第1章 国民みんなに知ってほしい海保の実態(日本のEEZは日本が勝手に主張しているだけ?;海上保安庁の予算、定員は十分か? ほか)
第2章 海保を軍事機関にするべきか(法執行機関が領海警備を行うメリット;法執行機関の「緩衝機能」とは? ほか)
第3章 海保と自衛隊の連携・協力(なぜ今まで統制要領はつくられなかったのか?;有事の際に海上保安庁は防衛大臣の指揮下で武力を行使する? ほか)
第4章 海上保安分野で世界リードする海保(「自由で開かれたインド太平洋」を具現化してきた海保;国家間の緊張・対立を越えたコーストガードの連携・協力 ほか)
第5章 海保は“絶対”に負けられない(海上保安庁の“敗北”は紛争につながる;ほぼ毎日、接続水域内にいる海警船 ほか)
長年の広報下手というか、認識の低さを取り戻そうと、元トップ個人名義であるものの、実質保安庁ぐるみでとりかかってみました、的な?
海上保安庁長官 - Wikipedia
現場出身(海保大卒で海上保安庁入庁)者4人目の長官ってことね。
この期に及んで、「海上保安庁という組織の実態は、あまり世間に知られていない」だの、国会質疑やネット上の議論などで「誤解されている」事項に関して丹念に反論を試み、それはそれで説得力があるとはいえるものの、そもそも、そんな低レベルの誤解が流布してきたのを何もできず傍観してきた組織がどうなんでしょうという。
海保の英語名を設立以来の訳の分からない"Maritime Safety Agency"からJapan Coast Guard - Wikipediaに改めたのが2000年だという。←1990年代に見学会に行ったことがあり、「Japan Maritime Safety Agency」の絵はがきを貰ってきたので、何度も言及しちゃう件w
遅くともその時点から広報活動を抜本的に改革する必要があったのでは?
退任した現場出身トップ名義で出版社ライターに「構成」してもらうためにせっせと資料を提供して仕事した気になってないかね?
「ドラマにとり上げられて注目度向上。志望者増にも、ウシシ」くらいの感覚で来てしまったとまではいわないが、BS放送の討論番組などにも論客を送り込むなどできないのかな。