てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

Remember Me Thursday リメンバーミー サースデイ 2015

2015-09-24 | アメリカ 犬 & 動物事情


9月の第四木曜日、今年も
リメンバーミー サースデイの日がやって来ました。

本日9月24日(木)は、
Remember Me Thursday リメンバーミー サースデイ」の日です。

Remember Me Thursday オフィシャルサイト

リメンバーミー サースデイは
シェルターやパウンドに捨てられ
ホームレスのまま飼い主が見つからず、
不運にもこの世を去らなくてはいけなかった
全ての犬や猫たちのために哀悼のキャンドルを灯しましょう

と言う啓蒙キャンペーンです。





アメリカでは毎年400万頭近い犬や猫が
飼い主を見つけられなかったという理由で
殺処分されています。

シェルターや保護団体が懸命にアダプションを呼びかけて
里親になる人もかなり多い国ですが、
それでも未だに生体販売を行うペットショップが存在し、
パピーミルと繋がるショップから購入する人もいます。

ショップやネットで販売されている犬や猫を購入することで、
シェルターにいる犬や猫たちの数が溢れ
収容しきれなくなり殺されていく…

殺処分されていく犬や猫は
本来ならばペットとして幸せに暮らすはずでした。

ものすごく悲しい現実です。

捨てられたり、人間からの愛情を受けずに
この世を去っていった全ての犬や猫、その他の動物たちに
暖かいキャンドルの火を灯してあげてください。


下のサイトからキャンドルを灯せます。
キャンドルを灯すページ

日本語でも多分OKだと思いますが、例↓

WHO IS YOUR CANDLE FOR?:
For all the animals who didn't find a forever home.

WHY ARE YOU LIGHTING THIS CANDLE?:
To spread awareness for homeless pets. Don't Shop! Adopt! など

コメントを書いてキャンドルに火を灯した後は
ギャラリー にて確認できます。

以上、リメンバーミー サースデイ2015でした。

※コメント欄はお休みです。

アメリカ 生体販売を行うペットショップ

2015-06-09 | アメリカ 犬 & 動物事情

6月9日(火)、本日は歯医者で
半年に一度の歯のクリーニングの日

あ、ワンコ達ではなく… おやじとおかんのです。
一連の歯のクリーニングしてもらいやすた。

そして歯医者の帰り、前から気になっていた
生体販売を行うペットショップ へ行くことに。

コネチカット州では昨年2014年10月1日から
州内のペットショップで販売される生体(犬猫)は
パピーミルからの仕入れを禁止する

と言う州法が施行されています。

これが法律として決まったときは本当に嬉しかったです

まぁ最終目標は
ペットショップでの生体販売が禁止されること」なのですが、
パピーミルからの仕入れが禁止されたと言うことは
少なからず目標に近づいている!と言うことだと思います。

尚、アメリカでは生体販売をするペットショップの
子犬仕入先は9割がパピーミルです。

法改正後、コネチカット州内の「生体販売するペットショップ」に
この法律がどのように影響しているか
と言うのが気になっていました。

ショップはパピーミルから仕入れができないワケだし
販売している固体数は減っているのか?

もうそろそろ生体販売を止めて「ペット用品店」に切り替えていく気が
あるのかどうか、という点も確かめてみたいと思い
見に行って来ました。

では潜入ルポ、どぞっ! て、大げさやん(笑)


All Pets Club Wallingford 店



店内 ペット用品の品揃えは豊富でした



ウサギやハムスターなどの小動物コーナー



ハムスター?



