定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

いろんな家族の形 その1

2011年09月22日 | 有料老人ホーム

 台風通過して皆さんの家は壊れませんでしたか?

昨日は遅番で八時半終了。

新しい鉄筋のホームに居れば揺れもせず、

外を見なければ

嵐も感じないわけで。

TVのニュースを見ると、

〇〇線も△線も□線も不通、不通、不通。

胸まで来そうな水の中を歩く人の姿や

救命ボートに乗せられて救出される方々。

震災のときのように家路を歩いて帰る人の列。

溢れるタクシー待ちの人々。

この中に子供たちや知り合いが居るかなーっと

つい目を凝らしてしまいました。

 皆さんのご家族は無事でしたか?

最近こんな心配ばかりですね。

日本はどうなっちゃったんでしょう。

 そんな風に家族を心配することが増えたこのごろ。

ホームにこんなご家族がいらっしゃいます。

 初めは二人のお嬢さんが交代でホームに来られました。

そして、会話が続かないお母さんなんですが

いっぱい話しながら食事介助し

食後薬まで飲ませて

お部屋でおしゃべりして夜遅く帰られます。

母と娘。

女性同士はこんなとき良いですね。見ていて素敵です。

僕等 男は「なんでいつもこんなにたくさん話すことがあるんだろう?」って

思っちゃいますよね。

明らかに生涯会話数は女性が圧倒的に勝ちです。

ところが、仕事帰りのお父さん(ご主人)も参加してきました。

そして、お父さんはシャイだから

お部屋で食事介助をされて帰ります。

食事前のおむつ交換には退室いただくのですが

喫煙室でゆったりするか、リビングでTVみてくつろいだり

仕事疲れかそのまま寝入ってしまうこともあり

「〇〇様!お食事の用意ができましたよー」

とスタッフの声でヨミガエリ、しっかり食事介助して帰られます。

この家族はすごい! 

 毎日誰かが来ているってこと。

「幸せなお母さんですね

みなさん!こんな風に自分の家族がしてくれると

自信を持って言える人いますかーーー?

 

洋服もパジャマも若いデザイン。

「娘の着ていたもの」だって。

女の子がいるといいですねー

でも少しきついんですけどー

着せるのに一苦労なんです。本音のところ、、、、

 


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