真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

馬の惑星 星野 博美 2024/04

2024-10-03 | 読書-エッセイ/小説etc

馬の惑星/星野 博美 | 集英社 ― SHUEISHA ―

君は、馬だ。どこまでも走っていく馬だ──。謎の老人が告げた一言から、その旅は始まった。モンゴル、アンダルシア、モロッコ、トルコ。土着の馬にまたがり大地を行くと、テ...

集英社 ― SHUEISHA ―

 


第1章 極東馬綺譚(火の馬;君は馬;馬と車;そこに馬はいるか)
第2章 名馬の里、アンダルシア(レコンキスタ終焉の地、グラナダ;コルドバのすごみ;アンダルシアンに乗る;馬祭りの街、へレスへ)
第3章 ジブラルタル海峡を越えて(二つの大陸;青の町、シャウエン;砂漠の出会い)
第4章 テロの吹き荒れたトルコ(文明の十字路;雪の舞う辺境へ;トルコのへそ、カッパドキア)
第5章 遊牧民のオリンピック(未知の馬事文化;いざ、イズニクへ;馬上ラグビー、コクボル;コクボルの摩訶不思議な世界)

馬の惑星

君は、馬だ。どこまでも走っていく馬だ―。謎の老人が告げた一言から、馬にまたがり世界をめぐる、さすらい紀行が始まった。そこに馬はいるか?テロ、感染症、戦争…不確実な...

紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

 


『馬の惑星』星野博美著|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる←いつまで残るか?

「一歩間違えば落ちて死んでしまう細い道を歩いて…」モンゴル、トルコ、モロッコをめぐる「馬に魅せられた」作家のさすらい紀行 | 文春オンライン

漁師だった先祖のルーツやキリスト教弾圧と殉教者の歴史など、時間と場所を越え、独自の視点でテーマを追ってきた星野博美さん。今回のテーマとなった「馬」との出会いは20...

文春オンライン

 


『アラビアのロレンス』(1962年)がラクダ映画の金字塔(p162)との指摘が愉快。
まあ、そうなんでしょう。
猫の香箱座りのような体勢で四つん這いになっているラクダにまたがるところからの解説も愉快で的確(p176)。
~その昔、カイロでラクダのこぶから滑り落ちたチャーチルの話を思い出すなど。
チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力 ボリス・ジョンソン/石塚小林訳 2016/04 - 真似屋南面堂はね~述而不作

フェズ(モロッコ)で雇った26歳のベルベル人の運転手(当地にはまともな仕事がないので外国人と結婚してヨーロッパに行きたいと希望していると打ち明ける)から、髪の毛やスカーフに手を伸ばしてこられてしまい、「下手すると、君の母親より年上なのだぞ」と安心していたのに!と怒りがこみ上げ、目的地到着後も激しく動揺する場面が印象的。

2年ごとに開催される「遊牧民オリンピック」(星野女史が勝手にそう呼ぶ)ことWorld Nomad Games - Wikipedia2022(トルコのIznik)を観戦する。
どっちが勝ったんだかもよくわからない競技もという、ゆるい運営!
素朴な日本語解説→国際遊牧民競技大会 - Wikipedia

World Nomad Games 2024

World Nomad Games

Meet the stars of the Nomad Games

 


2022年の同大会で星野女史御一行を案内した商船マンとは:
世界で活躍する商船三井「トルコ編」~「引っ込み思案」という言葉が辞書にない国の企業との理想的パートナーシップ~
そっか。星野女史は、ICU卒業後、8カ月だけ船会社に勤めたのだった~その際机を並べていたのが同期入社の「片田君」である由。
LNG発電船でアフリカの電力需要に応える | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ

星野博美 - Wikipedia
「大学卒業後、会社勤務を経て写真家・橋口譲二のアシスタントとなる。」~8か月なのでね、「会社勤務を経て」で十分と。

星野博美『馬の惑星』刊行に寄せて 馬が誘う時空旅行 | レビュー | Book Bang -ブックバン-
2023年、モンゴルで小川を渡りそこねて落馬落馬骨折。
それもネタになる。

骨折 ノンフィクション作家・星野博美 - 日本経済新聞

私はいまこの原稿を、左手で入力している。右腕を2か所骨折し、三角巾で腕を吊(つ)る生活を始めて、はや2週間になる。モンゴルで落馬し、右肩を強打したのだ。私は馬が好...

日本経済新聞

 


Ford every stream
Climb every mountain(すべての山に登れ)の歌詞(和訳あり)で英語の勉強【サウンド・オブ・ミュージック】

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恐竜大陸 中国 安田 峰俊【... | トップ | 平成風雲録 政治学者の時間旅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書-エッセイ/小説etc」カテゴリの最新記事