てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

コンフォートドッグ ゴールデンレトリバー9匹

2012-12-21 | アメリカ 犬 & 動物事情

12月14日に起きたニュータウン・コネチカットの
小学校銃乱射の惨事から一週間が経ちました。

同じ州内で発生した事件ですが、
直接関わりが無かった私達でさえ気分は重いです。
そして改めて銃社会の恐ろしさを身に感じています。

来週はクリスマスですが、亡くなられた方々のご遺族は
これから多分一生クリスマスシーズンが悲しい季節になりそうで
本当に気の毒です。

これは事件直後のニュースになるのですが、
サンディフック小学校の生徒を中心に近郊の子供達に
心のケアを提供するべく、シカゴから800マイルの道のりを
車で移動してきたゴールデンレトリバー9匹の事を
テレビのニュースやネットが大々的に紹介していました。

その名も「K-9 Parish Comfort Dogs」←ぜひクリック!

動画ニュースはこちらをクリック




この「K-9 Parish Comfort Dogs」は
教会関係のプロジェクトで
アメリカ各地で災害や事件に遭われた人々の
精神面のサポートと心のケアをするために
セラピー犬と一緒に病院や現場に出向く
ボランティアグループです。

そして今回のニュータウン・コネチカットを
慰問したのは全9匹ゴールデンレトリバー。

さすがセラピー犬だけあってみなさん超いい子です。
うちのチャーリーと何かが違うっ…

ハンドラーの方のインタビューを聞いていたら
「生後5週間半の子犬時に仰向けにして落ち着いていたら
コンフォートドッグになれる素質があり、
その後も訓練を積みます」と仰っています。

なるほど。盲導犬などと同じで生まれ持っての落ち着いた性質が
とっても大事なのですね。
最初の選別の段階の仰向けでワチャチャ
になっていたであろうチャーリーは
「即しっかーーく!」なのです(笑

写真やニュースを見るとこのゴールデンさん達を撫でている人達は
子供も大人もみんな笑顔になっています。

アメリカはこういう惨事があった後、
即座に心のケアの対応に乗り出し動物セラピーを導入しています。
専門の団体も既に確立されていて、
そう言う部分は本当に本当に素晴しいと思います。

一方で自己の安全は銃で守ると主張する人が大勢いる社会でもあり
なんと言うか、個人の中に天使と悪魔が共存しているように思います。

今後このコンフォートドッグの活躍を祈ると共に、
このような惨事が二度と起きないように願うばかりです。

※添付写真は全てK-9 Parish Comfort Dogsさんのものです。


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