アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『毒戦』プレミア上映

2013-03-21 | 香港映画

19日(火)には、杜[王其]峯(ジョニー・トー)監督の新作『毒戦』の初上映が、九龍駅の上にあるグランド・シネマで行われました。監督のジョニー・トー、そして編集の韋家輝(ワイ・カーファイ)、出演者の古天樂(ルイス・クー)、鍾漢良(チョン・ホンリョン/ウォレンス・チョン)、郭涛(グオ・タオ)、張兆輝(チョン・シウファイ)、林家棟(ラム・カートン)、林雪(ラム・シュッ)、葉[王旋](ミシェル・イエ)、姜皓文(フィリップ・キョン)、呉廷[火華]が登場しました。

まず、脇役の皆さんが登場。脇役と言うには、あまりにも濃いメンツです。左から、呉廷[火華]、林雪、張兆輝、姜皓文、郭涛、林家棟、葉[王旋]、そして鍾漢良です。

ちょっとアップを付けておきましょう。呉廷[火華]と林雪。林雪、やっぱりお顔がでかいです~。

郭涛を囲んで、林雪と林家棟。郭涛、お顔がボケたので、もう1枚。

張兆輝も好きなので、右端ですが1枚アップ。

こちらは、登場のためそでで待つジョニー・トーとワイ・カーファイの両導演(監督)。

そして、主役の古天樂も加わったところで記念撮影後、トー導演がひと言。すみません、何をおっしゃったのか、聞いてませんでした...(あかんがな~)。右のようなアップを撮るのに夢中でして。

ワイ導演もアップを。

あっという間に舞台挨拶が終わり、あとはそれぞれの囲み取材。一番人気はもちろん古天樂。会場の外にはファンがいっぱいいて、盛んに「古仔(クーチャイ)!」という叫び声が。確かに、風格があります。

続いて大人気だったのが、鍾漢良。最初彼の顔がわからず、「誰ですか?」と係の人に聞いてしまいました。私の記憶にある鍾漢良は、1990年代半ばにデビューしたかわいい坊や。大人になりましたねー。

彼のファンもすごくて、会場外からすごい歓声を送っていました。そこでインタビューが終わると鍾漢良、やおらつかつかとファンの所へ。ファンはもう大騒ぎです。そしてメディアに向かって、「ファンと一緒の写真を撮ってよ」。こんなところが、人気の一因かも知れません。どんな役をしてるんでしょうねー。

ところで、私的に絵がほしかったのが林家棟。隣で囲み取材を受けている鍾漢良を無視して林家輝をずっと撮っていたので、カメラの向こうで笑ってくれました。

残念ながら、作品自体は満席で見られず。係の人が「午後9時45分からワンチャイのコンベンション・センターである上映は、まだ少しお席がありますよ」と教えてくれたのですが、この日はセレモニーが始まるのを待って1時間ほど立ちんぼだったため、ワンチャイまで行く気力なし。おまけに途中でカメラマンの人と言い争いをしたりしたので、それでもメゲてしまい、グランドシネマのある圓方ショッピングセンターで沈没。タイ料理を食べてホテルに引き上げました。

カメラマンとの言い争いというのは、ずっと立ちっぱなしで位置取りをしていたところ、「すまんね」と前に入り込むカメラマンがいて、足を踏まれたこともあり「ダメですよ~」と言ったら、「記者でもないくせに」と怒られたことが発端です。「日本から来てる記者です」と言うと、「そんな小さいカメラで何が記者じゃ」とまた文句を言われてしまいました。確かに、大きなカメラを構えているカメラマンたちはその写真で食べているわけで、少しでもいい位置で撮ろうとするのは仕方のないことかも知れません。私もそれがわかっていたので一列下がった所に立っていたのですが、やっぱり「どうぞどうぞ」とさらに下がって入れてあげるべきだったかも。というわけで、素直に譲らなかった自分にも自己嫌悪、となった次第です。

そんなプロのカメラマンが撮った写真が、事務局から配信されてきましたので、最後に付けておきます。やっぱり、餅は餅屋ですね~。とはいえ、あれだけ撮って使われるのはほんの2、3枚。待ち時間も長いし、本当に大変な職業ですね...。

 下写真、真ん中のおじ様は誰だったっけ? ごめんなさい、不明です(あかんがな~)。

 

(※第37回香港国際映画祭提供)

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第7回アジアン・フィルム・... | トップ | <休息一下>香港街ネタ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おつかれさまです! (りからん)
2013-03-22 01:01:53
インドから今度は香港へ、cinetamaさん、連日の取材等々ホントにおつかれさまです毎日詳しいアップ、楽しみに読ませていただいてます
お一人の取材だと、イヤなことがあってもグチの矛先がないですね~。海外一人旅の時そうでした。めげずに、体調にもどうぞお気をつけて取材なさって下さいね

「恋する輪廻」、20日の12時の回に行きました!ディーピカーちゃんのこの世のものとは思われぬ美しさ、シャールクのカメ腹、映画の楽しさに圧倒されました。一緒に行った友人もとっても喜んでくれました。
レポートして下さった方のとおりで、座席指定には結構人が並んでて一瞬あせりました。私は割と前のほうの席で見たので、もう少し目に入る席が埋まってほしかったかな~。金曜のマサラシステム上映狙いの方もたくさんいらっしゃるんでしょうね。行きたいなあ…

レスリーの特集上映もあったり、4月20日は「ボリウッド4」3本+「セデック・パレ」もこの日にガチンコ封切りなんですよねうひゃ~、来月は目が回りそうです~}
返信する
りからん様 (cinetama)
2013-03-22 10:28:30
コメントと『恋する輪廻』レポート、ありがとうございました。

まさしく、一人旅だと愚痴の矛先がないので、こんな風にブログで皆様に自己弁護。それで助かっています。

そう、4月20日はタイガー&ドンとモーナ・ルダオの決戦なんですよ(一瞬、そんなアクション映画を想像してしまった)。初日は皆さん、悩まれるでしょうね~。私も、どちらを応援していいのか悩みます....。
返信する
Unknown (きたきつね)
2013-03-23 21:45:05
おお、レポートありがとうございます!
ああ、林雪(とても好きなのです)!けっこう背が高いですね。林家棟は一度だけ実物を見たことがありますが、やっぱりかっこいいですね。
20日~22日まで実質1日半香港にいたのですが、旺角方面には行けず。でも、cinetamaさんと同じ空の下にいられたかと思うと嬉しいです。
タイガー&ドンとモーナ・ルダオの決戦…思わず妄想してしまいました。
香港は湿度が高く雨が降ったりやんだりでしたが、お身体お気をつけて。引き続きレポート楽しみにしております。
返信する
きたきつね様 (cinetama)
2013-03-24 01:36:18
コメント、ありがとうございました。もう帰国なさったのでしょうか。

今日部屋に戻ってきたきつねさんのブログを拝見したら、『一代宗師』をご覧になったことが書いてあったので、ひょっとして1日違いだったのかしら、とかなり残念に思いました。影藝のスクリーンは大きくて、ホントに迫力がありましたねー。

私はきたきつねさんの影響で、旅先でつい犬と猫に目が行くようになり、ホントはそんなに動物好きではないのですが、思わずカメラを構えてしまったりします。そちらの今後の香港レポートに、「こころのご近所」の動物たちが登場するのを楽しみにしていますので。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

香港映画」カテゴリの最新記事