『ダンガル きっと、つよくなる』のソフトが出ました。ブルーレイとDVDなのですが、何と何と、ブルーレイが「オリジナル版」、つまり、全長版というか完全版というか、161分のインドで上映されたヴァージョンなのです。DVDは140分で、今春日本で公開されたインターナショナル版となっています。
また、特典映像も、ブルーレイの方が豊富。47分に及ぶメイキングが付けられていて、『ダンガル』製作の過程がつぶさにわかります。キャスティングから始まって、上の2人、年少のギータ役ザイラー・ワーシム(左)とバビータ役のスハーニー・バトナーガルが髪を切られるシーンなど、臨場感溢れるメイキング映像が続きます。ベリーショートにされて涙目の2人に、アーミル・カーンは「もっと短くしよう。バリカン持ってきて」と言ったりしています。父ちゃん、鬼だ....。一方のDVDは、「アーミル・カーンの肉体改造」と題された約6分のメイキング画像なのですが、これはこれで、ブルーレイのメイキングには収録されていない映像もあったりして、両方ほしくなるのが発売元ウォルト・ディズニー・ジャパンの思うつぼ。DVDのメイキング画像はレンタル版にも付いているようで、先日の集中講義でレポート提出してくれた学生さんがコメントしていました。昨日渋谷TSUTAYAに行ったら、『ダンガル』特集棚ができていて、ずらーっとタイトルが並んでいました。
(c)Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
アマゾン沼でのご注文はこちらからどうぞ。配給元のGAGAさん(実はBDをご恵存いただきました。ありがとうございます!)からは、「劇場でも引き続き上映する予定ですので、まだまだ多くの方に見て頂きたいと思います」とのご連絡をいただいています。メイキングを見ると、どうやって出演者たちがレスリングの訓練をしたのかがつぶさにわかり、またまた大画面で試合を見直したくなりました。「♫ダンガル、ダンガル♫」の歌に乗って、絶叫上映とかもいいですね。各地の劇場様、ぜひ上映企画をよろしくお願い致します~、ダンガル、ダンガル♫。