鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

昨日は京都行き特急に乗った。

2007-08-11 08:25:26 | 直言!
4号車の25番で窓際に座っていた。発車するまで週刊誌を広げていた。そしたら子ども2人連れの母親が乗ってきて通路の向こう側の座席に1人の子ども自分の膝で抱きもう1人の男の子は隣に座らせた。
一瞬、この子たちやかましいなあと思ったが35分の我慢だと自分で言い聞かせた。そして前の座席に大人4人が椅子の向きを変えて話し出した。やかましいなと思ったがこれも35分の我慢と言い聞かせた。
しばらく週刊誌を読んでいて近鉄の新田辺を越えたあたりから週刊誌を鞄の中にいれてボーとして行こうと窓から景色を見てふと通路の向こう側の子どもたちがおとなしいのに気がついた。
そしたらなるほどと思った。
おかあさん、頭の賢い人である。
小学校1年生ぐらいの子どもはA5版程度の漫画を読んでいる。それも肘かけの中に入っているミニテーブルを引っ張り出してそこに漫画本をおいて静かに漫画を読んでいる。まだ買ったばかりの新しい本なのかページ数がそんなに進んでいない。もう1人の子どもは女の子で2歳ぐらい、これも本を見ているがこちらはカラーで描いた漫画本のようだった。
なるほど子どもたちの関心のあるものを持って電車の中に乗ってきた。
実家に帰るのだろうか。旅行鞄が横に置かれていた。
男の子は私が降りる丹波橋まで静かに本を読んでいた。
さすが2歳くらいの女の子は大久保あたりから座席から降りて少しぐずりだしたが小さな声で何か母親に話し出した。しばらくお母さんは黙ってみていたが向島あたりで子どもを抱き上げた。そしたら少しおとなしくなっていた。
私は丹波橋で降りてここから各駅停車で竹田にでてここで地下鉄に乗り換えて今出川に出た。
降りるとき前に座っていた大人たちの方がやかましかった。
若いお母さんの工夫に感心をした。
周りの気配りを考えると前もっていろいろ工夫ができるのにこんなことができないお母さんが増えている。

そしてもう1つ、今朝この暑い夏にマフラーをしている若い男女が放映されていた。そういえばこの暑いのにマフラーをするアホな人がいると思って見ていたらまたこれもファッション業界が儲けるための商品作戦だった。
私はアホと違うかと思ってみている。
もうほんまに露出狂の人がいると思ったら暑いのにマフラーをかけている。女性たちのために生活の知恵として流行らせた。これはもともと冷房がきき過ぎなところは鞄の中にスカーフを1枚入れて肩からかけると少し保温の効果があるからスカーフを持つことを流行らせた。これは納得がいく。
男性諸氏たちの背広を着た状態の冷房にしてあるので薄着の女性は寒いのである。このことを踏まえて1枚のスカーフを持ち歩くということになった。
しかし灼熱の太陽が照りつける日差しの下で顔に汗をかきながらスカーフというのかマフラーをしているのはおかしい。男性もしている。
アホと違うか。もう能タリンと1人で言葉を呟いている。
季節に合ったファッションをするのが基本である。人間社会の営みである。汗をかいてマフラーをしているのは暑苦しくて周りに失礼な服の着方である。
そうといってやたらにあちらこちら肌、いや胸の谷間も見え背中も見えている人もよくない。これは男性に痴漢をして下さいというセクハラ行為である。こんなことを気がつかないで露出している若い女性たち、いつから脳みそが空っぽになってしまったのだろうかと懸念をする。
女性もある程度の想像力が必要である。
人間社会の中でまわりに対する気配りは想像力を働かせて工夫をしていく。
いつから周りのことを考えないで自己中心の人が出てきたのだろうか。

どうりでマフラーを巻いている女性たちのファッションを電車や町の中で見た。暑苦しいとしかいいようがない。
こんなことを流行らせるファッション界、自分ところさえ儲ければいい。日本の気候風土も文化も無視したファッションは周りの人を無視して自分さえよければいい。それには手段を選ばないという。
こうしたことが季節感をなくして日本家屋の暮らし方も変わり日本のしきたりが薄れていく。
日本は世界では少ない四季というものがある。かつて昔から四季を通して人間の暮らしが行なわれそこには日本でしかできない文化を育んできた。それこそこの日本文化を壊してきたのはファッション界もしれない。
夏には冬のコレクションのファッションショー、冬には夏の物が行なわれる。商戦といえこの光景を若い人たちが見ている。
ファッション界のアクションに若者たちの季節感の感性をこわしてきたように思える。
専門家ならもうすこし季節を考慮して日本にあったものをしてもらいたい。夏にマフラーなんて頭が鈍感になったただろうと外国人は思うだろう。
そんな鈍感がここかしこに散在している。
自民党も鈍感になって今の政局の成す術が見えない。
民主党はそんな鈍感に政治を任せられないと有権者は判断して民主党に投票した。この投票の重みをしっかりとらえて舵取りをしないといけない。
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