病室その5
大部屋病室(多床病室)
大部屋をどのようにつくるか。
とても重要な問題です。
普通の病院のように、ベッドの間をカーテン
だけで仕切る。という方法では残念です。
患者さんが一番気にする点は、
プライバシーの確保です。
ベッドの上で「ぐたっと」している姿を他人に
見られるのは、男性でも嫌だと思います。
カーテン1枚でも、見られないようにする事は
可能ですが、やはりカーテン1枚といのは、
心理的にも不安を感じると思います。
ベッドとベットの間に収納家具を設置して、
患者さんのプライバシーを確保するなど
の工夫が必要です。
この家具のつくりかたによって、部屋全体
の雰囲気が全く違ったものになります。
その他にも、ベッドの上しか居場所が無い
というようなことを避けるため、ベッドサイド
に一人用ソファが置けるくらいのスペースを
取れるくらいに広げたり、家族写真などの
小物が置けるスペースを設けるなどの工夫
も欲しいところです。
夜の消灯後に利用するベッドライトの配置や、
テレビの配置や種類などにも、細やかな気配
りをしたいですね。
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