コールフロイデ 函館 (混声合唱団)

函館で活動中の混声合唱団です。【合唱団員募集中!】お問い合わせはメッセージからお送りください。    

7月28日「讃美歌を歌うつどい」アレコレ

2024-07-29 23:33:17 | 演奏会
ソプラノNです。

7月27日(土)の練習は、翌日の本番に向けての最終練習をしました。
その他、組曲の中の曲も練習しました。
土曜練習になってから、翌日が本番というケースが増えたように思います。
さて、本番はどうだったでしょうか?

~~~~~~~~~~~~

7月28日に相生教会で開催された「第35回みんなで讃美歌を歌うつどい」に参加してきました。


団員の中には教会員の方や、ミッションスクールに通われていた方もいらっしゃるので、讃美歌は歌い慣れている人もいますが、讃美歌を歌う事がない団員も多く、普段とは違った経験ができる貴重な機会でした。

礼拝堂に入ると、空気がピーンと張り詰めていて厳かな気持ちになります。

(このステージで歌いました。)

曲目は3曲。
・いつかは知らねど(聖歌-623)
・むらのちいさききょうかい(聖歌-340)
・To Live(谷川俊太郎)

このコンサートは、1987年からスタートした、教会で讃美歌を歌うだけのコンサートということで、本来は讃美歌以外の合唱曲は歌えないのです。

ですが、3曲目の「To Live」は、谷川俊太郎「生きる」の詩を元に英語の歌詞に直した曲で、コロナ禍に元気を出そう、みんなでガンバロウという勇気を与える曲。祈りを表す曲調がまさしく讃美歌のようなのです。
(曲は松下耕)

教会に確認したところOKがでたので今回歌わせていただけることになりました。
こちらは60周年記念コンサートの目玉の一曲でもあり、まだまだ完成度は低かったのですが、思い切ってチャレンジすることになりました。

今回は、前日の直前練習で、3曲ともアカペラで歌うことになり、大丈夫かな?と内心ドキドキでした。

ラストの出番でしたが、何とか歌い切りました。

歌ってみて、11月本番に向けて、どこを注意していったらよいのか、それぞれ感じた点があったと思います。
個人練習、全体練習を重ねる事が如何に大事か、反省点が浮き彫りになったような気がします。

個人的には、教会の照明がボンヤリとした暗めの明るさだったため、目が非常に悪い私は楽譜が見えず、特に小さな文字の楽譜「To Live」に至っては、ほぼ見えていませんでした。暗譜もできていなかったので、あれ?と一部、間違えてしまいました。。反省~~~。
練習量が絶対量足りなかったなぁ。
11月本番までにはちゃんと暗譜して臨まなくては!と心に誓いました。

教会の礼拝堂で歌うのは響きが素晴らしく、空気感も違っていて気持ちが良かったです。
今年も声を掛けてくださった相生教会様には感謝です。
もっともっと練習を重ねて良い物を作り上げていくようにがんばっていきたいと思います。



・・・と、反省をしつつ、終了後は、有志で打ち上げに!
予約時間までにはまだ時間が早かったので、教会のオルガンを使って反省会。「To Live」のどこが上手く歌えなかったのか歌い直してみました。これもまた貴重な体験でした。H先生、ありがとうございました。

そして、日の明るいうちから五稜郭に繰り出して打ち上げ!
生ビールが美味しい季節。楽しく語らいました。
普段言えない事を言わせてもらったり、たくさん笑ってしゃべって楽しいひとときを過ごせました。一緒に歌えて話せる仲間ってホントいいな~。

さて、来週からは60周年に向かって本腰を入れてがんばっていきましょうね♪





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7月20日「初めてのブログ投稿です」

2024-07-21 19:34:44 | 練習日記
ピアノ担当(所属はアルト)のHです。
今回、アルトがブログ担当とのことでお鉢が私に回ってきました。
初めてのブログ投稿です。よろしくお願いします。

20日の練習はお暑い日でしたね。扇風機がお隣の教室も使用していたので1台のみでしたが、管理人さんのご配慮により、朝から窓を開けて頂いていたので(ソプラノHさん談話)、それほど暑くなく助かりました。
練習曲目も、盛りだくさんでお疲れさまでした。
練習した曲を振り返りたいと思います。

「いつかは知らねど」
前週は、女性合唱でしたので、久しぶりの混声で深みがありましたね。リズムをしっかり取ると言うことで、音程をつけず言葉のみでリズム合わせをしました。

「むらのちいさききょうかい」
1番と3番は楽譜通り、2番はバスAさんのソロで、"いざゆかん"の所は、全員が"ゆかん、ゆかん、"と歌います。
ソロを引き立てるように元気に「ゆかん」と歌いましょう。

「そのかみのかぜ」
1曲通しました。家で一人で弾いている時より、皆さんのハーモニーが力強くて、まるでジブリの不思議な世界のように感じられました。

「芝生」
26小節と27小節はアルトとソプラノが入れ変わる事になりました。この曲も歌いこんでいくと、※谷川さんの世界観が増し、聴きごたえが出てくる事でしょうね。伴奏、頑張りますね。
※注:この歌は、谷川俊太郎の詩による曲です。

