原発事故が家族の日常を奪った。降り注いだ放射性物質の不安と恐怖に、
家族が揺れている。福島市・渡利地区。家のリビングに柵を設け、1歳半の娘がそ
の柵から出ないように子育てしている家族がいる。そこが家の中で最も線量が低いからだ。
親兄弟など、身を寄せて避難できる場所はない。仕事を辞めたら食べてはいけない。
自主避難者も多い中、避難したくても出来ない現実に揺れている。
子供達の未来を守るための選択と決断をカメラは見つめる。
http://www.youtube.com/watch?v=C28yWqdhTro