鳥コーナー



セキセイインコたち



爬虫類コーナー



魚コーナー




そして…


子犬たち やっぱりまだ販売されていました



ゴールデンドゥードゥルのとワイマードゥードゥルのパピー



値札 左が非会員価格 右が会員価格 どっちにしても高い…



小型犬のパピーたち



一つの販売スペースが空になっていました



背を向けていますが、シャーペイの子犬は売れていました



やっぱりお高いですね…



その他のパピーたち



ショーケースの端っこに貼られていたペットショップ法の説明



USDA(米国農務省)の監査を受けたブリーダーから
仕入れているとのこと




ペットショップ法改正後、子犬の仕入先は
ブリーディングライセンスはもちろん
USDAの監査を2年以上受けてOKが出たブリーダーのみ

に限られており、その他のブリーダーからの仕入れは違法になるのですが…

正直、仕入先は本当に健全なブリーダーなのかな?
とも思いました。

値札のカードを見るとブリーダーの住所は
ほとんどがカンザス州とミズーリ州でした。


ペットフード 生肉コーナー



かなりの品揃えです



おやつコーナー



と言うことで感想は

「ぅーん。 なんかそんなに劇的な変化が無くてガッカリ」です…

このお店はチェーン展開しているので
コネチカット州の他の町にもあと3店舗ほど存在します。

ペット用品などがとても充実しているので
生体販売を行わなくても十分やっていける気がするのですが!

州内、生体販売を行っていないペットストアのほうが断然多いんだし、
ここらできっぱり「生体販売やめました!!」で売り出すと
称賛する人が増えて、かえって売り上げが伸びるのと違う?…
と素人ながら思ってしまいました。

と言うことで、あんまりスッキリしなかったけど
次回また潜入捜査(だから大げさやって)試みたいと思います。

あ、もちろん何も買ってません↓↓
ペットショップ、ネットオークション、およびWeb(法人・個人共)での犬の生体展示販売・販売用生体写真掲載に反対


世の中には助けを必要とする犬や猫がたくさんいます。
ペットを探す時は保護犬、保護猫に目を向けましょう!!



と言うことで、お・わ・し

なんですが、今回は続きもあるでし。
時間があったらどぞ~「ベトナム料理とBJ’s

アメリカ ドッグフード集団訴訟  ピュリナ ・ ベネフル

2015-02-27 | アメリカ 犬 & 動物事情


ドッグフード会社の
Nestlé Purina PetCare ネスレ ピュリナ ペットケア が出している
Beneful ベネフル」 が 「犬の命に関わる有害なドッグフード」 であると
アメリカでは大きなニュースになっています。

カリフォルニア州に住むドッグオーナーが自身の3匹の犬に
ベネフル」 を与えたところ1匹が死亡、
残る2匹も病気になったと訴えを起こしました。

しかしすでにオンライン上では愛犬が 「ベネフル」 を食べて
病気、死亡したと3000件以上もの苦情が寄せられており、
それらを踏まえて集団訴訟になったようです。

病状としては体内出血、肝不全、嘔吐や脱水症状、
発作、腎臓不全、その他の病状が上げられており
ピュリナ社 に対して製品の不正表示の過失などが申し立てられています。


・ ------------ ・ ------------ ・ ------------ ・ ------------ ・


怖いですね…

アメリカではこの「ベネフル」を含め、
その他の激安ドッグフードは
普通のスーパーや量販店で販売されていてます。
(ピュリナのドッグフードは日本でも販売されています)

パッケージは見た目ヘルシーっぽく仕上がっていますが、
フードの原材料は
副産物やトウモロコシ、小麦粉、添加物、
着色料、合成保存料、砂糖等

犬にとって良いものは何も入っていません。

犬が必要とする栄養素の肉なども含まれていないに等しく、
栄養摂取どころか病気になってもおかしくない原料です。

パッケージに惑わされて
原材料を確認せず購入する飼い主もどうかと思いますが…

やはり犬にとって有害な内容のドッグフードを製造・販売する
と言うのは消費者を欺いているし、なんと言っても
被害者は自分で身を守れない「犬たち」と言うのが悲しいです

原材料に 「By-product meal」 や 「Animal fat」 「Corn
Animal digest」 「Propylene glycol
Wheat flour」 「Added color」 など(その他多数)
が入っているフードは避けたほうが良いです。





