鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今日は11月12日、月曜日、ゆっくり過ごしている。

2007-11-12 10:46:07 | 直言!
8時に朝起きた。
昨日現場のトイレで見た私の顔がひどく疲れた顔をしていた。
土曜日の夜、遅くまでセットアップの原稿を作っていて床につくのが遅かった。
そして伊丹の現場にはいるのにまたJR奈良駅前で市内循環バスに乗る乗客、ほとんど正倉院展に行く人たちで50人を越える人を乗せた。
この人たちがスムーズにバスチケットで乗せたとしても1人5秒前後にしても10分もあれば住むだろう。しかし乗客のほとんどはバスに乗ってから財布を出して値段を聞いてそのたびに運転者は「両替はここでできません。こちらの両替機に入れて下さい」と言っているのに間違って運賃箱にいれてまた手間を取られ世手いる。2・3人の連れだったら1人がまとめて払えばいいのに1人1人が小銭を出して入れる。家族でも夫婦でも1人づつ払っている。
こんなことで奈良の地元民は「もてなしの気持ち」はおこらない。
「もてなし」といったいなんなのか。
先日、奈良県知事の講演で奈良の観光は「もてなし」と話された。
しかし地元の高齢者が正倉院展の観客のためにバスに乗れない現実、これでもてなしの気持ちはうまれてこない。
そして昨日、バス停でバスを待つがベタ遅れ、退屈とイライラはバス停で待っている人たちが誰となく話しかけて時間をしのぐ。
そしたら1人の高齢者婦人が言っていた。
奈良は美味しいものを食べさせてくれる店がこれというのがない。
大阪や京都にいけば手ごろな値段で美味しいものがいっぱい食べられる。
そんなことで弁当は安くて買えるので弁当を買って奈良公園で昼食をして正倉院展に行かれると話していた。そして私は言った。
「日帰り客ばかりでみんな我が家の近くで夕食をされるので奈良でお金を落としてくれない」と話すと「奈良では美味しいところがないのでみんな食べないで帰っていかれます」と話していた。
そんなこと話しているうちにバスがきた。
乗ったら乗ったでJR奈良駅の乗客が裁けない。地元民はいい行事とわかっていても正倉院展の行事が1番嫌いになった。
地元の物はよほど物好きでないといかない。
そしてただのチケットを配布されているところがあることも分かった。
私のところにも取材のための案内など送ってくるがチケットを送ってきたことがない。それなのにこの間、友人がある方からたくさんの招待のチケットをもらったのでそのおすそ分け2枚もらったら見学に行ってくると言っていた。
こんなとき上の構造の矛盾を感じる。
地元民には関わってほしくない正倉院展なのか。
宮内庁管轄のイベントなのか。
学者は一般の民衆が見えないのか。
ほとほとこの2・3年、正倉院展で地元民、市内循環バス利用は毎年泣かされている。高齢者の地元の婦人は足が悪くてバスに乗れないハプニング、正倉院展の乗客のためにのれないハプニング、高齢者は我慢強いので何もいわないでおられるが見ている私が悲しくて悔しかった。
伊丹の現場のトイレで見た私の顔は疲れていて悲しい泣き顔のままだった。

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