本日は、インドのヒンドゥー教徒にとって最大のお祭りディワーリー(Diwali)の日です。それを祝って、まずは公開されたばかりの予告編をどうぞ。何の予告編かって? 12月18日から公開予定のシャー・ルク・カーン主演作『Dilwale(心広き人、勇者)』です。「ディワーリー(Diwali)」と「ディルワーレー(Dilwale)」がちょっと似ているので、思いつきました(笑)。
1年以上ぶりのシャー・ルク・カーン主演作の監督は、『チェンナイ・エクスプレス』のローヒト・シェーッティー、共演は、カージョル、ヴァルン・ダワン、そして『Heropanti(ヒーロー気分)』のヒロイン役だったクリティ・サノンです。
Dilwale Trailer | Kajol, Shah Rukh Khan, Varun Dhawan, Kriti Sanon | A Rohit Shetty Film
CGがいっぱい使ってありますが、シャー・ルクとカージョルがとても若く見えるのもそのせいでしょうか? どんなお話なんでしょうねー。楽しみです。
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そして、この週末の日本では、南インド映画の上映会が目白押し。14日(土)のタミル語映画『Thoonga Vanam(眠らない密林)』の上映はこちらの記事でお伝えしましたが、翌15日(土)は場所を埼玉のSKIPシティに変えて、何とダブルヘッダーです。まさに、お祭り気分の2日間ですね。今回も情報提供はPeriploさんです。
『Vedalam(妖魔)』
(2015年/タミル語/152分/英語字幕)
監督:シヴァ
主演:アジット・クマール、シュルティ・ハーサン、ラクシュミー・メーノーン
■日時:2015年11月15日(日)午後1:00~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人2,400円
■主催:Indoeiga.com HP
Periploさんのご紹介ページはこちら。何と、”ラジニカーント主演作『バーシャ! 踊る夕陽のビッグボス』(1994)に似ている”説があるそうです。インドでも昨日公開されたはずなので、そろそろ全貌がわかってくる頃でしょう。予告編を付けておきます。
Vedalam Official Teaser | Ajith, Shruti Hassan | Anirudh , Siva
何だか、このアジット・クマールがマイクを持ってしゃべっているところとか、廊下にスワットチームが控えているところとか、インドネシア映画『ザ・レイド』(2011)に雰囲気が似てるんですけど。イタダキでしょうか?
続いて、2本目の上映作品です。
『Akhil(アキル)』
(2015年/テルグ語/130分/英語字幕)
監督:V.V.ヴィナーヤク
主演:アキル・アッキネーニ、サイェーシャ・サイガル、マヘーシュ・マーンジュレーカル
■日時:2015年11月15日(日)午後5:00~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza (アクセスは上に同じ)
■料金:大人1,800円
■主催:Indoeiga.com
Periploさんのご紹介ページはこちら。そこにもありますが、タイトルと同じ名前の主演男優アキル・アッキネーニは、著名俳優ナーガールジュナと美人女優だったアムラーの次男です。まだ21才で、子役やカメオ出演を経て、本作が本格的俳優デビュー作品となります。パパと違って細面のちょっとなよっとした感じですが、下の予告編を見てみると、アクションもダンスもなかなかです。あれ、この予告編、ご本人がアップしていますね-。Youtuberなのかしら?
Akhil Release Trailer
テルグ語映画の俳優には、この人やマヘーシュ・バーブーみたいな優男メンも多く、日本人の好みに合うかも。別の予告編も発見したので、こちらも付けておきます。
Akhil Theatrical Trailer || Akhil Akkineni, Sayyeshaa Saigal || VV Vinayak , Nithin
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では、この1年も、皆様にとってよいお年となりますように。そうなんです、特に北インドのヒンドゥー教徒にとっては、ディワーリーが新しい年の幕開けともなるのです。北インドの人たちはきっと明日から、下の映画を見に押し寄せることでしょう。
Prem Ratan Dhan Payo Official Trailer | Salman Khan & Sonam Kapoor | Sooraj Barjatya | Diwali 2015
昨年は、シャー・ルク・カーン主演作『Happy New Year』がディワーリー映画でしたが、今年はサルマーン・カーン主演作の『Prem Ratan Dhan Payo(プレームが宝の富を手に入れた/愛の宝石の財産を得た)』がディワーリー映画となりました。16年ぶりのスーラジ・バルジャーツヤー監督&ラージュシュリー社と、サルマーン・カーンのタグ。さて、このファミリードラマで久々のケミストリーは働くか???