しかし犬の健康を考えている飼い主の間では
市販フードの原材料の問題や危険性は前々から言われているし
「いまさら感」はあると思います。

ドッグフードは質が上がれば、値段も比例して上がるので、
安かろう悪かろう、は絶対です

あとフードに限らずおやつも気をつけた方が良いです。

ちなみに 中国製のフードやおやつは危険すぎるので
与えないほうが良いと思われます。


実はとーーーっても嫌なのですが、
ユキがうちに来る前にフォスター(一時あずかり)していたお家では
「ピュリナのドッグチャウ」を与えていたと言っていました

ベネフルと同じくらい栄養価が低いフードだと思います
まぁ過去の事は今さらどうにもできないですが…
うちではそういうフードは避けたいと思っています。

と言うことで、愛犬の毎日食べるごはん、
気をつけてあげたいですね。

非難ゴーゴー 米スーパーボウル 犬のCM

2015-01-30 | アメリカ 犬 & 動物事情

え~この話題、すでに有名になりすぎているので、
ご存知の方も多いと思いますが…

あえてご紹介


アメリカでは2月1日(日)に
スーパーボウルが開催されます


ちなみにスーパーボウルとは…

プロアメリカンフットボールリーグであるNFLの優勝決定戦
Wikipedia にあります。

全米レベルで盛り上がりを見せるフットボールの試合なので
視聴率も高く、コマーシャルが凝っていると言う点でも話題になります。

しかし今や開催前にすでにネットなどでCMを視聴できるので
今回もいろんな騒動が(笑

今年は「Go Daddy」と言う
インターネット・ドメインレンタルサーバー会社が
スーパーボウル用に製作したCMに非難が殺到、
悪い意味で話題になっています。


まずはその話題のCM




解説:

トラックの荷台から落ちたゴールデンらしき子犬が
自力で飼い主の元へ戻ってハッピーエンドか?
と思われましたが…

戻って来てくれて嬉しいわ!
あんた ネットで売れちゃってるのよ!


子犬を車に入れて
発送~


何が問題視されているかと言うと…

ネットで子犬を販売する = パピーミル悪徳子犬生産業者
それらを支援するのか!!

と、動物福祉団体を中心に猛抗議の対象になりました。


----------   ----------   ----------   ----------   ----------


ここからはおかん個人の見解です。

え~抗議は 至極当前!

アメリカでは 「ペットショップやネットで販売されている子犬は
ほぼ100%パピーミル出身ですよ


それを連想、彷彿させるようなCMを
こともあろうか大勢が見るスーパーボウルのCMで流すのは
いただけません。生態販売やパピーミルを肯定することになりますから。

アメリカでは 毎年350万頭以上の犬や猫が家族を見つけられずに
強制的にこの世から去って行きます

日本の場合、頭数はもっと少ないです。が、安楽死ではないです。

もうこれ以上かわいそうな犬や猫を増やさないで!」と
思うのが犬猫好きではないでしょうかね。

「そんな事より、生まれたての子犬が欲しいのよ~
自分一人ぐらいペットショップで子犬を買っても問題ないわ~」

と、言う人たちがいる限り
ペット産業の悪徳業者はのさばり続けます。

コネチカット州では未だに数店舗のペットショップで
生態販売が行われていますが、2014年の動物法改正で
パピーミルからの子犬の仕入れが禁止、違法になりました 

将来的には生態販売禁止の方向で動くと思います。

と話しが逸れましたが、特に企業などは
動物レスキューへの貢献をアピール」したほうが
断然 高感度が上がるのに、その逆を行ってしまった「Go Daddy」。

残念ですが、イメージ悪いっす。

このCMを製作中になんで誰も指摘しなかったのか?
へんな会社…

でもまぁアメリカ、
こんなCMを良しとしない風潮は評価します。 ←誰やねん(笑

以上、悪評のスーパーボウルCMでした。

お・わ・し



この記事を読んで気分を害される方も
少なからずおられるのかもしれません。

しかし、どう思われようと
チャーリー&ユキおかんの立ち位置は変わりません。

ペットを飼うときは
家のない犬や猫、シェルターの動物、保護犬に目を向けて下さい

↑ 賛同しても良いなと思われた方
おられましたら
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ホリデーシーズン1番の怒り

2014-12-19 | アメリカ 犬 & 動物事情


え~ ホリデーシーズンとは、
(以前の日記でも書きましたが)
アメリカでは11月下旬から年末年始辺りまでの間を言うのですが、
この期間に休暇を取る人が多いのでそう呼ばれています。

