昨日は本屋さんへ本を受け取りに行ってきました。
12月の半ばから続くロックダウンでスーパーや薬局などは営業していますが、それ以外のほとんどの店舗はオンライン営業のみで、本もまたインターネットで注文しなければなりません。大きな書店のオンラインストアで注文し、自宅に発送してもらってもいいのですが、我が家は地元の本屋さんに注文し、その日の内に店舗で受け取っています。
本屋さんの名前はクリスティアニア、デンマークのヒッピー自治区に由来し、オーナーはヒッピー、私のお気に入りの本屋さんです。夫はかつて、写真クラブに所属し、ここでそのオーナーらと写真を現像したりしていたんだそうです。
通りから一見したところは普通の本屋さんですが、店内に一歩入ると、外からの雰囲気とは全く異なります。床から天井まで壁一面にぐるりと厳選された本がセンスよく並び、そこはとても心落ち着く、それでいてどんな本に出合えるのかワクワクする、そんな特別な空間です。まだスロバキアへ来たばかりの10年以上前のこと、唯一この本屋さんにだけ外国人向けのスロバキア語学習本と練習問題があり購入しました。
昨日は子供たちの本を注文し、取りに行ってきました。ネルカはご存じの通り、今ハリーポッターに夢中なのですが、今回買ったのは第7巻、そう、もう最終巻なんですよね。これが終わったらどうしよう、何を読んだら良いの?ともう今から困っているので、「大丈夫、他にも面白い本はたくさんあるから」と言ったものの、本を受け取ったついでに店員さんにもアドバイスを乞いました。私よりも若い男性でしたが、10歳の女の子が好きそうな本を次から次へと持ってきて目の前に並べてくれます。中には私の知っているもの、読んだことのあるものもありましたが、私の知らない新しい本や完全に少女向けの本もあります。驚くことにこれらの児童書(と言っても全てそれなりの厚みがあります)を全て読んでいるんですよね。「これは僕のおすすめNO.1です。でもあくまで大人の僕が読んだ感想だから10歳の女の子の感じ取り方とは違うと思うんだけど」なんて、アドバイスをくれたり、シリーズものだと、「これは3巻がもう増刷されていなくて、バラで買ってしまうとそろわないからセットのものを買った方がいいですよ」というアドバイスまで。そして私が小学校の頃に読んだ古典名作などをいくつか聞いてみると、それもいい話ですよね、とさっと本を持ち出して来てくれます。本のタイトルを書きとろうとしたら、写真に撮ってもいいですよ、と。結局お勧めの本を全部写真に撮らせていただきました。
店員さんがきちんとアドバイスできる、こういうお店は大好きです。とても気持ち良くお店を後にし、やっぱりまた来ようと思うものです。
帰り際に「あと一カ月くらいしたらまた普通に営業再開できると良いのだけど...」と店員さん、「そしたら本人に直接本を手に取ってもらうことができるのにね」と。そうですね、子供たちにはたくさんの良い本に巡り合って欲しいものですし、それを自分で発見できるようになって欲しいなと思います。
https://kultura.sme.sk/c/20894011/stefan-hamza-je-prilis-vela-knih-ktore-by-ani-nemuseli-vyjst.html
12月の半ばから続くロックダウンでスーパーや薬局などは営業していますが、それ以外のほとんどの店舗はオンライン営業のみで、本もまたインターネットで注文しなければなりません。大きな書店のオンラインストアで注文し、自宅に発送してもらってもいいのですが、我が家は地元の本屋さんに注文し、その日の内に店舗で受け取っています。
本屋さんの名前はクリスティアニア、デンマークのヒッピー自治区に由来し、オーナーはヒッピー、私のお気に入りの本屋さんです。夫はかつて、写真クラブに所属し、ここでそのオーナーらと写真を現像したりしていたんだそうです。
通りから一見したところは普通の本屋さんですが、店内に一歩入ると、外からの雰囲気とは全く異なります。床から天井まで壁一面にぐるりと厳選された本がセンスよく並び、そこはとても心落ち着く、それでいてどんな本に出合えるのかワクワクする、そんな特別な空間です。まだスロバキアへ来たばかりの10年以上前のこと、唯一この本屋さんにだけ外国人向けのスロバキア語学習本と練習問題があり購入しました。
昨日は子供たちの本を注文し、取りに行ってきました。ネルカはご存じの通り、今ハリーポッターに夢中なのですが、今回買ったのは第7巻、そう、もう最終巻なんですよね。これが終わったらどうしよう、何を読んだら良いの?ともう今から困っているので、「大丈夫、他にも面白い本はたくさんあるから」と言ったものの、本を受け取ったついでに店員さんにもアドバイスを乞いました。私よりも若い男性でしたが、10歳の女の子が好きそうな本を次から次へと持ってきて目の前に並べてくれます。中には私の知っているもの、読んだことのあるものもありましたが、私の知らない新しい本や完全に少女向けの本もあります。驚くことにこれらの児童書(と言っても全てそれなりの厚みがあります)を全て読んでいるんですよね。「これは僕のおすすめNO.1です。でもあくまで大人の僕が読んだ感想だから10歳の女の子の感じ取り方とは違うと思うんだけど」なんて、アドバイスをくれたり、シリーズものだと、「これは3巻がもう増刷されていなくて、バラで買ってしまうとそろわないからセットのものを買った方がいいですよ」というアドバイスまで。そして私が小学校の頃に読んだ古典名作などをいくつか聞いてみると、それもいい話ですよね、とさっと本を持ち出して来てくれます。本のタイトルを書きとろうとしたら、写真に撮ってもいいですよ、と。結局お勧めの本を全部写真に撮らせていただきました。
店員さんがきちんとアドバイスできる、こういうお店は大好きです。とても気持ち良くお店を後にし、やっぱりまた来ようと思うものです。
帰り際に「あと一カ月くらいしたらまた普通に営業再開できると良いのだけど...」と店員さん、「そしたら本人に直接本を手に取ってもらうことができるのにね」と。そうですね、子供たちにはたくさんの良い本に巡り合って欲しいものですし、それを自分で発見できるようになって欲しいなと思います。
https://kultura.sme.sk/c/20894011/stefan-hamza-je-prilis-vela-knih-ktore-by-ani-nemuseli-vyjst.html
温かいお話に、私も朝から嬉しい気分にさせてもらいました
ありがとうございました!