「ボリウッド4」の大トリ作品『きっと、うまくいく』が、本日封切りとなりました。で、行ってまいりました、シネマート新宿。
伊勢丹の所から、3バカが見えた!
初回に行ったのですが、結構な混み具合でした。年齢層も幅広く、若い方から年配の方までが会場の約半分を埋めていました。
席は割と前の方だったので、シネスコ特大画面に酔いしれました。ファルハーンVS.父親のシーンでちょっと泣いてしまい、おのれの字幕で泣くか!と自己ツッコミ(^^)。しかも、10数回目だというのにねー。
赤い目をして外に出たら、ナン子ちゃんがいたっ! 赤い目ならぬ、赤いパンジャービー・ドレスでした。「ナン子ちゃ~ん!」と声を掛けたら、いっぱいポーズをしてくれました。お、インド舞踊のポーズまで!
さて、14:50からの第2回の上映は、初日イベントのトークショー付き。なんか、場内すごい混みようです。「14:50の回のチケットは売り切れました!」というシネマート新宿のスタッフの声が。ええ~、満員になったんだ~。でも、立ち見でもいいから、とチケットをお求めになる方が。3時間、大丈夫でしょうか?
そして、トークショーが始まりました。MCは、したコメことしたまちコメディ映画祭in台東の名物男、日活の宣伝プロデューサー大場翔太さんです。「いつもはプレスの方以外は写真撮影禁止なんですが、今日はどんどん撮っちゃって下さい。ゲストの方にも了承をいただいてます。そしてツイッターとかにどんどんアップして下さい!」プレスも7、8社来て下さっていて、最前列でバチバチ。観客席ではスマホなどが揺れています。
そこへ、ゲストの大槻ケンヂさん(「ボリウッド4」応援団長)と辛酸なめ子さん(漫画家/コラムニスト)が登場。場内大拍手です。
「ボリウッド4」の応援団長として、4月20日(土)の3作品初日にも登壇したオーケンさん、今日もカッコイイのですが、MCの説明にいろいろツッコミます。「この作品をスピルバーグが3回見たって、それ彼の自己申告なの?」(つまり、盛ってんじゃねーの? というご質問ですね)、「ブラピが見て心が震えたって言うけど、誰が心が震えるところを見たわけ?」あはは、やっぱりオーケン節はいいですねー(密かにファン)。
一方の辛酸なめ子さん、お手持ちのパンジャービーの中で、一番露出度の低いのを着てらしたとか。淡いブルーのパンジャービーがよく似合ってます、てか、相武紗季似のかわいい方でした。ただし、黙っていたら....、ね。
「なんで有名俳優はみんなカーンなの? 運がいい名前なの?」これにオーケンさんもノッて、「キラー・カーンもいるしね。俺もオーツキ・ケンヂ・カーンにしようかな」と改名宣言(?)。「主演のアーミル・カーンがだんだんトム・クルーズに見えて来たんだけど、調べてみると校長役とあんまり年が離れてないのよね。4、5歳しか違わないの」と、このあたりから辛酸なめ子さんのリサーチ力が炸裂します。
「若く見せるために、本番前にはバドミントンをやって血行をよくしてたんだって」 するとまたオーケンさんが、「名前にカーンを付けて、バドミントンすると最強じゃん!」と切り返し、トークが盛り上がります。あとまあいろいろ。そのうち公式サイトか日活のサイトにアップされると思うので、見てみて下さいね~。
とそこへ、ナン子ちゃん登場! 映画を見ていて泣いたそうで、思い出したのかウルウルお目目に。
オーケンさんがこの間の初日と同じく、ナン子ちゃんをいぢります。「なんか踊ってみて~」 名付け親のおとーさん、またナン子が泣くよ~。でも、一生懸命踊ってみせるナン子ちゃん。親の言うことを聞くいい子だねえ。
MCの大場さんがフォローに入って、やっと記念撮影に。こうして無事トークイベントは終了したのでした。
『きっと、うまくいく』の大成功のおかげか、トークイベントが追加になったようです。5月25日(土)は何と!字幕の監修も担当して下さったいとうせいこうさんが登場。詳しくは、こちらの公式サイトをどうぞ。5月23日(木)には町山智浩さんのトークイベントもありますので、ぜひいらしてみて下さい。
ということで、初日のご報告@シネマート新宿でした。本日お運び下さいました皆様、ありがとうございました! 「よかった!」「面白かった!」と思われた方は、ぜひお友達や同僚、ご家族・ご親戚にも宣伝して下さいね~。