今月12月はクリスマスがあるので、いたる所で
飾りつけなども華やかになり街も賑やかなムードに。

挨拶代わりに「Happy Holidays」 と
みんなが良いホリデーシーズンを迎えられるように
願う季節でもあります。

個人的にはペット動物はもちろん
シェルターの動物たちにも家族が見つかり
どうか幸せが訪れますようにと祈るばかりです。


しかしそんな中、信じられないニュースにガックリさせられました。

12月17日にジョージア州のシェルターから
ニューヨーク市にある犬の保護団体
Second Chance Rescue NYC Dogs
にやって来た一匹の犬なんですが…

注): 以下のリンク(英語です)、流血などはないですが
かわいそうな犬の画像があるので無理な方はパスして下さい。
文中下記にも写真があるので、無理な方はUターンして下さい。


Dog Disabled from Life in a Cage Is Finally Free!


推定1~2歳のピットブルのようですが、
長期間小さいケージに閉じ込められていたようで
四肢がありえない形に折れ曲がり、
背骨も湾曲してしまっています。

そしてやせ細り体もかなり小さいです。

上記サイトでも書かれていますが、
まるで「ガーゴイル」のようです。

誰がこんなひどい状態にしたのか、
意図的な虐待と思われますが
正常な人間は決してこのような事を
声なき動物に対してできないです


犯人を捕まえるだけでは足りなく
同じ目に遭わせてやってくれ!と思うぐらい
怒りがこみ上げてきました。


現在は上記のレスキュー団体で保護され
Landis」 と言う名前をつけてもらったようです。

Landis

写真: Second Chance Rescue NYC Dogs より


これから整形外科の治療を受ける予定のようですが、
少しでも良くなり回復することを祈るばかりです。

そしてこのLandisだけでなく
他にも保護されている虐待された犬たちの救急医療のために
この団体は寄付を募っています。

現在600人ほどの人が小額からでも寄付していて
あと少しで目標金額の2万5千ドルに届きそうです。

寄付しても良いなと思われた方は↓のサイトにて寄付できます。
Second Chance Rescue NYC Dogs

また、フェイスブックやツイッターなどでも
現在4000人以上の人達がこの記事をシェアしていますので
アカウントをお持ちの方は拡散するだけでも
協力した形になるのでは、と思います。


・ ---------- ・ ---------- ・ ---------- ・ ---------- ・ ---------- ・ ---------- ・


アメリカでは犬や猫の虐待や放置、飼育放棄などのニュースは
ホリデーシーズンも関係なく、連日のように目にします。

これからクリスマスが終わると
「プレゼントだった?犬や猫たち」が
シェルターに捨てられる場合も少なくはありません。

犬や猫はモノではありません!

生涯飼育と愛情が必要な生き物
と言うことが分からない人がいると言うことは
非常に嘆かわしいことです。

また、なぜこのような悲惨な事件が何度も起こり、
虐待や遺棄などを平気で行える人間が世の中に存在するのか…
本当に腹立たしく悲しい気持ちになります。

しかし助けを必要とする動物達に
救いの手を差し伸べるのもまた人間です

自分自身は絶対に後者であること、
またそのような人たちが一人でも多くなりますようにと
この時期は切に願わずにはいられません。

Landisくんにとって
これからの治療がクリスマスプレゼントになりますように…



長文読んで下さった方、ありがとうございます。
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四肢が麻痺した犬 ゼウス

2014-12-12 | アメリカ 犬 & 動物事情

数日前にHuffington Postに載っていた記事からです。

Paralyzed Dog Who Learns To Walk
Reminds Us Why Everyone Deserves A Second Chance




生後6ヶ月で四肢が麻痺し、元飼い主によって
ハイキルシェルター(殺処分を頻繁に行うシェルター)に
捨てられた犬 Zeus ゼウス (ズィウス)。

2012年、ゼウスを救い出したLynda Kuether さんによると
レスキュー当時はとてもやせ細っていて
四肢が麻痺していたために頭を持ち上げることと
しっぽを振ること以外、何もできなかったそうです。

