アジア映画巡礼

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イラン映画の傑作犯罪映画2本、明年1月に公開!

2020-10-29 | 西アジア映画

昨年の東京国際映画で、英語字幕で見て度肝を抜かれた作品『ジャスト6.5』が公開の運びとなりました。この作品は、悪役を演じたナヴィッド・モハマドザデーの迫力がすごかった(昨年のTIFFレポートはこちら)のですが、もう1本の彼の主演作『ウォーデン』と共に、明年1月に公開されます。宣伝担当の方にプレスをいただきましたので、その一部をそのまま使わせていただきましょう。

――متری شیش و نیم & سرخ پوست――

沸騰する熱、逆流する血、ぎらつく眼球、
命がけで斬り結ぶ魂の果ては地獄か、天国か。

イラン 2 大傑作犯罪映画
『ジャスト 6.5 闘いの証』
『ウォーデン 消えた死刑囚』

配給:オンリー・ハーツ 
後援:駐日イラン大使館文化参事室
2021年1月新宿K's cinema他にて同時上映


©Iranian Independents

『ジャスト 6.5 闘いの証』
2019 年/イラン/ペルシャ語/134 分/原題:Metri Shesh Va Nimمتری شیش و نیم/英語題:Just 6.5 
 監督・脚本:サイード・ルスタイ
 出演:ペイマン・モアディ、ナヴィッド・モハマドザデー、ファルハド・アスラニ、リナーズ・イザドヤール

●あらすじ
街にあふれる薬物依存者の多くはホームレス。薬物撲滅警察特別チームの一員であるサマドは、薬物売人の頂点に立つ大物ナセル・ハグザドを追っている。あの手この手の操作を繰り返したあげく、ついにナセルを彼のペントハウスに追い詰め刑務所に収監する。しかしそれは、ほんの始まりに過ぎなかった・・・。

 

©Iranian Independents

『ウォーデン 消えた死刑囚』
2019 年/イラン/ペルシャ語/91 分/原題:Sorkhpustسرخ پوست/英語題:The Warden
 監督・脚本:ニマ・ジャウィディ
 出演:ナヴィッド・モハマドザデー、パリナーズ・イザドヤール

●あらすじ
1966 年、イスラム革命前のイラン南部にある刑務所。新空港建設のため立ち退くことになり、所長のヤヘド少佐は、囚人たちを新しい刑務所へ移送する任務を背負うことになった。無事任務を果たせば大きな出世を約束されていて、それは彼にとって難しいことではないと思われた。ところが一人の死刑囚が行方不明との報告が届く。所外への脱走はあり得ないと判断した少佐は所内の徹底した捜索を決意する。事情を聴くために死刑囚を担当していたソーシャルワーカーを呼び寄せるが、美しく聡明な彼女に以前から少佐は惹かれていた。正義とは何か、良心とは? キャリアだけを追いかけてきた少佐はおそらく初めてその問いに直面する。

――متری شیش و نیم & سرخ پوست――


日本版予告編は明日アップされるようなので、後日追加します。まずは第一報だけ、なんですが、すでにご承知の方も多かったかも知れません。ナヴィード・モハマドザーデ(とすぐ書いてしまいますが、今回の表記はナヴィッド・モハマドザデー)の大迫力、ぜひ体感して下さい。

 


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