先週、毎年春休みを利用してタトラ山脈へスキーに来る友人一家に私とサクルカで会いに行ってきました。私の電車の時間やサクルカのお昼寝の時間等あり、数時間の再会だったのですが、久しぶりに会う日本人の友達、とても楽しかったです。
彼女のお子さんはもう小学生、私には未知の世界のスロバキアの小学校生活を色々と教えてもらえ、とても貴重な時間でした。周りの話を聞いてうすうす感じてはいたのですが、こちらの子供たちは大変だということがわかりました。何がって小学校低学年でも宿題が毎日ガッツリ出るのだそうです。1年生の入学初日から!毎日各教科から少しずつ出るそうで、小学2年生でも宿題に2時間かかる日もあるのだとか。
私が小学生のときに宿題って毎日は出ていなかったような。夏休みの宿題はそれなりにあり大変だった記憶がありますが、普段の宿題って算数がチョロっと、国語の音読と漢字程度だったと思います。
マルツェルに話すと「そうだよ、学校の宿題は大変だよ。小学生でも宿題は毎日あるし、中高生にもなれば毎日放課後から夜までかかるくらいの量の宿題が出る」と。こちらの学校の授業はほぼ午前中だけ、もちろん土曜日は休み、私が子供のころは6時間の授業もあれば土曜日もあったし日本は大変だったなぁと思っていましたが、でもその分こちらは宿題でしっかり補っているのですね。日本もゆとり教育が見直され、今また土曜日の授業があったりもするのですよね?マルツェルの大学生活の話を聞いていてもそうですが、こちらは授業外の自主勉強の時間がとにかく多く学生にとっては大変ですが、でもスロバキアの学校教育の方がしっかり身に付きそうです。学校教育の質は単なる授業の内容、時間数だけでは量れないなと感じました。
日本では受験のためには塾に通うのが基本でしたよね。大学受験においてはもう塾や予備校に通っていない生徒を探すほうが困難なくらい、皆行っていましたね。先生たちも生徒が予備校に通っていることを前提に授業していたのだと思います。世界史の授業初日に「大学受験で必要な範囲全てを授業ですることはできない」と先生が言っていたのは今でも覚えています。学校の授業でしっかり学べば塾など通う必要がないのが本来学校のあるべき姿ではないのか、高校生ながらに思った記憶があります。
こちらは塾に通う子なんているのでしょうか。英語を習う子くらいは耳にしますがそのほかの教科を学校とは別で習いに行っている子は聞いたことがありません。経済的な事情もあるのでしょうが、学校の授業と自主勉強で大学受験まで対応できるようになっているのでしょうね。
ネルカもそろそろ小学校へ上がる準備が始まったのでしょう。幼稚園で蝶々組になってから時々宿題が出るようになりました。今年に入ってからは毎週。内容は絵を描くものだったり、塗り絵だったり、絵合わせのようなものだったり、大したものではないのですが、宿題というものに慣れさせる練習なのだと思います。ただ、ネルカの頑固な性格ではこの程度の宿題でも毎度大変です。先々週のクマの塗り絵はパズルのピースのように絵全体に線が入っていて、その中に数字が振られているもので、その数字と色の指示(1=茶色)の通りに塗るというものだったのですが、クマちゃんをネルカの好きなピンクで塗れない、これだけでもう宿題をしたがらない。2日遅れで提出しました。先週の宿題は義母が見てくれたのですが、やはり気に入らないところがあったらしく、ふてくされながらやっとのこと仕上げたのだとか。
本当は幼稚園に4年通う変わりに一年早くても学校が受け付けてくれるのなら、この夏から小学校へ進学させてしまおうかと思っていたのですが、この宿題への取り組みを見て私の気持ちはあっさり変わってしまいました。これはあと1年経って、きちんと就学年齢に達してから入学しても苦労するのだろうな。学校の宿題なんてもっと気に入らないものばかりでしょうから。
頑固な性格が妨げとなり、素直に人のアドバイス(特に家族のアドバイス)を聞き入れることのできないネルカに何かを教えるのは本当に大変で、絵だって自己流、お絵かきは好きですがいつも似たような絵を描いていたり、絵具の色を混ぜ過ぎてほとんど茶色になっていたりします。私たちがどう説明したって絶対に聞かない。それが先週、お絵描き教室の迎えに行ってびっくりしました。
初日に「才能はありません」と先生はおっしゃいましたがさすがプロ、たった数カ月でここまで伸ばしてくれました。
頑固者なネルカですが、私たちも上手く伸ばしていってあげないとダメですね。
