本日は箱根駅伝終了後、昨日とは違う方向へ初詣。神社&お寺を7箇所巡り、戻ってみればまたまたお年賀状に特大ニュースが! 『さらば復讐の狼たちよ』 (2010。この映画、いまだに原題を言われないとわからない...。『譲子弾飛』です)や『冷たい雨に撃て 約束の銃弾を』 (2009)などのアジア映画配給でもお馴染みの、ファントム・フィルム社からいただいたお年賀状です。初詣の御利益が早速やって来た、とばかり、該当箇所をスキャンしました~。
そうなんです、2013年に沖縄国際映画祭で上映され、審査員特別賞ゴールデンシーサー賞(金石獅子賞)を受賞した作品です。ずっと前から日本公開の噂は聞いていたのですが、劇場も決定したようで正式発表となったのですね。よかったです~。
『Barfi !(原題)』 予告編
2012年/インド/ヒンディー語/150分
監督:アヌラーグ・バス
主演:ランビール・カプール、プリヤンカ・チョプラ、イリアナ・デクルーズ、ソウラブ・シュクラ
詳しくは、こちらの沖縄国際映画祭2013での紹介をどうぞ。ストーリーならびに解説がアップされています。私が名前を付け加えたソウラブ・シュクラが演じているのは、バルフィの天敵となる警察官で、二人の追っかけっこのドタバタが大いに笑わせてくれます。チャップリンやキートン作品などへのオマージュが満載されているため、欧米映画史に詳しい方は抱腹絶倒するはずです。
そして、お年賀状をいただいてからファントム・フィルム社のサイトを見てわかったのですが、ファントム・フィルムは吉本興行が母体となっている沖縄国際映画祭(公式には、主催は「沖縄国際映画祭実行委員会」、運営担当が「(株)よしもとラフ&ピース」)にも関わっておられるのですね。これまでも、第2回で上映されたシャー・ルク・カーン&アヌシュカ・シャルマ主演作『Rab Ne Bana Di Jodi(ラブ・ネー・バナー・ディー・ジョーリー/神はカップルを作り給うた)』 (2009)のように、どうして公開にまで繋がっていかないのか、と残念に思っていた作品があったのですが、『Barfi !』はいい配給会社さんに取り上げていただけてよかったです。
ランビール・カプール、いよいよ日本デビューですね。「インド映画界のキング」と言われた祖父ラージ・カプールの作品は、1988年の<大インド映画祭>で監督・主演作『放浪者』 (1951)が紹介され(のちフィルム・センターに収蔵)、また『詐欺師』 (1955)は福岡市総合図書館に収蔵、そして、国際交流基金アジアセンターが開催した<インド映画祭1998>では監督・主演作が3本と監督作『ボビー』 (1973)の計4本が特集上映されるなど、結構日本でも知られています。また、父リシ・カプールは、『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』(2009)の冒頭で登場したリスペクト・シーンやカメオ出演でもお馴染みですし、『ボビー』や『アマル・アクバル・アントニー』 (1977)等の主演作が日本でも上映されているほか、最近は名脇役として、『命ある限り』や『火の道』 (共に2012)にも姿を見せています。
従姉のカリーナ・カプールに続いて、またまた映画界の名門カプール家第4世代が日本デビュー。ボリウッドの若手俳優として、日本でも人気が出るといいですね。『Barfi !』は後日、正式に試写を見せていただいてからあらためてご紹介しますが、藤井美佳さんの字幕だそうなので、そちらも楽しみです。さてさて、2014年はインド映画ファンにとって、すごく忙しい年になりそうです(実はまだ、上のランビールの写真みたいな、”口チャック”作品が2本あったりする....)。
とても楽しみです!
「Rab Ne Bana Di Jodi」も大好きな作品なので今からでも
劇場公開ぜひお願いしたいです。
なんだかほんとに今年は劇場通いしなくちゃですね。
全部は名古屋には・・・来ないかな~。
名古屋は、シネマスコーレにがんばってもらって下さい。でも、シネコンの系列で全国展開とかになるのが理想なんですけどね。(木全支配人、ごめんなさい!)
DVDやBD鑑賞もいいのですが、インド映画はぜひ劇場の大スクリーンで見ていただきたいです~。
おお、「Student of the year」に続き「Barfi!」も。ランビールは、これで日本のスクリーン正式デビューなんですね。
今年も昨年に続き、どしどしインド映画が公開されることを願うばかりです。とりあえず、「English Vinglish」には是非札幌にきてほしい…。
今年も楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
ランビール・カプール、日本ではどうでしょうね? 昔のお父さんと比べると、スターオーラがいまいちのような....。彼の演技力のファンが生まれてほしいものです。
北海道でも、ぜひよろしくお願い致します。ところで夕張ファンタ、去年はインド映画がなかったみたいですが、今年はアノ、荒唐無稽なアクション作品とかやらないんですかね~。
往路に観ましたが、ダージリンとコルカタのドラマチックなストーリーに感激。もう1度往路の着陸までと、復路にさらにもう1度観たほどです。
英語字幕だったので、今度は日本語字幕でストーリーを楽しみたいです。
日本の題名はそのままなのか、気になりますね。
すでに3回、ご覧になっているのですね。パントマイムのシーンも多いですが、それでもイリアナ扮する女性との関係や、ジルミルの家庭事情などは日本語字幕があった方がより理解できると思います。藤井美佳さんの日本語字幕、私も楽しみにしています。
そうそう、邦題は重要なので、気になりますね。『バルフィ!』のままでもいいと思うのですが、インドとまったく縁のない人には憶えにくいでしょうし。
『きっと、うまくいく』もいろんな風にデフォルメされて記憶に残っているようで、お年賀状に「『すべてうまくいく』はなかなかいい映画でした」とあってイスから落ちそうになりました。そういえば、『きっと大丈夫』と憶えていた学生もいたなあ。
『Barfi !』も『English Vinglish』も、素敵な邦題が付くといいですね。
ムンバイに長い我が家は年賀状とはあまり縁がないのですが、今年のお正月は、以前このソサエティに住んでいた若手大物女優さん宛の手紙が我が家のポストに届き、大いに驚き、そして処置に困っています……ファンレターだろうか……この不思議な街にもあと9ヵ月の滞在となりました。チャンスがあれば今度こそゆっくり「お宅拝見」にお越し下さい!!
「ソサエティ」というのは、「ハウジング・ソサエティ」ということですね。あの言い方は前から気になっていたのですが、今度行ったら実体を教えて下さいませ。
また3月にそちらに行く予定ですので、その時はぜひ「お宅拝見」させて下さいね~。そのうち、別途メールでご連絡しますので。