『孕むことば』
鴻巣友季子【著】
マガジンハウス (2008/05/22 出版)
『孕むことば』 - 書評王の島
コドモがことばを獲得してゆく過程、というテーマの怪作が思い出される。
『エドウィン・マルハウス-あるアメリカ作家の生と死(1943-1954)ジェフリー・カートライト著』
それにしても、保育園での出来事を詳細にママに報告するのだな、著者のご長女は。
うちの次男も保育園にお世話になったが、保育園でのことを一切語らなかったからな。
「相当辛い思いをしているのだろうか」と推測していたのだが、実際どうだったのだろ。
ちなみに、南面堂が毎朝送る担当。月曜日は2階まで上っていき、お昼寝用シーツをお布団にかぶせる必要があったっけ・・・。
アンパンマンの話が出たついでに。
「なぜアンパンマンは安心して見ていられるか(幼児に見せられるか)」
ウルトラマンとの違いは?
キーは、「悪者再利用」。
ウルトラマンの場合、悪者をそのつど殲滅してしまうわけだが、アンパンマンの場合は、「覚えてろー」、「バイバイキーン」と飛んでいったばいきんまんが、次回も、その次回も復活再登場、再々登場する。
この点、昔テレビでやっていたディック・トレイシーに通じるところがある!というのが以前からの自説なの。
ディック・トレイシーでも、悪者を逮捕してめでたしめでたしなのだが、次回再登場、入れ替わり立ち代りお馴染みの悪者が何事もなかったかのように復活する。まるでばいきんマンのように。
ディック・トレイシー(ディック・トレーシー)(Dick Tracy)
日本でも1962年に”まんが探偵局”のサブタイトルつきで放映されています。放映当時は若山弦蔵氏が声を担当していました・・・
ブル巡査部長(なぜかブルドッグ。人間の警官隊を率いる)と、ゴーゴーゴメス警部(メキシカン。サボテンをギターのように持っている?んだっけ)と、ヤマダ警部(メガネのちびでひどい出っ歯。悪者をメトロノームのように振り回してタイホする)は覚えていたが、ボヤキ警部というキャラは、全く記憶から欠落。
閑話休題。
本書は、乳児を抱えてふうふう言っている若いお母さんにプレゼントしても良いかな。
「すぐに大きくなるからさ。しゃべるようになったら、それはそれは面白いよ。」
「胎内記憶ワンチャンス伝説」興味深い。
ふた昔前にもそんな風説あったのかな。
最近の流行りかな・・・。
「風にのってきたメアリー・ポピンズ」の中の「ジョンとバーバラの物語」なんかも思い出したりして。
ただ、鴻巣女史のご息女のように珠玉のお言葉を連発するコばかりではないと思われるので、却って心配しちゃったり?
鴻巣友季子【著】
マガジンハウス (2008/05/22 出版)
『孕むことば』 - 書評王の島
コドモがことばを獲得してゆく過程、というテーマの怪作が思い出される。
『エドウィン・マルハウス-あるアメリカ作家の生と死(1943-1954)ジェフリー・カートライト著』
それにしても、保育園での出来事を詳細にママに報告するのだな、著者のご長女は。
うちの次男も保育園にお世話になったが、保育園でのことを一切語らなかったからな。
「相当辛い思いをしているのだろうか」と推測していたのだが、実際どうだったのだろ。
ちなみに、南面堂が毎朝送る担当。月曜日は2階まで上っていき、お昼寝用シーツをお布団にかぶせる必要があったっけ・・・。
アンパンマンの話が出たついでに。
「なぜアンパンマンは安心して見ていられるか(幼児に見せられるか)」
ウルトラマンとの違いは?
キーは、「悪者再利用」。
ウルトラマンの場合、悪者をそのつど殲滅してしまうわけだが、アンパンマンの場合は、「覚えてろー」、「バイバイキーン」と飛んでいったばいきんまんが、次回も、その次回も復活再登場、再々登場する。
この点、昔テレビでやっていたディック・トレイシーに通じるところがある!というのが以前からの自説なの。
ディック・トレイシーでも、悪者を逮捕してめでたしめでたしなのだが、次回再登場、入れ替わり立ち代りお馴染みの悪者が何事もなかったかのように復活する。まるでばいきんマンのように。
ディック・トレイシー(ディック・トレーシー)(Dick Tracy)
日本でも1962年に”まんが探偵局”のサブタイトルつきで放映されています。放映当時は若山弦蔵氏が声を担当していました・・・
ブル巡査部長(なぜかブルドッグ。人間の警官隊を率いる)と、ゴーゴーゴメス警部(メキシカン。サボテンをギターのように持っている?んだっけ)と、ヤマダ警部(メガネのちびでひどい出っ歯。悪者をメトロノームのように振り回してタイホする)は覚えていたが、ボヤキ警部というキャラは、全く記憶から欠落。
閑話休題。
本書は、乳児を抱えてふうふう言っている若いお母さんにプレゼントしても良いかな。
「すぐに大きくなるからさ。しゃべるようになったら、それはそれは面白いよ。」
「胎内記憶ワンチャンス伝説」興味深い。
ふた昔前にもそんな風説あったのかな。
最近の流行りかな・・・。
「風にのってきたメアリー・ポピンズ」の中の「ジョンとバーバラの物語」なんかも思い出したりして。
ただ、鴻巣女史のご息女のように珠玉のお言葉を連発するコばかりではないと思われるので、却って心配しちゃったり?