真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

謹賀新年:「朝の来ない夜はない」は常に正しいか?

2009-01-01 | 日記
100年に一度のツナミだか何だか知らんが、あれよあれよという間に大変なことになっていて、いったい先行きに明かりは見えるのだろうか?
自動車などが主導する20世紀型の経済が、ここにきて強制終了になっちまったか!というのは極端かもしれないが。
というと、「なーに、『朝の来ない夜はない』というじゃありませんか、元気出そうじゃありませんか」などという話になる、かな?

それ自体に異論はない。その前に、出所調べ(&活用例):

yoshikawa/草思堂から: 朝の来ない夜はない
この『朝の来ない夜はない』という言葉は、吉川英治の座右銘とされるものの一つです。(2005/10/4)
「朝の来ない夜はない」という言葉は、吉川英治自身の人生観であるとともに、読者に生きる希望を与えることこそが文学の使命であるとする文学観も象徴する言葉なのだろうと思います。(2005/10/5)
…のだそうで、勉強になりました。
吉川英治さん、全く読んだことないや。初心者向けは何でしょう?こんど関係者に聞いてみようかな(誰?)。

政治学者の方のブログ: sessai/雪斎先生
英語では:alc/日常表現集

ということでした。なに、検索結果の上位3つを並び替えただけなのだが。
(ブログのタイトルにされている方もおられるようなくらいで)

で、そういわれると、屁理屈小僧50年の虫が…
Jacques Hamanoさんにお聞きしました(あまのジャックな方です)。
地球の歴史を考えてみましょう。朝は確かに来たんですが、日光が得られない状態が長期間にわたり持続したということがあったと考えられています。つまり、「朝は24時間ごとにたしかに来た。だが、空は真っ暗でお日様はささない。実質的に朝が来ないようなもの」といえるでしょうか。

約6,500万年前、白亜紀が急に終わった時、そういうことがあったというのが通説になりましたね。
南面堂さんたちがコドモだった頃は、恐竜はどうして絶滅したんだろ?と、あーでもないこーでもないと言われていましたが、アルバレス親子らの大胆な仮説が証明されてきましたよね。
大気上層に塵が長期間滞留して地表に日光が届かないことになり、植物が光合成を行えなくなったと考えられています。海中の植物プランクトンしかり。これで食物連鎖は底辺から崩壊です。
どのくらいの期間、この状態が続いたのでしょう。とにかく恐竜をはじめとする多くの生物種が絶滅したことが知られています。
塵が鎮まってから、なんとか生き残った哺乳類などが台頭したことはご案内のとおりです。

恐竜がビッグ3で、アメリカがなにで…と、たとえ話の世界で遊ぶことは止めておきますが、何だか示唆的?
wiki/K-T境界
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