「今日もひとつ」
アルト、31小節の最初の音、「あーった」の「あ」の音は、前の音より半音低く歌っていましたね。実際は全音低いのが正しいのでしっかり下げる事。
逆に、ソプラノは48小節、「きょうもひとつー」の、「き」は、シのフラットだからと言って、低すぎないようにとの注意がI先生よりありました。音程をしっかり取ることはなかなか難しいですね。繰り返し練習して取れるようにがんばりましょう。

「ふろしき」
3小節めの入り「やさしく」はソプラノとテナーが歌いますが、指揮を見て欲しいとのこと。その次の「つつ む」は、4パートがズレないように、揃えて歌わないといけません。指揮を見ているとズレはおきませんね。音程が多少ちがっていてもいいので、まずは揃えることが大切とのことです。(H先生より)

24小節からの3拍子の所、ピアノの音が間違って探り直しているみたいな感じになっていたので弾き方、検討中です。

「カワセミ」
この曲も、ピアノがばっちり決まればもっと合唱を引き立てられると思いますので練習します。しばらくお待ち下さい。

「朝顔の苗」
春の合唱祭で歌ってから、久し振りに復習しました。一番、覚えてないのは私でした(反省、反省)

「To Live」
最後は、ppだけど、情けなくならないように、しっかり深く歌いましょう(H先生より)

以上、20日の練習内容でした。

本日、21日はクレアシオンのコンサートに行って来ました。名手ばかりで素晴らしいコンサートでした。H先生のノインもとても良かったです。
私達も各自、自信を持って歌い、ハーモニーの中で歌い合わせる幸福感を持てたらいいですね。
また、次回の練習から、どうぞ宜しくお願いします🙇

★7月28日の讃美歌を歌うつどいのチラシです。こちらに出演するために讃美歌を練習しています。
    ↓
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7月15日(祝・月)「女声合唱団???」

2024-07-20 12:42:34 | 練習日記
ソプラノHです。
本日も大変暑い日でした。祝日ということで午前練習日です。
前回のブログ担当O氏の予告通り、男性団員は指揮者も含め全員都合が悪く欠席でした。

練習会場の鍛神小学校音楽室には女性団員ほぼ全員が集まり、華やか、いや賑やかでまるで女子会のようなノリの女声合唱団となりました。

前半は間近に迫った7月28日(日)相生教会で行われる「讃美歌を歌う会」の曲を
後半は11月4日(月)芸術ホールで行われる「60周年記念演奏会」の曲の練習をみっちりとしました。

『前半』
讃美歌2曲はアルトH先生がご指導して下さいました。
合唱の基本をたくさん教えて下さり、ハっとすることばかりでした。

・口を縦の大きく開ける(特にaの音)
・言葉を大切にすること。特に讃美歌は言葉が伝わらないといけない

「To Live」はI先生がご指導して下さいました。
この曲は英語でアカペラで歌います。
音を確認しながらアカペラで歌ってみたところ、どんどん音が下がりとんでもないことになりました。
そこで、男声部分をピアノで弾いていただいて歌ったら、どうにか最後まで歌うことができました。
安定したステキな男声を頼りに女声は歌っていたことが改めて確認できました。
やっぱりコールフロイデは混声合唱団ですね!男性団員の方、頼りにしています!

『後半』
I先生にご指導いただきました。

そのかみのかぜより「そのかみのかぜ」「芝生」

朝顔の苗より「カワセミ」「虫の声」

どの曲もひと通り音取りは終わり、歌い込んでいく段階にきています。
ピアノ伴奏に慣れ、とにかく歌い込んでいくこと、特に母音をしっかり伸ばし、言葉が途切れないようにすることが大切です。

★アルトH先生のご指導で心に残った言葉です。
合唱は、いつも「家」にたとえています。
土台・・・男声 ハモリ・・・アルト
これらがしっかりとしていないときれいなハーモニーは作れません。
どのパートも大切な役割があり大事です。

男声、女声の声が響き合い、素敵な合唱になります。
自信を持って歌うことができるように不安なところは各自練習していきましょう。

★衣装係より
60周年に向け、女性の衣装を新調することになり、本日13:00より大阪から業者の方においでいただき採寸をしました。
みなさんのご協力もあり、1時間足らずで無事に採寸を終えました。あとは衣装が出来上がるのを待つだけです。何だか心がひとつになり、60周年への気持ちも高まったような気がします。

~ソプラノHの独り言~

衣装係のソプラノKさんと私とで大阪からいらっしゃる業者の方のお迎えに函館駅前で待ち合わせをしました。

私は目印に「黄色いズボン」を履いて行くと連絡をしていました。

どんな方かな?わからなかったらどうしよう、、少し不安でキョロキョロ。
すると、私の方に向かって男性が歩いてきます。
「加藤さんですか?(業者の方のお名前)」
「そうです、黄色いズボンを履いている方は余りいないので、すぐにわかりました!」
明るく元気なひと言にホっとしました。

でも、、です。
よく考えてみたら、私は黄色いズボンに青いブラウスを着ていました。
そして、待ち合わせた駅前の親子のモニュメントは真っ赤!