その後、手厚い看護とプールや車椅子での
長期のリハビリを続けることで、全く動かなかったゼウスの四肢は
徐々に運動機能を回復して行きます。

以下はその様子を写したビデオです。
英語ですが映像を見るだけで伝わってくると思います。







ゼウスの四肢の回復にはやはり時間を要したようですが、
全く歩行できなかった状態から
ここまで歩けるようになるとは、正直驚きました。

そして顔つきも変化していくのが見てとれます。

ゼウスにリハビリを施したLynda Kuether さんたち、
ただただ素晴らしい人たちだと感動しました。



健常な犬でも捨てられる世の中…

障がいがあると言うことは、やはり大きなハンデになり
ゼウスのような犬たちが捨てられる確率はとても高いです。

このような犬達を救うには特別なケアが必要になり、
犬の飼育に精通していなければいけませんが…


どうか障がいを持っている犬たちにも
暖かい家族ができるチャンスを与えてあげて下さい



この映像を見て心からそう思いました。

クリスマス前にとても心温まるストーリー、
涙腺がゆるみまくりのおかんでした



捨てられた障がい犬たちにも
セカンドチャンスを!
と思われる方
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アメリカ 「保護犬たちの ビフォー ・ アフター」

2014-11-07 | アメリカ 犬 & 動物事情
以下の写真と内容は、
5匹の保護犬たちのビフォー ・ アフターについて書かれた記事
5 Before and After Photos of Rescued Dogs
That Will Warm Your Heart
」 からの抜粋です。
(注: 上記のサイト、広告が多くて少し重いです)



1. Moxie

パピーミル(子犬生産工場)からレスキューされた犬です。
12年もの間繁殖犬として扱われ、鉄格子の網の上で生活していたため
保護された時には足にダメージがあり、
下の歯がすべて抜け落ちていました。

現在は里親から愛情を受けて元気に生活しています。
パピーミルからの犬を救出し保護活動をしている
National Mill Dog Rescue」の宣伝大使も務めているようです。





2. Samantha

ニューヨーク市のブロンクスで鎖につながれ放棄された状態で
レスキューされました。繁殖犬として世話もされずに飼われていたようです。
現在は里親のもとでとても幸せに暮らしています。





3. Patrick

子犬の時にゴミ袋の中からレスキューされました。
やせ衰え外傷もあったため回復には時間を要しましたが、
回復後は里親も見つかり、現在は愛情をたくさんもらい元気に生活しています。





4. Luke

飼い主による飼育放棄。レスキュー当時はひどい健康状態でしたが
長期の回復期間を経て元気になり、里親も見つかり幸せをつかみました。





5. Fraggle

ひどい疥癬(Mange)によりシェルターに持ち込まれ、保護団体によって
助けられました。疥癬(Mange)はニキビダニにより毛が抜け落ちる病気です。
しかし耳だけにはフワフワの毛が残っていたことから「Fraggle」と名づけられました。
手厚い看護と治療を受けたおかげで現在は全身にも毛が生え、
里親の元で幸せに暮らしています。





-------------------------------------------------


ここからは「チャーリー&ユキおかん」の意見です。

いつも犬バカ、親バカな日記を書いていたりしますが、
不幸な犬がこの世からいなくなる事を願ってやみません。

すべての犬は、安心して生活できる場所が与えられ
飼い主から十分に愛情を与えられるべきだと思っています。

犬好きですからここは譲れません。

どんな理由があっても、虐待などされてはならないと思っています。
引っ越すから、飽きたからなどの理由による飼育放棄然り。

そして犬を飼うなら…

パピーミルと繋がっているペットショップや
インターネット販売に高額なお金を払って
犬を購入するのには反対の姿勢です。

アメリカでは毎年350万頭以上の犬や猫の命が
家族を見つけられなかった理由で消えて行きます。

日本も頭数はもっと少ないですが
安楽死ではない形で犬や猫たちの命が消えて行きます。

犬を迎える時は、
保護団体やレスキューグループ、シェルター、保健所にいる
「家のない犬」 「家族を探している犬」をまず最初に考えて下さい。


そして飼ったら最後まで責任を持って守ってあげて下さい。

犬は人間に飼われることでしか生きていけない動物です。

最後に、犬を保護して里親探しをしている団体のお手伝い、
一時預かりができれば一番良いのですが、
できない場合は小額からでも良いので寄付して下さい。

寄付なんて偽善だ、と思われる方もいるみたいですが、
やらない善よりやる偽善」で助かる犬がいるなら
それに越したことはないと思います。

以上、またまた長くなりましたが
保護犬のビフォーアフターと
犬バカ炸裂 「わんこ愛サイコー」 のおかんでした。


最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
応援して頂けると喜びます。

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ペットエキスポ コネチカット州

2014-10-04 | アメリカ 犬 & 動物事情
10月4日(土)、本日はコネチカット州の州都
ハートフォードで開催された
Pet Expo ペットエキスポ」に行ってきました。

