以前のコメントでご紹介しましたが、インド映画『PK』のソフトが発売になります。ソフト発売会社ハピネットさんからパッケージの画像をいただきました。レンタル盤が4月4日(火)に先行リリースされ、セル盤が4月28日(金)発売ですが、ブルーレイ・ディスク(BD)とDVDとがあります。
<ブルーレイ>
<DVD>
こうして2種類アップで並べてみると、微妙にデザインが違うことがわかります。ブルーレイとDVDでは、パッケージの縦横比率が違うので、上空に舞うチラシの飛び方が違うんですね。さて、昨年の公開時に撒かれたチラシのデザインはどっち? 即答できたらあなたは、「PK」度五つ星★★★★★です。
そんなお楽しみポイントもある『PK』のソフトですが、お値段やソフトの内容等はアマゾンのサイトをご覧になって下さいね。このアマゾンのサイトで目に付くのが、BDにもDVDにもある「非売品プレス付き」という惹句。何も付かないソフトより、お値段が少し高くなっています。この「非売品プレス」ですが、どうやらマスコミ向け試写会やラージクマール・ヒラニ監督来日時のイベントで配られた、A4判4枚繋がりの簡易パンフレットのことのようです。劇場用パンフをお求めになった方は内容が重複しますが、でもデザインが違うので、『PK』ファンなら絶対手に入れたいですよね~(と、まんまとアマゾンの沼にハマる人が多数出現の模様)。この簡易パンフ、なかなかデザインがしゃれていますので、中の1ページをスキャンしてみました。
ところで皆さんは、『PK』がお宅にやって来たら何をしたいですか? 『PK』の公開で一挙に増えたアヌシュカ・シャルマのファンの方は、彼女のシーンだけ繰り返し繰り返し見てみたいことでしょう。それと、特典映像に多分付いていると思うのですが、アヌシュカが演じたジャグーの外見を決めるメイキング映像がとても面白いので、ぜひ見てみて下さいね。髪型があっちだったら、多分、こんなにファンは増えてないだろーなー。アヌシュカ・ファンのために、配給会社さんから以前いただいたチャーミングなスチールを付けておきます。えーい、大盤振る舞いで連続2カットだ!
(C)RAJKUMAR HIRANI FILMS PRIVATE LIMITED
(C)RAJKUMAR HIRANI FILMS PRIVATE LIMITED
今回のソフトは、日本語吹き替え版も付いています。また、字幕も、上映時から何カ所か直してあります。ソフトの発売元ハピネットの担当者の方がすごく熱心な方で、あれこれ提案して下さって、私も約1年ぶりに字幕と向き合いました。もしご覧になって、「あ、この字幕改訂してある!」というのが3つ以上わかった方、あなたの「PK」度は五つ星プラス★★★★★+です。変更された字幕に気付いた方は、コメントで指摘して下さいね。
私も、ソフトが発売されたらやってみたいことがあります。日本語吹き替え版ボージプリー語化計画とでも言いましょうか、PKのセリフを田舎言葉に直してみるのです。吹き替え版の方はどんなセリフになっているのかわかりませんが、字幕でやってみるとこんな感じです。
(C)RAJKUMAR HIRANI FILMS PRIVATE LIMITED
「自己防衛さ。立ちション除けに神様描くだろ? これはビンタ除けだ」
↓
「自己防衛だべ。立ちション除けに神様描くべさ? こいつぁビンタ除けだぁよ」
どうでしょう? ボージプリー語の感じにちょっと近くなったかな? でも、何だか一挙におっさんくさくなりますね。では、大阪弁にしたらどうでしょう。
「自己防衛やな。立ちション除けに神様描くやんか。こら、ビンタ除けやさかい」
う~ん、今度は道頓堀の商人みたいになってしまいますねー。こんな風に、ソフトがお手元にあればいろいろ楽しめます。ぜひPKをあなたの星に招いて、あれこれ楽しんでみて下さいね。
(C)RAJKUMAR HIRANI FILMS PRIVATE LIMITED
冗談はさておき、『PK』は何度も見直すと、監督の意図がより鮮明に現れてきます。昨年末に公開されたアーミル・カーン主演の『Dangal(レスリング)』に僅差まで迫られながらも、今でもインド映画歴代興行収入(全世界)第1位に君臨し続ける『PK』。ぜひ、その魅力を、あなたの星でもう一度、じっくりと味わってみて下さい。セル盤は、ただ今絶賛予約受付中です!
ヒラニ監督の作品は見れば見るほど好きになりますね。人への信頼が根底にあるのがいいです。
どうでもいいことですが、劇場でのダンスシーンのメイキングにコリオグラファーのブリンダさんがいましたね。小林聡美さんがインドでダンスを撮った「聡美も踊る」で基本のステップを教えてくれた人です。あの企画は本当に一流どころが付き合ってくださったのだなあと今更のように思いました。
『PK』はインド版BDをお持ちなんですか?
日本版もそうですが、BDとDVDが両方出ると私は両方買わねばならず、えらいものいりですねん(なんで突然関西弁?)。
というのも、将来「インド映画完全ガイド」のような本を再び作るつもりがあるので、この作品はどのソフトで出たのかがわかるように、自分の手元に揃えておくことが必要なのです。
一昨年出した本も、ビデオやらDVDやらがほぼ手元にあったので、だいぶ助かりました。
今回は字幕翻訳者なのでどちらかをいただけるんですが、以前「多分、安い方のDVDを下さるんだろう」と思ってBDの高いのを”沼”で注文したら、買ったのと同じBDが来てしまい、結局DVDも購入したりしてだいぶ損をしました。
で、今回おそるおそるうかがってみたら、「両方とも差し上げますよ」。
日活様、ハピネット様、ご親切にありがとうございます!
制作を担当したハピネットの方のお話だと、吹き替え版の声優さんの演技もとてもよくて、いい仕上がりになっているとか。
ご期待下さいね。
沼にハマってご損はないようです。
メイキングシーンの情報もありがとうございました。
お詳しいですね~。
小林聡美の番組は録画がまだ残っていると思うので、チェックしてみます。
「非売品プレス」私も気になり、どしようか悩んでいました。
cinetamaさんが情報提供して下さり、沼にハマることを決めました(笑)
DVD高いな~と思うことがありますが、気に入った作品は、何度も観たいので、できるだけ購入しています。
cinetamaさんは、DVDとブルーレイ両方いただけるのかと思っていましたが、そうではないのですね。
今回は、両方いただけるとのこと、良かったですね♪
cinetamaさん、いろいろ宣伝してくださっているから、アマゾンさん、cinetamaさんへ謝礼渡してほしいな~と思います。
追伸
インド映画講座申込みしました!
楽しみにしていますね♪