真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『潜入!アフガン戦地のER』 圧倒的迫力に茫然

2011-06-03 | 日記
潜入!アフガン戦地のER
原題:Inside: Afghan ER


2008年の撮影で、2009年の作品、かな。

Inside Afghan ER TV Show - National Geographic Channel

こんなとこ。
"FOB" Salerno

FOB Salerno living

同じHumveeに一緒に乗っていてすぐ隣にいた兵士が仕掛け爆弾で四散、自分は九死に一生を得たという兵士が、「臭いの記憶は残りそう・・・」と語るなども。

都市(シカゴ)のERを描いたTVドラマも良かったけど、作り込んだドラマと違うホンモノの迫力の前には、ねえ。
切断した膝下をぶらんと下げてポリ袋に突っ込んだり、ヘリコプター機内で、気管挿管しても呼吸が確保できない重症兵士を気管切開して、それでも駄目で心停止に至り…という状況で血まみれの泡などもはっきり映る、等々。

NHKのドクターヘリの鼎談も良かったけど。
ヘリパイロット氏

松本先生はNHK御用なのね。
比べるべきことではないかも知れませんが、緊張感はドラマERの数十倍、数百倍です

上記はたいへん興味深いご指摘。
ドラマERの数十倍、数百倍が本物のドクターヘリ(平和な国で事故・災害・急病患者等の救急救命に尽力)、だとすると、戦場の急患移送ヘリは、そのまた何倍だろうか。

人気ドラマ『ER 緊急救命室』終了パーティー、出演者ら出席
2009年03月31日


脳外科医がいないけど、頭蓋内出血が続いているので出口を作ってやらないと…というわけでテキストを見ながらドリルでコリコリと頭骨を…という場面や、
反政府勢力側の兵士も全く同じように救命処置をするのです…といって搬送されてきた反対勢力の戦闘員を開胸して直接心臓マッサージする場面なども。

だーから、「お食事中の方はちょっと…」といったでしょ。

大量出血のため輸血用の保存血液が足りなくなったので、基地内の兵士らに献血が呼びかけられました…という場面があったけど、患者がゲリラ側の戦闘員でも同様にするのかなあ?
とか、
薬石効なく死亡したゲリラ兵士の遺体をどうやって引き渡すんだろうか(引き渡さない?)、
などなど、気になるマーク全開。

医療用語の使い方に正しくないケースがあったら御免。
ANAに免じてご潰瘍、じゃないご海容賜りたく。

ANA=Afghan National Army

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