てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

ピーちゃんのこと

2016-05-22 | 犬・馬・動物のこと

実は一週間ほど前の5月14日(土)、
芝刈り機用の荷台の中で
バタバタしている鳥を発見しました。

鳥は雛より少し大きくなった
アメリカン・ロビン の幼鳥でした。

和名はコマツグミと言うらしく
日本では野生で見かける事はないようですが、
アメリカではごく普通に生息する鳥です。

アメリカン ロビン 成鳥(wikipedia より画像拝借)



荷台の中で羽をバタバタさせて
ピーピー鳴いていた幼鳥、
芝の上に持って行って放してみたのですが…
まだ飛べず、夕方だった事もあり家に入れました。

野鳥を保護したのは初めてで
エサも何を与えていいのかわからなかったけど
とりあえず調べてロビンが食べるとされる
ブルーベリーやラズベリーを与えました。

翌日、やっぱり主食のミミズ等が良いのだろうと思い
おやじの釣りのエサのミミズを与えると(おやじ担当)
めちゃめちゃ食欲旺盛。

おやじは「フランク」と呼んでいましたが、
おかん的には普通に「ピーちゃん」。

3日目も順調にエサを食べていましたが
まだ飛ぶことはできず。

もちろんチャーリーとユキは隔離

ずっとポーチ内で放しておくわけにもいかないので、
4日目に使っていなかった犬用(チャーリー)のケージを組み立て
止まり木と一緒にケージの中にピーちゃんを入れた後、
用事があったので2時間ほど外出しました。

帰宅後ピーちゃんの様子を見に行くと…

ピーちゃんはケージの間から逃げ出し
ポーチの壁の下で息絶えていました。

それまでほとんど飛べていなかったのですが
ケージから飛んで壁に当たったのが原因なのか、
あまりの急死に言葉が無くなり…

本当の死因がわからないのですが、
大きくしてやることができなかった事が悔やまれます。

たった3日半の間でしたが
手にも乗ったりしていたので愛着もありました。

あの時出かけずに見ていれば
死ななかったのではないかと…


あと何日ぐらいで飛べるようになったのか
わかりません。
やっぱり野生を育てるのは
難しいのかなとも思いましたが
めちゃめちゃ悲しくてピーちゃんが亡くなってから
落ち込み気味のおかんです。


ピーちゃん



今、外ではロビンの成鳥がたくさん飛んでいるのですが
そんな姿を見ると心が痛みます。

ピーちゃん、大きくしてあげられなくてごめんね…
天国では思いっきり羽ばたいて下さい。