当然のことだが、喫茶旅行に行くときは必ず行きたい喫茶店リストを作成し、行く順序まで細かく決めておくのだが、それが崩れてしまったときはかなり大変なことになる。
だが、今回の名古屋喫茶旅行、2泊3日だったのだが、初日は特にうまくいきすぎて本当に楽しかった。
名古屋上陸1軒目、雲仙。
入店すると常連のおじいちゃん数名でママさんもこちらに気づく。
しばし無言の時間がつづいた…
そしてあたりまえのようにテーブルに運ばれてきた。
なるほど…これが名古屋のモーニング文化か…。
(およそ4ヶ月後の岐阜喫茶旅行でも、全く同じようなことの繰り返しであることに、わたしはこのとき全く覚悟ができていなかったのだった…)
普通のトーストではなかったのが印象に残っている。
この「ステンドグラス風」ってモンに弱いのよ…わたしは。
というか、喫茶店巡りをしている者で、ときめかない人いないでしょ!と、自信をもって言えるかもしれない。
「純喫茶」の文字と「cafe」の文字が新旧混ざっているようで、不思議な感覚。
雲仙と漢字で表されると、渋さが感じられる。
ちなみに外観は創業当時のままではないとのことで納得。
わずかに下アングルで。
ママさんにお店の歴史を伺うと、1964年創業だそう。昭和39年!!!
ここで衝撃の事実が。実はこの名古屋上陸初日は日曜日だったのだが、雲仙は定休日だったのだ。確かにパトランプは回っていなかった。そういうことだったのか、と申し訳ない気持ちになったが、嫌な顔ひとつせずお店の歴史をお話ししてくださったので、良いスタートを切ることができた。
最後にママさんに記念撮影までお願いしてしまった。
次名古屋に行くのはいつになるだろうか。
渋い看板とお揃いのマッチ。
2021年12月26日訪問
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