アジア映画巡礼

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平井堅「ソレデモツクイ」「おんなじさみもち」?in Hindi

2015-01-08 | ヒンディー語

少し前から話題になっている平井堅のニューアルバムを買ってみました。CDとPVのDVDというディスク2枚組なんですが、PVのほうにメイキングも入っていると知って、心が動いたのです。で、買ってびっくり玉手箱、ジャケットにあるヒンディー語の表記が違っている!

ソレデモシタイ/おんなじさみしさ(初回生産限定盤)(DVD付)

 

クリエーター情報なし

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左上が「ソレデモシタイ」をヒンディー語の文字、つまりデーヴァナーガリー文字で書いたものですが、最後の「shitai」が「shati(+|が1本多い)i」になっています。いわば、「シタイ」を「ツクイ」と書くようなもの。字の基本形はなぞっているけど、全然違う音&文字になっていますね。

また、右下の「おんなじさみしさ」も「samishisa」が「samishasi(+|が1本多い)」になってしまっています。こちらは、「さみしさ」を「さみもち」とか「さみつち」と書くような感じでしょうか。あいやー、誰が元の文字を書いたんでしょう? インドロケの時にインド人の誰かに書いてもらって、それがデザイナーさんに回り、デザイナーさんがヒンディー語フォントをあやつってまさに見よう見まねで仕上げてしまった、というところでしょうか。せっかくの素敵なインドロケPVにミソがついてしまいましたね。

すでに誰かが指摘しているはず、と思ってググってみたら、アルカカットさんのクレームがツイッターにアップされていました。今後、ヒンディー語はわからないけれどデザインとしてヒンディー語フォントを使おう、と思っておられる方は、「利休にたずねよ」ならぬ「アルカカットさんにたずねよ」ですねー。

デリーのフマーユーン廟等各所で撮影された「ソレデモシタイ」のPV、平井堅が一番はじけていてとっても素敵です。昔から「インド人顔」と言われていたらしい平井堅、本領発揮というところですね。YouTubeの映像はこちらです。ちょっと上から目線でモノを言わせてもらうと、ボリウッドの一流振付師&カメラマンに頼んだら、もっと洗練された映像ができていたと思いますよ~。特に、この歌の2分50秒ぐらいのところのマネっこシーンとかね。

メイキングもいろいろ面白かったです。平井堅がインド映画を見ていることがわかったり(言い間違えた映画題名に訂正が出る律儀な編集に拍手!)、街の子供たちの反応が写っていたり......。さらにいろいろインド映画を研究して、今度はムンバイロケを敢行して下さいね!

 


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4 コメント

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Mika of wasseypur様 (cinetama)
2015-01-09 23:09:50
ご丁寧なフォロー・コメント、ありがとうございました。

さらなるご説明で、よくわかりました。
せっかくの平井堅@インド編ですのに、画竜点睛を欠いてしまってお気の毒。ぜひ、リベンジしてほしいです~。
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Unknown (Mika of wasseypur)
2015-01-09 15:03:30
スマートフォンから入力したため文中の誤字が著しく、大変失礼しました。しかも移動してしまうのは子音ではなく、母音記号と書くべきところ、そこも書き間違えていました。お詫びして訂正いたします。

具体的に言いますと、「したい」の「し」と「さみしさ」の「し」の母音[i]をつけるべき位置が出力時に崩れてしまったのでは?ということです。これをシャの音の前に持ってくると、「したーい」「さみーしさー」と読めると思います。長々と失礼いたしました。
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Mika of wassaypur様 (cinetama)
2015-01-09 00:03:16
早速にコメント、ありがとうございました。

な、なんと、悪いのはソフト&フォントの不具合でしたか。
Adobeがこんな悪さをするなんて、初めて知りました。ご教示、ありがとうごさいます。
そのうち、世界の特殊文字を難なく扱える、もっといいソフトが出てくるかもしれませんね。
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Adobe製品を使ったせいだと思われます (Mika of wassaypur)
2015-01-08 23:29:51
昔々、M先生のバイトをしていたとき、Adobe製品て書籍の編集というか、デザインをしたことがあり、インド系文字は、正しく入力しても、出力時に子音記号がとんでもない場所に出る不具合が発生さがちであることが分かりました。これは設定で何とか戻せますが、それを知らないとこのようにおかしな表示なるんです。パソコン上で見る分には正しいため、まさか出力したものと変わるとは思わず、最終的にミスに気づけなかっなのだろうと推測しています。平井堅さん、せっかくインドにいても違和感ない顔なのに惜しいですね!
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