てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

コンフォートドッグ ゴールデンレトリバーたちの活躍

2014-04-17 | アメリカ 犬 & 動物事情

4月17日(木)のYahoo!ニュースより。

来週4月21日(月)はボストンマラソンが開催される予定ですが、
昨年2013年4月15日のボストンマラソンでは爆弾テロ事件が起こり
民間人の死者3人、負傷者280人以上を出す大惨事となりました。

今年4月15日には一年目の追悼式典が行われました。
しかし被害に遭われた方々の心の傷は決して癒えていないと思います。

その方たちとボストンの街を勇気づけるべく
以前にもこのブログで紹介した「K-9 Comfort Dogs」の
ゴールデンレトリバー6匹がセラピーと慰問のため
再びボストンの街を訪れることになりました。

コンフォートとは慰めるとか元気づける、
痛みを和らげる言う意味で慰問やセラピーと同義語です。

ちなみにボストンマラソン爆弾テロ事件が起こった直後、
ゴールデンレトリバーたちが慰問に訪れた様子はちょうど一年前の日記
ボストンマラソン爆弾事件でコンフォートドッグ出動」で記述しています。

K-9 Comfort Dogs」はイリノイ州に本拠地を置くキリスト教の
ルーテル教会「Lutheran Church Charities」のチャリティー活動の一環です。
(※チャーリー家は特定の宗教には携わっていません)

現在「Lutheran Church Charities」はアメリカ国内の10州に
80匹のセラピー犬・慰問犬を駐在させています。
こちら「LCC K-9 Comfort Dogs」で現在活躍中の
ゴールデンレトリバーたちの写真が掲載されています。

上記教会のゴールデンレトリバーによる
コンフォートドッグプログラムが始まったのは、
2008年に北イリノイ大学で起こった銃乱射事件の
被害者を見舞ったことがきっかけでした。
当時はセラピー犬は4匹しかいなかったそうです。

以降アメリカ国内で事件や災害が起こる度に
各地にセラピー犬を派遣して慰問活動を行っています。

昨年2013年だけでもオクラホマ州の竜巻、テキサス州の工場爆発、
アリゾナ州の山火事、コロラド州の洪水など自然災害や
事故で犠牲になった人たちの遺族や被害を受けた人たちのために
ゴールデンレトリバーたちは慰問活動を行って来ました。

そんな中でも個人的に最も心が痛んだ事件があります。
2012年12月14日に私たちが住むコネチカット州で起きた
サンディフック小学校銃乱射事件」です。

イリノイ州からコネチカット州サンディフック小学校の生徒たちを訪れた
9匹のコンフォートドッグたち(英語ですが雰囲気で)



現在も「Maggie(マギー)」と「Addie(エディー)」の2匹のゴールデンレトリバーが
事件が起こったコネチカット州ニュータウンの町に駐在し
被害者や遺族の方々に慰問活動を続けています。

ボストンがあるマサチューセッツ州や
サンディフック小学校があるコネチカット州は
アメリカの中でも歴史が古く、この2州を含む北東部6州は
「ニューイングランド」と呼ばれています。

この2年の間に私たちが住むニューイングランドで
2度も大惨事が起きたことはとても悲しく
もうこんな事件は起きてほしくないと願うばかりですが
人間とはいろんな間違いを犯してしまう生き物ですね。
いい加減学習しろよ、と思いますが…

ですが不幸にも事件が起こってしまった時、
このようにセラピー犬を即時に派遣することで
人々の心の傷を少しでも和らげようとする活動は
素晴しいことだと思います。

実際、犬たちの持つ力に癒されている人たちは多く
慰問に来たゴールデンレトリバーを撫でているとき
人々はとても穏やかな表情です。


と言うことでこれからも
K-9 Comfort Dogs」のゴールデンレトリバーたちには
人々に癒しを与え続けていってほしいと思います。

しかしさすがトレーニングを受けているだけあって
みなさんむちゃくちゃ良い子でメッロメロに可愛いです
コンフォートゴールデンズ、これからもがんばってね!


上記写真: 「Lutheran Church Charities K-9 Comfort Dogs」より


セラピー犬に癒されたい方もセラピー犬を癒したい方も
ポチっとクリックお願いします♪
にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へにほんブログ村