最初にお断りしておきますが…
きらびやかな日本のペット博と比べると
十分の一ぐらいのしょぼさです

でもそれなりに楽しかったですねん。

お天気は悪く一日中雨で、お昼はザザ降りでした。
会場が屋内だったのが救いです。

以下、写真だらけですがテキトーに流してね♪


ハートフォード方面へ お昼なのにすでに暗い高速道路



コネチカット州会議事堂も雨にけむってまする



到着



会場へ



バナーもね



結構混み混み



テレビのアニマルプラネットで放送している
Pit Boss ピットボス」のショーティー・ロッシさん!!



実演中でしたが徐々に人が増えてきたので途中で見るのを断念



またまた好きな方向に行こうとするチャーリー&ユキ



ブースもたくさん出ていました



めっちゃかわいかったヤギさん



ユキと大きさが一緒ぐらい



ヘルシー系おやつのブース



グレートピレニーズさん デカっ!



チャーリーが中型犬に見えるでし



マスチフさんもデカっ!



こちらの方もデカっ!



車椅子わんこさんもご来場です



ユキをアダプトした「Companion Pet Rescue & Transport」のブース



ユキより先にチャーリーがこんにちわ



ユキ、レスキューされた事わかってるのか?(笑



なんぞトリートくれ



CPRのブースを後に



ペットと一緒に撮影会のブース



ブースが延々と



最後にもう一回「Pit Boss ピットボス」のショーティー・ロッシさんを激写



と言うことで会場は人とわんこで混み混み。

商品やらレスキュー団体やらペットサービスやらで
各ブース、たくさんの展示と販売で大賑わいでした。

チャーリー&ユキ家族は、全部見て周りましたよ。

でもまぁ商品で今すぐ必要と思うモノは無かったので
今回の戦利品は卸売りサイズの
「フリーズドライ ターキーハーツ」のみ↓



お店で売っているのは↑の1/4サイズで$17ぐらいします。

が、しかーし! こちら1パウンド(約450g)で$35だったので
めっちゃお得だったのです 

毎月どこかの州でこの「ペットエキスポ」は開催されているので
アメリカにお住まいの方は行ってみて下さ~い。

お・わ・し~


やっぱり日本のペット博のほうがスゴイやん!
と言いながらでもいいので(笑
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バドワイザーのわんこCM

2014-09-25 | アメリカ 犬 & 動物事情


秋ですね~
朝夕は10度前後の日が多くなってきたコネチです。

さて、日付は9月19日のものですが、
ちょっとほっこりする映像、見つけちまいました。

バドワイザーで有名なビール会社 Anheuser-Busch が打ち出している
プロモーション 「Global Be(er) Responsible Day」 の
心がほんわかになるビデオです。

「飲んだら(車の運転は)責任を持ちましょう」
「友達が待ってるからね♪」と言うメッセージです。




お兄ちゃん、酔いを醒まして泊まって来たのはいいけど…
一人暮らし? このワンコのご飯とオシッコは!?
と、おばちゃんは元も子もないツッコミしかけました… ナハ  

しかし イエローラブ、かわええええーーーっ 


で、かわいいついでにこちらも↓
今年2月にあったスーパーボウルのCMなんで
すでにめっちゃ有名ですが  あえて今(笑




イエローラブパピー&クライズデールの馬、
どっちも好きすぐるぅ~

と言うことで、ちょっとほんわか「秋のわんこビデオ」でした。

お・わ・し


本日は登場してませんが
最近さらに仲良しコンビになっている
チャーリー&ユキを応援して下る方
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犬の不妊手術を推奨するアメリカ

