ジュンジ・イナガワ氏をご存知だろうか。
わたしが子供の頃は、夏になるとお昼のワイドショーなどで怖い話のコーナーがあって、彼は引っ張りだこだった。
その後社会人になって夏休みのお昼の番組は見られなくなったけど、
コンビニで毎年のように彼が監修した怖いマンガを買って読んでいた。
最近はテレビも見ないしコンビニにも行かないので、彼の活躍を目にする機会は少ない。
今もそれらを継続してるのかも知らない。
彼のする話は地味で、正直物語としては大して面白くはない。
あとになって思い出してみたり、こんな怖い話を聞いたと誰かに話してみても、別に怖くない。むしろつまらない。
それなのに、彼が語ると何とも言えず怖い。彼の語り口が怖い。顔も怖い。声も怖い。とにかく怖い。
以前彼のラジオを聴いてみたことがあるが、ラジオはそんなに怖くなかった。
まんがも、怖い話が好きだから読むけど、テレビで見るように怖くはない。
つまり彼は彼のビジュアルと声と語り口をフル活用して、怖くない話を怖くする天才なのだ。そのどれが欠けてもいけない。
話が長くなったしやや逸れたが、彼が今年の秋、うちのわりと近所で怖い話を演るらしい。
観たい。だがひとりだとただ怖いだけだから、観たあとに一緒に笑ってビールを飲んでくれる人を募集したい。
おお、観たい、観たいぞ。でも日曜日だ〜!
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