分娩室・手術室-6
コンセント設備等
分娩手術室には、電源を必要とする
機器や、配線が必要な様々な機器等を
設置します。
移動する時に、それらの機器のコードに
つまづく様な事の無い様にしっかり
位置を検討しなければなりません。
設置する機器は、いつ、どのような
状況で、使用するのかを、はっきり
なるべく具体的に設計者に伝える
ことが重要です。
それによって、設計者は人の動きを
考えながら、最適な位置にコンセント
やアウトレットを設置するように設計
していきます。
コードにつまづかない様に、コンセントを
床に設置したりもしましたが、床の
コンセントは、あまり評判が良くありま
せん。
位置が、絶対に変わらない場合ならば、
良いと思いますが、分娩台や、オペ台
などでも使っている過程で、位置の
調整をしたりしますので、床にコンセン
があると、逆にその部分が邪魔になっ
てしまう事もあります。
また、ナースコール等のコンセントや
分娩監視装置の電波の検討や、それら
に対応する設備の検討も設計段階で
しっかり行っておいた方が良いと思います。
また、患者さんがリラックスできるよう、
音楽を流すためのスピーカーの設置や
大型モニターを設置して、環境映像を
流したりできるよう、配線等の検討も
したいところですね。
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