あらまあ、赤、青、黄色と私はまるで信号ではありませんか!!
暑い中、かなり目立っていたようです。そう考えたら汗が吹き出してきて余計暑く恥ずかしくなりました。


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2024年7月13日(土) ステージ衣装 採寸終了

2024-07-16 15:59:20 | 練習日記
ブログ担当 O です。

 衣装係から音楽室でおこなわれる衣装合わせが練習時間開始の14:00をオーバーするかもしれないと連絡が入りました。おそるおそる音楽室に入るとすでに着席済みで練習ができる状態。部屋中に熱気を感じました。皆さんにお披露目するのは創立60周年記念演奏会当日になる予定で今から楽しみです。男性団員は黒の襟付き地味なワイシャツですが声で勝負します。

 7月28日(日)相生教会で開催されるコンサート曲目の練習です。「いつかは知らねど」「むらのちいさききょうかい」の2曲。讃美歌は聴いている人に歌詞の意味が伝わるように歌ってくださいと H先生から指示がありました。普段聞きなれない言葉が出てきますが心を込めて歌いましょう。

 讃美歌の練習後は I先生が 星野富弘作詩 なかにしあかね作曲 「今日もひとつ」 H先生が 鈴木敏史作詩 寺嶋陸也作曲 「カワセミ」 谷川俊太郎 詩 松下 耕作曲「To Live」です。11月4日(月・振休)函館市芸術ホールで開催される創立60周年記念演奏会の曲目なので皆さん真剣そのものです。完成度は合格ラインギリギリかな? これからどんどん練習を重ねて自信を持って演奏会当日を迎えましょう。次回の練習は15日(月・祝)9:45開始 鍛神小学校音楽室です。残念ながら男性団員は全員都合が悪く欠席です。スイマセン 女性団員の皆様 欠席の男性団員の分も頑張って練習お願いします。

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特別寄稿「病床で考えた繰り言」

2024-07-11 15:10:28 | 番外編
当団の最長老、テナーMさんが入院されていましたが、無事に退院され、また私達と一緒に歌う事ができて一同、大変喜んでいます。
私達にとって、こんな風に穏やかに優しく年を重ねていきたいと目標、憧れにしている団員さんのお一人です。
いつも優しい目線で私達後輩を見守ってくださっているMさんから手記をいただきましたのでご紹介します。

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「病床で考えた繰り言」 2024年6月11日  テナーM

4月19日4時間半もかかった厳しい手術が終わった。手術中の事は何も判らない。
「お父さん大丈夫?」という息子の声と顔が近づいてきた時、意識を取り戻し手術室からICUに収容された。
後日の執刀医の説明では、切り取った大腸の長さは200mm、その中に30数mmのがん病巣が陣取っていた。
病巣の腸壁への深速度は比較的浅くリンパ節も除去した。その為、もっとも懸念していた転移を免れたようだ。

全身に5本のチューブを付けられ、2時間毎の寝返りも看護師の手を借り、ただただ時間の経過だけをじっと待つ2日間だった。
3日目から少しずつ便通(水溶液)とガスが通じ始めた。医師も看護師さんも良い兆候だと我が事のように喜んでいる。私は窮屈な失禁パンツのお世話になりながらも少しずつ人間生活を取り戻した感じがしていたが、本来は誰もが苦手な排泄作業の復活を喜んでいる姿は滑稽でさえある。

気がかりであった手術後の傷の痛みは幸いにも予想より軽かった。
3日目から重湯の中を数粒の米粒が泳いでいる食事が提供された。副食はメニューには「柚子味噌味のトーフ」と書かれていたが柚子の香りも味もしない。
体力回復には欠かせないからと言われたが、食欲は全くないまま箸を取った。

水溶液のような糞便でも便意を催す度にトイレに足を運ぶ。多い日には2桁の回数もあったのではないか。
『大腸がん』を患った患者の最大の悩みはこの便通異常とどう折り合いを付けて暮らしてゆくかにあるように思った。食事は排泄の原因物質だ。人間も動物も生きていれば食事後の生理反応として尿・糞便の管理は避けられない作業だ。
しかし、生活の大部分をそのことに集中している自分の姿を見ると、『シートン動物記』に登場してくるスカラベ君を思い起こす。『スカラベ(たまおしコガネムシ)君』は獣糞を丸めて転がし運ぶコガネムシの一種で、古代エジプト王朝時代は再生・復旧の象徴として崇拝され、エジプト壁画にも度々登場するユニークな昆虫だ。

10年前『前立腺がん』を患った時も、術後の「尿排出の管理」に悩まされた。
そう言えばボランティア活動の一環として副会長の役を10数年担っている『クリーン環境事業運営協力会』の事業も、市内から収集した「缶・びん・ペットボトル」の運用・再生する事業なので、私の生活に宿命的に関わって居るのかもしれないと自分を納得させた。

そうだ、数千年も前から無心に糞を転がし続けているスカラベ君に今度出会ったら、そっと頭を撫でてやろう。


スカラベ君
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