表情が暗くて・・
気分変えようと、歌舞伎を観に行くことに

行くかどうか迷って切符を取ってなかった
新橋演舞場（海老蔵）に

ネットで見たチケット屋さんに
夜の部の安くなってるのがあったので行ってみましたら
狙ってたのは売れていた。でも昼の部が１枚ありました
（今月の昼の部と夜の部同じです）

１１時半からの上演で、その時点で１１時１５分くらい
まあいいや途中からでも
見たいのは最後の「七つ面」なので

即タクシーで向かったら
間に合いましたよ～ラッキー


初春花形歌舞伎　　花形とうたうのは、若手中心ということです


一、車引（一幕）
華やかだしお正月にぴったりで私大好き

獅童が可愛い。
所作が大らかで邪気がある。
腰かけている状態で、足の親指をぴんと立てている。
いつもそうなのか知らないのですが。
いかにも気が張ってる感じがしてよかった。

二、弁天娘女男白浪（二幕五場）
　　白浪五人男

海老蔵が弁天小僧菊之助を。二回目らしいけど。
しかし、娘姿が似合わない
花道を出て来るとこで、もう女装してる感が（笑）。
これが敢えて、なのかどうかが分かりません。
お正月だからサービスかな、と思う（面白がり）

それはさておき、話は当然面白いし
五人が花道や正面に並ぶ様式美、衣裳がかっこいい。
満足

（しかし、ここで五人＝SMAPを思い出す私・・）

三、、歌舞伎十八番の内　七つ面（一幕）

これこれ。これを見たかったのです。
見たことなかったので。
S５８に二世松緑が国立で演じてるんだって。
・・観たかった～何で観てないんだ！！

面打ちの男（海老蔵）が様々な面を付けて舞います。
翁や女、ひょっとこ、天狗（猿田彦）など
すごく良かったですよ。
女の面をつけると、ちゃんと女形の舞になっています。
ということは、弁天小僧は解釈の問題かな。
当たり前なんだけど、海老蔵さん踊りも上手です

舞踊劇で、面を付ける場面が多いから
海老蔵の顔と声の好きな方は物足りない？
私は大満足。


立ち回りもあって楽しく終わった。
と思ったらおまけがありました。

一旦しまった幕があいて、わらわらと庶民ややくざ？や役者が出て来る。
そこへ海老蔵が出てきて、「口上」となって
「にらみ」を見せてくれました。

これですね。江戸の庶民が団十郎・海老蔵に睨んでもらうと
一年息災でいられると喜んだという

つかれない演目ばかり。楽しかったです。
お正月に観るのにぴったりでした。