母の実家に行くと、叔父叔母に、いつもコンサートやら、CDやらを宣伝されています(笑)
でも、今年は、震災があって、叔父叔母ファミリー親類にも色々ありました。
そのおかげで、今年はまだ母の実家に行くのを遠慮しております。
しかしながら、叔父の妹である私の母は、今やちゃんと会話ができるような状態ではないし。。
父も以前のように活動的ではいられなくなった。
わたしの両親について心配してくれて、わたしの幼少期を詳細に知る親戚って、もう、この叔父叔母とその子供たち(いとこ)くらいになってきてしまったんですよね・・・。
ということで、親戚とも、今まで以上に交流を深めておいた方がいいかなと思い至り、また、母が使っていた実家にある十三弦を有効活用させたいなと考えており(できれば、ちゅんこさんに習得してもらいたい)、
いとこがNYから一時帰国して、盛岡~東京の二日間、連続で演奏するということを知り、
盛岡での、叔父叔母ファミリー合奏団のコンサートには行けないものの(まあ、後ほどビデオを見せてくれるだろう)、東京で行われるいとこが出演するコンサートには聞きに行けるな、と思い、行ってまいりました。久しぶりに錦糸町。
でも、一人で行くのもなんなので、音楽大好きなマリリンにお付き合いしていただきました。
相変わらず、コンテンポラリーなので、難解な曲が多かったです(笑)
いとこの演奏した歌つきの初演の曲も、ものすごい難解だった(笑)
客演の藤原道山が尺八演奏した三木稔作曲「秋の曲」は、ステキだった。
現代曲ではありますが、1970~80年台の作品なので、比較的古典に入るのかな?
そういえば、私の結婚式の際にいとこが演奏してくれた「華やぎ」も三木稔作品でした。三木稔、いいな。
マリリンは、すっかり藤原道山の魅力にノックアウトされていました。
体の一部のように尺八を操る道山さん、ステキでした。
幼少のころ、叔父叔母ファミリーと一緒に演奏した人間国宝・山本邦山の尺八演奏も聞いたことはありますが、そのころは小さすぎて、良くわからなかった(笑)
道山さんのブログによると、前日の叔父叔母ファミリー合奏団コンサートも、成功に終わったようです。
朝に、震度4の地震があり、ちょっと心配していましたが、滞りなく開催されたんですね。
そうそう。
プログラムを見ていたマリリン。
「あれ? この人、わたしのお友達ですよ!」と!
過去の演奏者の方のお一人、杉村祥子さんは、現在、お筝の活動をセーブされ、演劇をされているそうなんですが、こちらのメンバーだったんですね~
世間って、狭い。
でも、つながりがある人がお付き合いしてくれてよかった。お友達の輪が広がりました。
邦楽展 vol.23 Koto Collection Today ~二重の色彩
久留智之:移りの美学 ~二面の二十絃箏のための~(2010/邦楽展委嘱作品)
二十絃箏/下田れい子、丸岡映美
渡辺俊哉:箏歌 良寛の歌集より(2011/委嘱作品・初演)
二十絃箏/黒澤有美
三木稔:秋の曲 ~二十絃箏と尺八のために~(1980)
尺八/藤原道山、二十絃箏/田村法子
湯浅譲二:箏歌・芭蕉五句(1978)
歌と十三絃箏/坂本ゆり子、十七絃箏/吉川由里子
池辺晋一郎:梢にて ~二十絃箏独奏のための~(1995)
二十絃箏/大谷祥子
北爪道夫:辿り(2011/委嘱作品・初演)
二十絃箏/吉村七重・田村法子、十七絃箏/彦坂恵美