ソプラノNです。
7月9日の「僕らは負けないコンサート2023」まで、残すところ練習があと3回となりました。
今回発表する曲は5曲。
僕らは負けない
花は咲く
ハナミズキ
明日があるさ
きみに会えて
このうち、初めて取り組む曲が「花は咲く」。
無伴奏で歌います。
やっと音取りが終わりましたが、なかなかタイミングが合わない。
楽譜から目を離すことと、まわりの音を聴かないと合いませんよね。
主旋律部分が、それぞれのパートに振り分けられているので、オブリガードを
大きな声で歌っては、主旋律部分が聞えず、何の歌?ってなってしまうかも。
主旋律を生かすような工夫をして歌っていきたいなと感じました。
特に、出だしのバスの「まっしろな ゆきみちに~」の部分は、男声をきれいに浮き上がらせたいな~と、
録画を見聞きしながら感じました。
「ハナミズキ」は、既に昨年、一昨年と2回披露した曲です。
同じく花の曲。美しく優しい気持ちで歌いたいと思います。
「明日があるさ」は、2019年僕らは負けないコンサートの時にも披露しました。
何ともノリの良い曲で、歌ってると元気がでます。その元気を客席に届けたいので
ノッて歌いたいですね♪
「きみに会えて」は、2018年秋の演奏会のアンコールで披露しました。
テーオーデパートさんにありがとうの気持ちを込めて、この曲を笑顔で歌いたいと思っています。
ラスト、歌い方を変えましたので、動画で再度ご確認ください!
そして、今回のコンサートのメインテーマ曲「僕らは負けない」
練習の休み時間に楽譜担当のOさんから「これ、楽譜の整理してたら出てきたんだ。
Nさん(私)が持ってた方がいいと思って持ってきたよ。」
と言って、僕らは負けないを四部合唱にした手書きの楽譜を渡されました。
紛れもなく、故・関悌先生の字でした。
関先生が手書きした楽譜を、Oさんがパソコンで打ち直して私達に配ってくださってたんだそうです。
初めて知りました。感動!
プライベートな事はこのブログには極力書かないつもりでしたが、今回だけ、ちょっと書かせていただきます。
「僕らは負けない」は、私の夫野口健二が2012年に作った曲です。
東日本大震災に遭われた福島の元同僚にあてて作った曲。
2015年に亡くなった後、この歌いいね、歌い継いでいきましょうと、音楽仲間の発案で「僕らは負けない合唱団」を作ったり、
そこから派生して「僕らは負けないコンサート」をはじめたり。
そのコンサートの模様が新聞記事になったのをたまたま当時のO幹事長が見て、
「Nさん、この歌、コールフロイデで歌ってもいいかい?」
と聞かれて、「もちろんです!」と喜んで返事しました。
しかし、この曲は、元々は二部合唱で作られていました。うちの合唱団は四部だよね。と思い、無理を承知で知り合いだった関先生に編曲を頼んでみたら、「私でよろしければ喜んで」と二つ返事で引き受けてくださったのです。
それが上の楽譜です。
2017年、友の家のオータムコンサートで初披露となりました。
私はまだ入団1年目で、必死に合唱団の方々についていってた頃かな?という時ですが、
みなさんで歌ってもらえて感動しました。歌いながら涙ぐんでくださった団員さんも何人かいらっしゃって。
動画には関先生がしっかり映っていて、思わず泣けてしまいました~。
その後、合唱団で僕らは負けないコンサートのオープニングを飾るのはどうかな?と発案して、前回からコールフロイデも参加して歌うようになりました。
健二さんと悌さんは、生前は知り合いになれなかったですが、今、お空の上で
お互いにニコニコしてあいさつしてるのかな~と想像しています。
私がコールフロイデに入らなかったら、O幹事長が新聞を読んでなかったら、
私が悌さんと知り合いじゃなかったら、、多分、コールフロイデでこの歌を歌う事はなかったのでしょう。
出逢いって偶然じゃなくて必然なんだな~と感じながら、いろんな事に感謝しながら歌わせていただいてます。
先週、入団されたIさんも、私と似た境遇にあって、「僕らは負けないを聞くと元気が出ます。
とてもいい曲ですね♪」とおっしゃっていただけました。
ずっと考えてて一大決心して見学から即入団。
これもまた、必然の出逢いだったと思います。よろしくお願いします。
来週は、ピアニストのYさんがお手伝いに来てくださいます。
未だに合唱団のピアニスト不在の中、本当に助かります。
ピアノに合わせて指揮を見て歌える喜びを感じて、集中して練習に臨みましょう♪
練習場の玄関は、ひまわりでした。
夏到来を感じますね!