真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

アーロン収容所 / 中公文庫

2010-11-07 | 読書-エッセイ/小説etc
ア-ロン収容所
会田雄次
中央公論新社 (1992/08 出版)

推薦図書リストの類に出ていたことは覚えている。
当時は中公新書版ね。

なにせ五十音順だと先頭に来るしな。
アート引っ越しセンター、アーウィン探偵社(笑)。

リスト、何処で出会ったものか、覚えていないのだが。
やはり高校かな。

若いうちに読んでおくべき古典だわな。
タイトルだけでなくて一言コメントがあればよかったかも。

イギリス人の狡猾さと陰険さが余すところなく描かれている。
ま、そうでなくては多くの植民地を巧みに経営することはできなかったのだろうな。

毎日がレビュー by Tobaさん
食事に使われるビルマの下等米があまりにひどいので抗議したところ、「日本軍に支給している米は、当ビルマにおいて、家畜飼料として使用し、なんら害なきものである」という正式な回答がイギリス軍からあったそうです

知的漫遊紀行
会田氏は、英軍や英国というものに対する燃えるような激しい反感と憎悪を抱いて帰ってきたという

なるほどね。戦時捕虜(POW)と、日本が降伏したので武装解除に応じたsurrendered military personnelまたはdisarmed personnelの区別をはっきりさせるのは、使役等の都合上からも意味あり、と。

Japanese Surrendered Personnel

後年、雑誌社の企画で?再訪を果たした際の記録(当初:回想アーロン収容所/角川文庫、のちに:アーロン収容所再訪/中公文庫)もあり。
中公文庫版で読む。
アーロン収容所再訪 (中公文庫)

皆さん、ビルマではひどい目にあったのだが、ビルマ人は懐かしい、と。
さて、現在のミャンマー情勢だが・・・。

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