いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

ピッピ

2012年09月30日 | 里親募集中

はじける笑顔がまぶしい「ピッピ」 6~7才の男の子

飼い主の独居老人が入院、もう帰ってこない

8月に役所の福祉課と犬猫担当環境政策課から

「犬が残されている」と おばちゃんたちへ相談が・・

なんと飼い主のおじいさんが倒れたのはもっと前で

以降、ご近所の方がずっと給餌に通って命をつないでくださってた

 

ある日突然大好きなお父さんが居なくなる

どんなにか心細い日々だったろうね

ワンコたちは どう心の片付けをしていくのか

 

ダレもいないお家でひとり、ずっとお父さんの帰りを待ってたぴっぴ

澄んだお目目が遠くを見つめ 大きなお耳がお父さんの声をさがしてる

 

おじいさんには娘さんがふたりいて 同市内に住んでるらしいけど

おばちゃんHがピッピを健康チェックで病院へ連れ出す為に

その娘さんに許可をとって、と頼んだけど

役所の対応遅くて遅くて 「好きにしてかまわない」って返事もらうのに

どんだけの猛暑日が過ぎていったか、、、

役所は引き取り手がなきゃ処分しかないでしょ、と簡単に言うけれど

そんなこたぁ100も承知  ・・・でもさ、でもな、あのねー

 

倒れて痴呆になってしまった飼い主のおじいさんは 

ピッピのことを本当に忘れちゃっただろうか

CTには心まで写らないよ

ぴっぴに会いもしないでこの子のために何にもしないで

電話1本でセンター送るのやめてくれないかな

ずいぶん高い時給でかんたんな仕事してくれるじゃない?

 

悶々としながら預かり先探しに動き回るおばちゃんH

やれることやろう

リードとハーネスもって駆けつけお散歩に連れ出してたおばちゃんT

預かりをお願いできる場所へ移動の日

心配しながらずっと見守ってくれていた ご近所の方々がお見送りに

 

必ず幸せになることを約束したピッピ

車酔いもせず 道中とっても静かで 乗せているのを忘れちゃうほど

いっしょに暮らしたら 旅行にも行けるってことだね

 

健康チェック済み→とくに問題なし

フィラリア(-)、ワクチン接種今年度分終了

近日去勢手術予定

ちょっと小ぶりなミニピン「ピッピ」 新しい家族探しはじめます