当方、いまは会社勤めと家事育児で時間はままなりませんが、ほそぼそとDVDで映画を観続けています。やはり好きなものには何があっても戻ってくるものですね。ツイッターなどで知り合ったボリウッドファンの方には濃ゆいインド好きとはまた違った切り口の若い方も多くて「普通に映画館で観られる時代もくるのかも」とわくわくしています。
今回の3 idiots 、日本で新しいファン層をさらにたくさん取り込めそうで、とても期待しています。ますますのご活躍楽しみにしています。
ジャハイラ・ミキ
こんなのもほそぼそとやっとります↓
http://vegmasala.exblog.jp/
当方は今日キネカ大森で観ましたが(OSOのマサラ上映に行ったもので)、大森も大入り満員大盛況、終わった後は拍手喝采!でした。
ナン子ちゃんは大森から新宿へ向かったようで、大奮闘の1日でしたね。
ナン子ちゃん、大森ではOSOのオープニングで踊っていました。
ミキさんとはキネマ旬報の「インド映画娯楽玉手箱」でご一緒にお仕事して以来ですから、10ン年ぶりの再会でしたね。あと、もうお一人、デリーに長くいたR子さんとも約10年ぶりで再会したので、「映画を地でいく展開だ~」とちょっと感慨にふけりました。
ご紹介下さったブログ、早速拝見しました。あと、ツイッターも。空間移動の「ん?」がつぶやかれていましたが、地図上で距離を測ると、時速60キロぐらいで飛ばせば行き着ける設定では、と思ったんですが。でも悪路でしょうから、映画は多少サバ読んでるかも知れませんね。
ミキさんのブログでも、『きっと、うまくいく』をぜひご紹介下さい。あ、あとこのブログでは、私のことはcinetamaでお呼びいただけるとありがたいです。まあ、本名バレてるんですけど、ちょっといろいろありまして。どうぞよろしく~。
せんきちさんはキネカ大森でしたか。『恋する輪廻』の方は朝からマサラ上映だったんですね。すごい!
『きっと、うまくいく』が大入り満員とわかって嬉しいです。拍手喝采、そうですか~(うれし泣き)。
シネマート新宿も、2回目の上映では最後に拍手が出たようです。初回は皆さんよく笑って下さっていたのですが、拍手までは出なかったです....。
ナン子ちゃんは今日は大森だと聞いていたので、会えないとあきらめていたのですが、新宿まで出張ってくれてラッキーでした。
ナン子ちゃん、オーケンさんに、「この間と声が違うぞ」とツッこまれていました(笑)。そこはそれ、いろいろ事情が、なのよね、ナン子ちゃん。
せんきちさん、今度は『きっと、うまくいく』を何回見て下さるのか、楽しみにしています。またコメントでお知らせ下さいませ。
きょう日はいろいろ、大変ですよね。
(ご面倒でなければ先のコメントは削除してくださいませ)
さて後半の舞台となったシムラーからマナリ経由ラダック(スキッツァル&パンゴンツォ)までですが、私も(よせばいいのに)気になってGoogleマップなどで確認してしまいました。はは。
この映画を公開時にインドで見た、昔の秘境系旅行会社勤務時代の同僚で今、独立してかの地近辺の旅行を扱う会社をやっている友人にも聞いてみたところ、「まあ、映画だからねっ!」という返信をもらいました。
私も、その説に賛成です(笑)。
いやはや、興ざめな話ではありますが、友人によると、シムラーからマナリだけでもランドクルーザー級のしっかりした車で半日、マナリからラダックはやはり最短でも丸一日はかかるようです。私は2001年に友人の中古のSUZUKIマルティでデリーからラダックに行きましたが、高度があがると(ラダックまでは5000M級の峠を3回越えます)エンジンの調子も悪くなったり、途中道の悪いところでオイルタンクを路面にひっかけて破損したり、軍のトラックに道を譲らされたり、まあとにかく乗用車で行くのは大変な道のりでした。ランボルギーニだとしても、たぶん大変です(笑)。何度も現地入りしているくだんの友人いわく、「あの行程を普通に行くなら、だいたい4日くらいじゃない」とのこと。
まあ、映画ですから(笑)
ブログで宣伝もがんばります!
