はや 12月です。
この1年の社会を振り返り、漢字一語で表すと・・
疑・嘘・欲・金・隠・怨・暗・濁・偽・・
いくつも出てくるほど、本当に暗いニュースが多い。
昨日漢字の日には、恒例の清水寺の森貫主による一字の発表!
「偽」でした。多くの食品偽装からでしょう。
森貫主も本当に情けないと嘆いておられました。
ふと五木寛之先生の「大河の一滴」を思いだしました。
昔中国に優秀で正義感に燃える屈原という人が、世の中があまりにも
腐りきって濁った心になっているのを嘆きある大河のほとりにきて
身を投げて死んだほうがましだと嘆いていると地元の名もない漁師がこんな歌を
歌って河を下っていく。
「蒼浪(そうろうという大河)の水が清らかに澄んでいるときは、冠の紐でもあ
らえばいい。もし、蒼浪の水が黄色く濁っているのならば 自分の汚れた足を洗
えばいい。」
「足を洗う」というと心を入れ替えることにもつながる。
世の中が濁っていると感じる時は、自分の心も濁っている・・
自分でできることから、少しでも足を洗わないと・・・
この1年の社会を振り返り、漢字一語で表すと・・
疑・嘘・欲・金・隠・怨・暗・濁・偽・・
いくつも出てくるほど、本当に暗いニュースが多い。
昨日漢字の日には、恒例の清水寺の森貫主による一字の発表!
「偽」でした。多くの食品偽装からでしょう。
森貫主も本当に情けないと嘆いておられました。
ふと五木寛之先生の「大河の一滴」を思いだしました。
昔中国に優秀で正義感に燃える屈原という人が、世の中があまりにも
腐りきって濁った心になっているのを嘆きある大河のほとりにきて
身を投げて死んだほうがましだと嘆いていると地元の名もない漁師がこんな歌を
歌って河を下っていく。
「蒼浪(そうろうという大河)の水が清らかに澄んでいるときは、冠の紐でもあ
らえばいい。もし、蒼浪の水が黄色く濁っているのならば 自分の汚れた足を洗
えばいい。」
「足を洗う」というと心を入れ替えることにもつながる。
世の中が濁っていると感じる時は、自分の心も濁っている・・
自分でできることから、少しでも足を洗わないと・・・