アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

乞うご期待!のインド映画『ミッション・マンガル』

2020-10-30 | インド映画

『ミッション・マンガル』の初回試写を見せていただきました。正式な邦題は、『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』です。

いらしていた映画評論家やマスコミの方は、私も含めて比較的年齢層が高かったのですが、途中で控え目な笑い声が起きたりして、反応は上々でした。高名な映画評論家の方もいらしていたのですが、お若い方でSFの好きな方とかも楽しめるのでは、と思うので、今後の試写に期待しましょう。私にとっては二度目に見た『ミッション・マンガル』、前回の英語字幕版@バンコクに比べて何が楽しかったかと言うと、科学用語が全部日本語なので、ロケット理論やインドのロケットをめぐる状況などがよくわかったこと。一般の観客にもわかりやすいように、地球から火星への行程が図で示されたり、模型が登場したりする配慮はあったものの、主人公たちの会話が英語混じりのヒンディー語で内容がよくわからない箇所があったのです。今回の日本語字幕でバッチリわかってとても楽しめました。いやいや日本語字幕は偉大です。

上は、今回の試写で配られたプレス(映画館のパンフレットに代わるもので、映画に関するいろんな情報が記載されている)の表紙です。インド版のポスターをもとにしてあるのだと思いますが、素敵ですねー。配給会社さんのセンスがうかがえます。前にも書いたかも知れませんが、「マンガル」というのは「火星」のことです。ですので、火曜日は「マンガルワール」といい、「マンガル」と省略することもあります。「マンガル」という単語はもともとは「めでたいこと、幸福、繁栄」などの意味があるので、「ミッション・マンガル」は「火星ミッション」であると同時に「おめでたミッション」でもあります。お正月公開にふさわしい作品ですね。詳しいご紹介はまた画像をいただいてから、ということで、下に映画のデータとインド版予告編を付けておきます。アクシャイ・クマールとヴィディヤ・バラン(『女神は二度微笑む』での表記は「ヴィディヤー・バーラン」と正確な音引き付き)以外にも、メンバーには一線級のスターがいっぱい入っているので、それぞれのご紹介を連載しようかな、と考えています。いずれにせよ映画祭シーズンが終わってから考えますね。では、『ミッション・マンガル』GO!!

『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』   公式サイト
 2019年/インド/ヒンディー語/130分/原題:Mission Mangal/字幕:井出裕子
 監督:ジャガン・シャクティ
 出演:アクシャイ・クマール、ヴィディヤ・バラン、タープスィー・パンヌー、ソーナークシー・シンハー、クリティ・クルハーリー(キールティ・クルハリ? 配給会社の方に確認依頼中)、シャルマン・ジョシ
  配給:アット エンタテインメント
1月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開

Mission Mangal | Official Trailer | Akshay | Vidya | Sonakshi | Taapsee | Dir: Jagan Shakti | 15 Aug

 


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