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福島の3市町村 家の中の線量 外と変わらず

2013-08-19 09:25:32 | 東京新聞

福島の3市町村 家の中の線量 外と変わらず
2013年8月19日 07時12分 東京


 東京電力福島第一原発事故で避難している住民が帰還する際に前提となる放射線量が、除染後も国の想定ほど下がらないケースが多いことが、本紙が福島県内で実施した実測調査で分かった。国は家屋が外の放射線を六割遮ることを前提にしているが、家の中でもほとんど減らないためだ。


 国は、住民の一日の生活パターンを屋外に八時間、屋内に十六時間と想定。家の中は壁などが放射線を遮ることで、屋外の四割しか線量がないことを前提にしている。
 原子力規制委員会によると、屋内の線量が屋外の四割にとどまるとの考え方は、国際原子力機関(IAEA)が目安として示した値をそのまま引用したものだという。


 しかし本紙が今月上旬、田村市や川内村、楢葉(ならは)町で、住宅の除染が終わって一時帰宅していた住民の協力を得て実測した結果、庭先や玄関先の線量と、居間や寝室などの線量はほとんど変わらないケースが大半だった。


 窓越しに水田や裏山がある部屋では、玄関先より線量が高いケースも散見された。
 特に農家では、玄関や縁側を開けっ放しにして生活しているケースが多い。屋外からの放射線なのか、屋内に再び入り込んだ放射性物質からの放射線なのかは明確ではないが、少なくとも国が想定するような状況とはかなり異なっていた。


 川内村の農家宅で、昨年四月に帰宅してから十六カ月間、屋内に置きっぱなしになっていた積算線量計は二・四七ミリシーベルト(一年間に単純換算すると一・八五ミリシーベルト)と、一般人の上限値の年一ミリシーベルトの二倍近い値を示していた。
 国は上限値の一ミリシーベルトを下回るには、除染などにより放射線量を毎時〇・二三マイクロシーベルト(一マイクロシーベルトは一ミリシーベルトの千分の一)に下げることが必要としており、これを帰還の目安としている。


 福島の放射線量をモニタリングしている規制委事務局に、こうした事実を伝えたが、屋内の線量は屋外の四割だとする日本原子力研究開発機構の報告書を基に「線量の測り方によっても結果は違ってくる」と説明。住民の年間被ばく量を一ミリシーベルトに抑えるための考え方を見直すつもりはないと答えた。
(東京新聞)


福島のツバメは・・・子どもに話したらいいのか・・佐藤幸子さん

2013-08-19 09:12:00 | 動画

福島から佐藤幸子さんが発言!
佐藤さん「飯館のツバメはもう卵が産めなくなった。現在同じ場所に帰るはずのツバメが飯館に帰っていないことが報告された。」

「つばめが帰ってきていないこの状況を政府は報告しない。原発事故のことを娘に話すと本当に悲しそうな顔をする。現在ツバメの話を娘にするか悩んでいる。それでも福島に戻りたいか考えられる教育をしたい。なぜ日本は命を大切にする教育をしないのか」

「福島の現実は、チェルノブイリよりひどい。福島に残らざるをえない人がいる。福島県は、真実を伝えてほしい。命が一番大切。命を犠牲にして、なんで経済の発展なのか。皆さんのおかげで、ふくしま共同診療所ができました。診療所をつぶすわけにはいかない。避難できない子どもたちをみていかないといけない。福島の現実を自分の事と思って下さい。これ以上、同じ過ちを繰り返してほしくない。過去は変えられないが、未来は変えられる!」

「福島診療所が再開しました。ボランティアで来て下さっている先生もいる。私はこの先生たちを信じている。福島のお医者さんが『放射能は遺伝しません。安心して福島で出産してください』という広告を出した。本当にびっくりした、こういうことがまかり通る」

「そういう本当じゃないことを言っても罪にはならない。山本太郎さんの選挙活動のとき、信実を言うと命が狙われるから気をつけようと話した。過去は変えられるけど、未来は変えられる。自分は変えられる。世界中の人がかわらなくてわ。これ以上、物はいらない」

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=UqF3JRWsFqY#at=292

8.15集会の全体の動画は

http://www.ustream.tv/recorded/37323189


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小出裕章 (京大) 非公式まとめ