その性格、気持ち、私もよくわかりますから。
彼女のお子さんはもう小学生、私には未知の世界のスロバキアの小学校生活を色々と教えてもらえ、とても貴重な時間でした。周りの話を聞いてうすうす感じてはいたのですが、こちらの子供たちは大変だということがわかりました。何がって小学校低学年でも宿題が毎日ガッツリ出るのだそうです。1年生の入学初日から!毎日各教科から少しずつ出るそうで、小学2年生でも宿題に2時間かかる日もあるのだとか。
私が小学生のときに宿題って毎日は出ていなかったような。夏休みの宿題はそれなりにあり大変だった記憶がありますが、普段の宿題って算数がチョロっと、国語の音読と漢字程度だったと思います。
マルツェルに話すと「そうだよ、学校の宿題は大変だよ。小学生でも宿題は毎日あるし、中高生にもなれば毎日放課後から夜までかかるくらいの量の宿題が出る」と。こちらの学校の授業はほぼ午前中だけ、もちろん土曜日は休み、私が子供のころは6時間の授業もあれば土曜日もあったし日本は大変だったなぁと思っていましたが、でもその分こちらは宿題でしっかり補っているのですね。日本もゆとり教育が見直され、今また土曜日の授業があったりもするのですよね?マルツェルの大学生活の話を聞いていてもそうですが、こちらは授業外の自主勉強の時間がとにかく多く学生にとっては大変ですが、でもスロバキアの学校教育の方がしっかり身に付きそうです。学校教育の質は単なる授業の内容、時間数だけでは量れないなと感じました。
日本では受験のためには塾に通うのが基本でしたよね。大学受験においてはもう塾や予備校に通っていない生徒を探すほうが困難なくらい、皆行っていましたね。先生たちも生徒が予備校に通っていることを前提に授業していたのだと思います。世界史の授業初日に「大学受験で必要な範囲全てを授業ですることはできない」と先生が言っていたのは今でも覚えています。学校の授業でしっかり学べば塾など通う必要がないのが本来学校のあるべき姿ではないのか、高校生ながらに思った記憶があります。
こちらは塾に通う子なんているのでしょうか。英語を習う子くらいは耳にしますがそのほかの教科を学校とは別で習いに行っている子は聞いたことがありません。経済的な事情もあるのでしょうが、学校の授業と自主勉強で大学受験まで対応できるようになっているのでしょうね。
ネルカもそろそろ小学校へ上がる準備が始まったのでしょう。幼稚園で蝶々組になってから時々宿題が出るようになりました。今年に入ってからは毎週。内容は絵を描くものだったり、塗り絵だったり、絵合わせのようなものだったり、大したものではないのですが、宿題というものに慣れさせる練習なのだと思います。ただ、ネルカの頑固な性格ではこの程度の宿題でも毎度大変です。先々週のクマの塗り絵はパズルのピースのように絵全体に線が入っていて、その中に数字が振られているもので、その数字と色の指示(1=茶色)の通りに塗るというものだったのですが、クマちゃんをネルカの好きなピンクで塗れない、これだけでもう宿題をしたがらない。2日遅れで提出しました。先週の宿題は義母が見てくれたのですが、やはり気に入らないところがあったらしく、ふてくされながらやっとのこと仕上げたのだとか。
本当は幼稚園に4年通う変わりに一年早くても学校が受け付けてくれるのなら、この夏から小学校へ進学させてしまおうかと思っていたのですが、この宿題への取り組みを見て私の気持ちはあっさり変わってしまいました。これはあと1年経って、きちんと就学年齢に達してから入学しても苦労するのだろうな。学校の宿題なんてもっと気に入らないものばかりでしょうから。
頑固な性格が妨げとなり、素直に人のアドバイス(特に家族のアドバイス)を聞き入れることのできないネルカに何かを教えるのは本当に大変で、絵だって自己流、お絵かきは好きですがいつも似たような絵を描いていたり、絵具の色を混ぜ過ぎてほとんど茶色になっていたりします。私たちがどう説明したって絶対に聞かない。それが先週、お絵描き教室の迎えに行ってびっくりしました。
初日に「才能はありません」と先生はおっしゃいましたがさすがプロ、たった数カ月でここまで伸ばしてくれました。
頑固者なネルカですが、私たちも上手く伸ばしていってあげないとダメですね。
その性格、気持ち、私もよくわかりますから。
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