真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

パラパラまんがも嬉しい『小惑星探査機はやぶさ―「玉手箱」は開かれた』 (川口淳一郎さん 2010年)

2011-06-02 | 読書-自然科学
中公新書
カラー版
小惑星探査機はやぶさ―「玉手箱」は開かれた

川口 淳一郎【著】
中央公論新社 (2010/12/20 出版)

この本と相前後して出たのね。
はやぶさ、そうまでして君は―生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話

奇数ページ左下に軌道の図解がカラーで描かれていて、パラパラとページをめくると…という小技サービスも嬉しい。
プロジェクトマネージャーの人選というのも、重要なのだなあと、しみじみ感じる。

NASAへの対抗心など、とても負けず嫌いの人なのだとわかる。
「アイデアを話したら、先を越された」なども。

それと、記者会見でのコメントなど、たとえ話などにけっこう凝る方かも。
「あのときは、このように説明した」など、ちょっとどや顔だったりする?しない?

劇映画も複数制作されるとのニュースも伝えられる昨今。
引退した人ならともかく、現役の技術者が、「自分に似たたたずまいの俳優が自分を演じる」のを見るというのは、どんな心持ちなんだろか。

6月 「高い塔から水平線を見渡せ」
【出演】 川口淳一郎(「はやぶさ」プロジェクトマネージャー)

火星探査機「のぞみ」の火星周回軌道への投入断念について
スウィングバイつながりで。
ケンタウロスが公衆浴場でひと風呂浴びてくる話

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