神奈川を瓦礫から守る会より転載
http://blog.livedoor.jp/kanagawamamoru/archives/4389917.html
Kさんのプラカード
瓦礫受け入れ反対ボード
PDF版 https://docs.google.com/file/d/0BxssiMkswNnQeXZvZjhnTG5SeVN6Q1g4b2xpYW15Zw/edit
東北出身の国会議員:斉藤やすのり氏のブログにはこのような事が書かれています。
引用 「瓦礫処理が進みません、皆さんで分かち合ってくれ」ということですが…、
そもそも、なぜ、瓦礫処理が進んでいないのか?あたかも広域処理が進んでいないから、
瓦礫が片付いていないんだというキャンペーンが行われていますが、
私は非国民扱いされるのを覚悟で、今回、この広域処理について厳しい意見を述べたいと思います。
がれきの量は阪神淡路大震災の時は2000万トン、東日本大震災2300万トン。
総量で言えば、そんなに変わりません。
ところが、1年たった瓦礫の処理率は東日本大震災が6.7% 阪神大震災は60%。
10倍のスピードです。東日本大震災は津波、原発事故、広域の災害という条件があるので、
単純にはくらべられませんが、それでも、なんなんだ、この遅さはと‥
陸前高田市の市長も著書の中で「市内にがれきのプラントを作れば、
自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、そのことを県に相談したら、
門前払いされた」と書いています。
阪神大震災の治験なども今回の東日本大震災では全然、生きていないように思えます。
私は瓦礫については焼却システムの増強、リサイクルの促進で
広域処理に回す瓦礫というのは相当、少なくなくできると思っています。
この瓦礫は被災地に雇用を生みますよ、がれきの分別だけでなく、
復興の資材として様々使えるわけです。
南相馬市の桜井市長は瓦礫を使って、防潮堤を作りたいと言っています。
宮城県の岩沼市も津波の破壊力を弱めるための
10mの丘を瓦礫で作る計画も立てていた。
ところが、これらも進んでいない。
焼却炉はここまで設置せず、復興資材として使うということもほとんど明確にせずに
多くの瓦礫を手つかずにしてきたんです。
それをいま、あたかも広域処理がされていないから、受け入れ自治体が少ないから
瓦礫の処理が遅れているというのは責任転嫁のような気がします。
見た目圧迫感のある、心の復興に足かせになっている「瓦礫」や街の復興障壁になっている「瓦礫」、こういうのはリアス式海岸の場所、気仙沼、南三陸の瓦礫でしょう。ただ、こちらも街のはずれ、山のほうに分別をする2次の仮置き場に瓦礫を移動すれば、圧迫感はなくなる。そして気仙沼に焼却施設ができれば、復興の足かせにはならない。逆に雇用が生まれる、埋戻し材も確保できると思います。
税金が瓦礫の運搬に大量に投入されて、瓦礫は拡散する。 一方で被災地では新しい建材をさらに税金で購入しなければいけない。 私はみんなの力で瓦礫処理というのは2の次でいいと思います。 地元できちんと処理できるようにする環境を整えることのほうが絶対にプライオリティが高くなければいけないと思います。 」
◆全文は斉藤氏のブログにてご確認ください。 http://saito-san.sblo.jp/article/54471531.html