いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

高齢者の飼養放棄あるいは断念または継続不可能

2012年09月11日 | 

最近、、、というか、以前から

ここ田舎茨城でおととしまで行われていた定点回収の現場では

しょっちゅう耳にした犬の放棄理由のひとつだったが

世の中小型犬ブームとなってからはさらに多くなってる気がするね

 

飼い主が先に死んじゃった とか

痴呆になって施設に入っちゃった とか

体が衰えて歩くのもやっと、犬の世話どころじゃない とか

高齢者の飼養放棄  理由は耳タコ 

飼い始める前によく考えよう…って行政はチラシ配りに一生懸命?だけど

おばちゃんたちは「我慢してくれよ、さびしくてもさ!」って言いたいよ

(まぁ、何だかお年寄りにもネコあげちゃうびっくり団体もいるみたいだけどね)

 

田舎者茨城動物行政、公的な保護シェルター持ってないのに

引き取り窓口も動物指導センター1本(電話番号も1本、つながりにくいんだよね)

AERAでボコボコに叩かれたからって、定点回収を影も形もなくしちゃうなんて

しかもその後無策なんてありえない事態

引き取りにくくしたんだから引取り頭数減ってはいるさ

だけどね・・・

取材に協力したボラSさんなんて、いちばんどうしたらいいかわかっていそうなものだけど

肝心なことちゃんと伝えないから ああいう記事になっちゃう

ALIVE茨城さんが訴えたように、茨城県は記事に逆ギレするんじゃなくて

ただ引き取るだけで不良飼い主に啓発も行わなかったことを深く反省し

形を変えて中身も変えて地域の特性に合わせた新しい策に打って出るべきだった

逆ギレじゃなくて頭キレてれば あの時はチャンスに変えられたハズ  逃したか

 

まぁ、茨城県の対応の悪さや市町村役場の意識の低さはまたどこかで愚痴るとして

上の写真のわんこ3頭

何の対策ももたない役所に相談なんかしたってボランティアに丸投げだょ

登録してなくたって狂犬病予防法違反です、なんて言いもしない

気のいいおばちゃんたちに、引き取らないなら処分に送るからと

精神的圧をかけてくるのは毎度のことだ

 

1番上のココちゃんの飼い主さんは残念ながら亡くなってしまったけど

住宅事情で引き取れなかった娘さんも決して預けっぱなしじゃない

おばちゃんたちを気遣ってくれて

預かり宅に引き取った今も連絡を取り合ってる

昨日もココちゃんへたくさんのフードが届いた

預かりさんは大好きな飼い主さんを失ったココちゃんの寂しさを想い

毎日大切にお世話をしている

この1つの命をつなぐ一連の作業の中で行政のかかわりは最初の電話だけ

コレ、税金とってる側として 住民サービスという言い方すれば

「あそこはサービス悪いのよねー」なのか、それとも

「ボラに話投げてくるだけマシよー」なのか、、

2番目の子、3番目の子 順次紹介していきますね。。。