ちびぷ~さんのひとり言。。

いつまで続くかなぁ~...

文学散歩道。

2011-08-23 22:37:13 | 毎日毎日。。。
前回の記事の写真を変更しました。
せっかくだから少し大きめに載せました。
大きくてもきれいな写真ではありませんが(^^;)







大島ならではの魚でお寿司を食べよう。と
連れて行ってもらったのは波浮港。



なかなか小さな漁港って見ることがないので
ものすごくめずらしい。
この時間(夕方6時ごろ)は満潮だったみたいで
陸と海の境がほとんどない。

これで高潮だったら海水が浸水しちゃうんじゃないの?と思ったら
ちゃんと高い土台の上に家が建ててありました(当たり前か)


腹ごしらえの前に
軽く文学で散歩してみましょう。



磯の鵜の鳥や 日暮れにやかへる

    波浮の港にや 夕焼け 小焼け

明日の日和は
    
   ヤレホンニサ なぎるやら

         野口雨情



波浮港は明治から昭和初期にかけて
与謝野鉄幹、与謝野昌子、大町桂月、林芙美子、幸田露伴、土田耕平など、
さまざまな文人墨客が保養や観光、あるいは作品を執筆するために訪れ、
逗留していたそうです。


この歌の歌碑がありましたが

案内人が言うことにゃ
波浮の港に日は沈まないそうです。

西側に向いていないそうです。
なのでこの歌は机に向かって想像して書いたんだろう。とのことでした。


波浮港から少し歩くと



みなとや旅館があります。

ここは
川端康成の小説「伊豆の踊り子」の
舞台となった場所でもあり
そのモデルとなった旅芸人一座は
大島で生活している間は港屋旅館で演芸を見せたり
していたそうです。

現在は
自由に中を見学出来るようになっており
踊り子や宿泊客の人形が当時を再現してあるそうです。

残念ながら
時間外で中を見ることができませんでした。



趣きのある街並み




波浮港が賑わっていた頃は
二階の窓から招く女の人が多かったそうです。

ほらっ
今にも窓が開いて
窓辺に腰掛けて
赤い装いの女の人が出てきそう。

そうして招かれるように
一行はお寿司屋さんに入っていきました。


いよいよ
美味しい物のご紹介です。



特に人を避けているわけではありません。
ほとんどいないのです。
たまに案内人の知り合いの人がいたりしますが
その人たちを簡単に避けて
写真が撮れるのです。
コメント
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