2014-06-15 | アメリカ 犬 & 動物事情


最近雨ばかり続いていたコネチですが、6月13日の金曜日
チャーリーのドッグライセンス(犬の登録料)を支払ってきました。

昨年も「不妊手術済みなら登録料は半額以下」で書きましたが、
登録内容は同じで毎年更新します。

基本アメリカは州や市で法律や条例が異なるのですが
コネチカット州の場合、犬の登録料は以下のようになっています。


登録更新お知らせカード 今年はピンク(笑



不妊手術をしていない犬 $19  不妊手術済みの犬 $8



更新料を支払って、ライセンスとタグをもらいます



チャーリーはもちろんの去勢済みなので$8



と、登録料に不妊済みとそうでない犬に差があるのですが、その理由は…

現在アメリカでは
毎年400万頭近くの犬や猫が処分されており
犬や猫の頭数は過剰状態にあります。


※但し薬物による安楽死がほとんどで、
日本のように苦痛を伴う処分の仕方ではないです。

上記の理由からこれ以上殺処分される動物を増やさないためにも
アメリカではペットの不妊手術を行政が推奨しています。

そこで他州のペット登録内容も少し調べてみたところ
コネチカット州と同様、不妊手術済みとそうでない犬の登録料金には
差がある州や市が多くありました。 全て1年分の登録料金です。

●マサチューセッツ州 ボストン市
不妊手術済みの犬 $6  不妊手術をしていない犬 $17

●ニューヨーク州 ニューヨーク市
不妊手術済みの犬 $8.50  不妊手術をしていない犬 $34

●ワシントンDC
不妊手術済みの犬 $15  不妊手術をしていない犬 $50

●イリノイ州 シカゴ市
不妊手術済みの犬 $5  不妊手術をしていない犬 $50

●ワシントン州 シアトル市
不妊手術済みの犬 $30  不妊手術をしていない犬 $60

●カリフォルニア州 サンフランシスコ市
不妊手術済みの犬 $21  不妊手術をしていない犬 $52

そして…
カリフォルニア州ロサンジェルス市、テキサス州ダラス市では
犬を飼う場合、不妊手術は法律で義務付けられています。 


このようにアメリカ主要都市部では
犬や猫の繁殖には反対の姿勢をとっている州や自治体が非常に多いです。

現状を考えれば当然の事と言えるでしょう。

生体販売を行うペットショップと繋がるパピーミル(子犬生産工場)の業者などは
もっての外ですが、お小遣い稼ぎの自家繁殖などもやめて頂きたいです。

しかしアメリカでは人種や所得差によって
ペットを飼育するにあたっての知識や、
犬や猫の諸問題に向ける意識に差があるのも事実です。


特に低所得者層では「不妊手術の必要性」を理解していない人も多く
犬や猫に対しての扱い方に問題がある場合も見受けられます。


ちなみにシェルターや動物保護団体が里親に引き渡す場合は、
「里親に引き渡すまでに団体が不妊手術を済ませる」と言う法律が
32州で義務付けられています。

なので犬や猫を保護団体からアダプションする場合は、
ほぼ100%「不妊手術済み」になっています。

その他、低価格で不妊手術をしてくれるクリニックなども多数あり
一般的には獣医もかなり協力的です。


一方日本でも毎年処分される犬や猫が多くいる中で
未だに不妊手術に対してネガティブなイメージを持ち
素人ながら自家繁殖を公の場で発表?されている方々が
少なからずともおられる事には個人的にへこみます。

不妊手術は健康面や問題行動を防ぐと言うメリットも大きいし、
犬猫の過剰状態を考えると今や「マナー」とも言えるのでは?

人間と暮らしを共にし、市販のドッグフードを食べ、
リーシュ付きの散歩をしてグルーミングに行って
フリフリの服まで着せて(そこは自由か…)
なんで「生殖だけは自然体で!」になるのだろう?
矛盾を感じます。


と、また違う方向へ行きかけて長くなる気配なので
今回はこの辺で…

もう「犬猫のオーバーポピュレーションにうんざり」の
チャーリーおかんでした。

あ、それと上記の州別料金表はネットで調べただけですので
間違いあればご指摘下さいっ!


人間の都合で増え続け
処分される犬猫の数を減らしたい!
ペットの避妊と去勢に賛成な方、
ポチっとよろしくです!

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