アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

<休息一下>香港街ネタ

2013-03-22 | 旅行

映画祭とアジアン・フィルム・アワードの報告で力が入った記事が続きましたので、息抜きにちょっと街ネタを。今回泊まっているのは初めてのホテル、ポップ・ホテルです。旺角にあります。

部屋は狭いですが、なかなかスグレモノのホテルで、長所・短所を一覧にしてみるとこんな感じ。

<長所>
 ・全館禁煙
 ・静か
 ・冷蔵庫がある~ただし、あまり冷えない(これが冷えたらポイントさらに高し)
 ・デスクは広く、手元ランプ(ベッドランプ兼用)がある
 ・洗濯物がよく乾く
 ・ネットも無料。有線LANジャックも有り
 ・全ての面でマネジメントが行き届いている

<短所>
 ・洋服入れがない。枕元のくぼみの上方にハンガーかけが付いているのみで、いちいちベッドに上がらないと洋服を掛けられない
 ・デスク前に鏡がない

着いてから気がついたのですが、ポップ・ホテルはこの前と前々回に泊まったハーバー・ホテルと同じブロックにありました。ポップ・ホテルの前もよく通っていたのに、ホテルとは全然気がつきませんでした。前にも紹介したご近所ですが、すぐ近くに果物を中心とした市場があります。

果物だけでなく、こんな干し魚なども売っています。

回りの商店も、パン屋さんや、宗教グッズを売っている文房具屋さんなど、庶民的な店ばかり。

ホテルのあるブロック周辺はガテン系のお店のオンパレードで、台車ばかり売ってる店、蛍光色の作業服を揃えている店、そしてこんなテント布のお店も。店先で、ミシンででっかいテント布を縫っていたりします。

地下鉄の旺角駅も歩いて5分ぐらいなのですが、駅に行く途中、ほうきを持って振り回している女の子に遭遇。まさに功夫少女ですね。動画を撮りたいぐらいでした。

ポップ・ホテルのご近所には、おいしい茶餐庁があります。合發というお店で、料理がおいしく、店の人の対応がすごくソフトなのです。今回は2,3日ホテルで仕事をする日々が続いたので、お昼はよく通いました。ある日のランチ・メニューと、その一番上の定食です。そのほか、サテ味牛肉定食もおいしかったです。定食の場合、スープか、それとも飲み物かが選べます。飲み物は、冷たい物にすると2ドル増しです。

メニューにもあるように、ランチは大体どこも40香港ドル(約500円)前後。この間会った香港に長く住む友人とも、「物価が上がったよねー。昔は茶餐庁のランチって、28ドルとかが相場だったのに」「香港はインフレなのよ~」とひとしきり嘆き合いました。同じくらいの値段が大家樂というチェーン店で、こちらも私の行きつけ(笑)。あちこちにあるし、早いし、お味もまずまず。下は、四寶飯という、チャーシューなどグリル系お肉が4種類乗っているものです。塩から卵がおいしかったです。

もちろん、たまには豪華な食事も。『毒戦』の取材の後食べたタイ料理は、パッタイとロンガン・ジュースで130香港ドル(約1600円)。エスニック・レストランのせいか、西洋人の姿が目立ちました。

そして、今回は有名レストランに行く機会も。[金庸]記(ヨンケイ/ヨンキー)という中環にあるレストランの飲茶に連れて行っていただいたのです。どれも、とてもいいお味に作ってあって、しみじみおいしいと思いました。写真があまりよくありませんが、すでにいらしたことのある方はあの味を思い出して下さいね。

さて、街中では映画スターの顔もよく見かけます、って、広告ですけどね。中国の名優陳道明(チェン・ダオミン)は引っ張りだこで、こちらはサムソナイトの広告です。

また、4月公開の鄭伊健(イーキン・チェン)主演の映画の広告もバスのどてっ腹に。『忠烈楊家将』です。ヴィック・チョウも出ています。(新婚さんイーキンの顔を大きく写したのもプラスしておきます)

もちろんシャー・ルク・カーンもいますよ~。チュンキン・マンションの2階、インド映画DVDのお店プレスト・トレーディングです。私があげたチラシを早速貼ってくれました。

さあ、では今日も映画を見に行ってきま~す。

 


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2 コメント

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おかえりなさい (エドモント)
2013-04-04 15:08:51
送ればせながら、おかえりなさい。
インドから香港へと、映画三昧されたご様子。羨ましい限りです。
近況報告もありがとうございました。
私は、香港には、1年に1回くらいの立ち寄りペースになってしまいましたが、行く度に、茶餐庁のセットメニューの金額が少しずつ値上がっているように感じます。
物価上がってますよね?
ホテルの宿泊レートも随分と高くなりました。
経済的ホテル(と、いっても最近は高いですが..)は、狭いのは我慢するとしても、シャワールームの狭さはホントに辛い。特にシャワー浴びることによって、トイレ部分までが濡れてしまうのが難儀です。
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エドモント様 (cinetama)
2013-04-06 21:56:32
コメント、ありがとうございました。3日ほど実家に帰っていたので、アップが遅くなってすみません。

香港のインフレは、やはり大陸からの観光客増加と関係しているようです。ホテルも中国人観光客ですぐ埋まるため、強気の値段設定が続いているものと思われます。
上に書いたポップホテルにも中国人観光客が多く泊まっており、「全館禁煙」のはずが、「ん? 隣の部屋からタバコの臭い!」が何度かありました。灰皿もないのに、どこに吸い殻を捨ててたんだろう....。火事にならないか、ちょい恐かったです。
シャワーに関して言えば、ポップホテルやハーバーホテルはシャワー室の仕切りが付いており、中でもポップホテルは割と広めでした。またシャワーブース内に三角棚も付いていて、シャンプーや石鹸も置けて使いやすかったです。お値段が折り合えば、オススメです。
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