龍虎激突の7月14日、インド映画2作品『ランガスタラム』と『K.G.F:Chapter1&2』が公開されましたが、いかがでしたか? いろんな反応がSNSには書き込まれていて興味深かったですが、それを見ていて思ったのは、どちらもがかなりのクセもの映画だということ。合わなくて拒否反応を示していた方がある反面、すごく惚れ込んだツイートもあって、好き嫌いが分かれる映画なんだな、両方とも、と思いました。さて、土日にご覧になる皆さんはいかがでしょう? 楽しみに待っていますので、SNSにご感想をアップして下さいね。
そんな中、『K.G.F:Chapter1&2』に流れる歌「ディーラ・ディーラ(Dheera Dheera)」のMV日本語字幕付きが公開されました。『K.G.F 1』の最後に流れるものですが、映像は一部実写と差し替えてあり、これだけ見ていても1本の映画みたいで面白いです。ご覧になってみて下さい。「Dheera Dheera」は歌詞の英語訳サイトを見ると、「勇敢な戦士」というような意味のようです。
『K.G.F:CHAPTER1&2』ディーラ・ディーラMV
『K.G.F 2』の最後にも、同様の劇画タッチの絵と歌が流れます。いろいろ新しい試みをしている『K.G.F:Chapter1&2』、ちょっととっつきにくいかも知れませんが、果敢に攻めてみて下さい。
©Mythri Movie Makers
一方『ランガスタラム』も、途中やラストで「ええっ!」と思った人が多かったようで、ラーム・チャランとサマンタが演じる主人公2人の恋物語だけじゃなかったんだ、と戸惑った人も結構な割合でいらしたみたいですね。私も騙されたクチで、今日は楽しいランガスタラム村~♫と思って英語字幕上映の時いそいそと出かけたら、「何、これ!?」でした。インド映画は侮れません。おまけに、君臨する地主とその横暴を終わらせようとする村人たち、という縮図にも細かくスパイスが振ってあって、難聴の主人公描写といい、かなり凝っています。あと、ラーム・チャラン演じるチッティ・バーブの農村ファッションにも注目すると、タンクトップ+ルンギー(ドーティーとも)+長袖シャツという組み合わせが、上手にダサくしてあって、衣装係さんGJ!と思ってしまいました。下の写真はクルターとドーティーですね。
©Mythri Movie Makers
いろんな楽しみ方ができる『ランガスタラム』、この間アップされた上のお祭りシーンももう一度どうぞ。
『ランガスタラム』ラーム・チャランがエネルギッシュに踊る!本編映像