とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

国立劇場初春歌舞伎公演 しらぬい譚

2017年01月03日 | 古典芸能
さっそくお正月狂言を観に行きました。
通し狂言 しらぬい譚(ものがたり)
引き続き国立劇場開場50周年記念とのことです

このところ毎年
お正月は国立劇場で菊五郎劇団での歌舞伎を観に行っています

しかも今日は初日
入口に、着物のお嬢さん方が並んでいて、ちょっとびっくり
枡を配ってました。私のは時蔵さんのサイン入りだった
振る舞い酒ということなので、ちょっとだけいただきました。

菊五郎夫人の藤純子さんが入り口わきの関係者席あたりに。
お綺麗
寺島しのぶさんもいらっしゃいました。背も高くて綺麗

幕間に、菊之助の息子さんも見かけました。
可愛い紋付き袴着て、草履がぬげたようでした・・

歌舞伎好きになりたての頃に、
お正月公演は、二世松緑が座長の通し狂言だったので楽しみでした。
面白い演目で豪快で華やかな松緑が大好きでした

今回、当代松緑が妖怪を相手に立ち回りをして
花道を颯爽とかけて行って(六方といっていいのか?)
二世松緑の舞台を思い出して嬉しかったな

親の仇を蜘蛛の妖術をつかって討とうとする姫を菊之助が演じて大活躍
宙乗りもありました。綺麗な姫の姿で、結構動きもあり、
空中から蜘蛛の糸を何度か振り下ろして会場中の観客大喜び
私も数本手に入れ、お隣におすそ分け

菊五郎と菊之助、時蔵と梅枝・萬太郎、松緑と左近親子
亀三郎と亀寿兄弟・・と家族が多いのもお正月らしくて楽しい
萬次郎、亀蔵などの個性的な俳優が多くて厚みを感じます。

黒田家のお家騒動と天草四郎の乱が元になってるそうで
江戸時代は人気演目だったとか。
今回わかりやすく書き直しされたそうです。
人間関係とかは複雑ですが、とても面白かったです。
立ち回りが豪快だったリ、大屋根の上に大きな猫の妖怪がいたり
国立の歌舞伎ぽいなあと思いました。
やっぱり通し狂言でやるということの意義を感じます。

着物姿も多くて、お正月気分味わえて良かったです
ロビーで獅子舞も。

あ、舞台にピコ太郎が出てきて大爆笑だった・・誰だったのか?


まだ三が日。でも、なんか疲れたなあ


追記 *もしかしてと思った通り、亀蔵さんらしいです

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2 コメント

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TAMUさん (ちーた)
2017-01-14 21:20:54
良いお正月過ごされてらしたようで何よりです。
今夜はとんでもなく寒くなってきてます。明日は雪かも・・らしいです。

初日はちょっといいですよね。歌舞伎座の正月初日は行ったことないと思いますが、国立でもそれなりの華やかさがありました。

しのぶさん、ご自分の息子さんも連れてきてるんじゃないのかな。歌舞伎をやらせたいと希望されてると聞いてます。

で、実は見直したら昭和55年の「志らぬい譚」を観てることが判明。今回の菊之助と時蔵の役を梅幸、松緑のを菊五郎・・まあ今回大分書き換えているそうですけど。

今年もどうぞよろしくお願いします。
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今年も宜しく (TAMU)
2017-01-09 13:07:35
こちらではすっかりご挨拶が遅れましたけど
今年も宜しくお願いします。

歌舞伎の初日を観に行くお正月!
ロビーで獅子舞や振る舞い酒! なんて素敵!!!

寺島しのぶさん大好き♡
菊之助の息子さん、これからが楽しみね♪

「しらぬい譚」観たことないです。いつか観たいわぁ♪
菊五郎が元気だったようで、よかったぁ!!
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