確かに、マナーリーからラダックへの方は、マナーリーで結婚式が行われたのがもう夕方近くで、ラダックの小学校に彼らが着いたのが昼間なんですが、その間にどのくらいの時間が経ったのかは言及されていません。このあたりはまさにおっしゃるとおり、「映画だからねっ」ですね。ウソにならないよう、うまく回避してある、という感じです。
一方、私が「60キロで飛ばせば」と書いたのはマナーリーまでの部分ですなんが、あそこは男3人がシムラを出発してすでにラダックの方まで=多分マナーリーより北まで行ってしまってるんですね。そこからマナーリーに引き返そうとしている、というのが、セリフ「考える前にUターンだ」でわかります。
そして、その少し後に”マナーリー255㎞”という標識が写ります。255㎞なら、「6時間で行ける」というセリフと矛盾しないな、と字幕翻訳者は思ったのでした。
あの引き返しスポットの橋を始め、『きっと、うまくいく』のロケ地が次のサイトに紹介されています。この橋、『命ある限り』のラストシーンの橋と似てますねー。ラダックには同じような橋がいっぱいあるのかも。
また、ええっ、ホントはそこだったの?というロケ地もいろいろあります。
http://bollylocations.com/Hash/22009.php
「3 idiots mania」になった方はぜひロケ地へどうぞ。デリーから北上する『きっと、うまくいく』旅をなぞってみて下さい。
あ、その折には、ミキさんのコメントにある秘境系旅行会社にお世話になるといいかも知れませんね。ミキさん、そちらの旅行社に「ツアー組んだら?」と言ってみて下さいませ。パンゴン・ツォというあのきれいな湖など、行きたい人多いと思うんですが。
「この主役の小太りなおっさん、誰やねん」って調べもせずにずっと思ってたんです。
そして、この間の「王様のブランチ」の映画コーナーの映像を観てたら、唐突に閃きました!
「Jodi Breakers」の人だって! 3年前のしたコメで「きっとうまくいく」を観てたのに、
全然気がつきませんでした。R.マーダヴァンという方だったのですね。
オーミ・ヴァイディヤさんも出演されてました。いやー、スッキリしました。
したコメで「きっとうまくいく」を観た時に、日本でインド映画を広めたいなら、
こういう作品をやればいいのにと思ってたので、また字幕付きで観られるのは、
嬉しいかぎりです。
そうやって、記憶といろいろつながっていくのは、ちょっとした醍醐味ですね。私もいまだに、あの時のアレに出ていた人か! という発見をすることがよくあります。
「Jodi Breakers(別れさせ屋)」とか、映画のタイトルがわかるとYahoo! IndiaのWikiでほぼ何でも調べられます。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jodi_Breakers
今度から、モヤっと解消にご利用下さい。
でもマナーリーは映画ではそんなに紹介されてないけどおっとりした村民と温泉と山や河のアクティビティがあっていいところですよ。そしてマナーリーからレーへの道のりは絶景続き!
レーについてしまえばミキさんの元同僚が経営される旅行社があるので安心してパンゴン・ツォまで行けます。日本人旅行者の情報交換場所になってるんですよ。私もお世話になりました。
ところでボーマン・イラニのご紹介ありがとうございました。
ベテランかと思っていたら意外とデビュー最近なんですね。コメディが得意だけど、実はけっこうかっこいいと思うんです。鼻声にもムズムズします(はぁと)
実は、グッドタイミングのコメント!でして、前のジャハイラ・ミキさんへのコメントに付けたロケ地めぐり、小学校の写真はmaikoさんのブログのが一番だな~、と思って、機会があればどこかにアドレス付けたいな~、と考えていたところでした。
http://houhendai.blog62.fc2.com/blog-entry-729.html
ひょっとして、「3バカ」ロケ地ツアーを敢行した日本人第1号でしょうか? 今夏、後に続く人が出てきそうですね。