いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

猫ばあちゃん

2013年01月07日 | TNR

多頭ねこ現場と化し相談を受け

不妊手術で関わった住民宅を

時々おみやげ(フードや古毛布)もってまわります

 「いらっしゃいだニャ」

ここは3年前  25頭くらいに増えてました

 

庭先に顔を見せた可愛いにゃんこに

「お腹すいてるの?何か食べる?」と

(この気持ちは温かいし すごーく良くわかるんだけど)

そのうちに2匹3匹とやってくる数が増え

カップル猫が結婚して子猫が産まれ…

 

「最初の何匹かは手術したけど…」

みんな、そういうよね、「けど、間に合わなくなった」

そして気づけば苦情の嵐(~_~;)

 

近所中に猫よけのトゲトゲやペットボトルが置かれ…

見るからに猫達にとって危険な環境になってしまってる

 

協力要請を受け出動したはよいけれど

初回はため息とともに棒立ちすることも(*_*)

相談相手は「自分で何とかしなさいよ」と言いづらい

おばあちゃんだったりすることが少なくないよ

(ときどき煮豆や漬物をいただいたりして…f^_^;んん?)

 「昼寝のジャマだニャ」

 ここは、全頭の手術終了後

数匹の仲良し組を室内飼養に切り替えてもらい

近所へ出かける子の数を減らし

近隣への迷惑を可能なかぎり削減する努力をしてもらったよ

もちろん、猫たちのためにね

 

 「久しぶりだニャ」

 ここの手術は11年前、当時は7頭くらいいた

新たな猫が加わることもなく

今はもう この子を含む2頭が残っているだけになったよ

 

ここも張本人は一人暮らしのおばあちゃん 

苦情だけじゃなくて嫌がらせも受けていたから

猫にも危険が及びそうで緊急だった

ペット不可の借家だったけど

壁にギコギコ穴開けて Σ(゜д゜lll)猫専用出入口造っちゃった

 

 

こういう猫おばあちゃん、他にもいると思うんだ

本人じゃなくてもいい  誰か早めに気付いて手をうって欲しい

寒くてツラい季節 充分なゴハンももらえてるかわからない

そんな過酷な状況下で文字通り身を削って子育てする猫を

増やさないために

不妊手術で頭数を抑えるところからしか始まらない

ってことを もっとみんなに理解してもらわなきゃね…