しーさるの鉄日記

東急電鉄2016年度鉄軌道事業設備投資計画


東急電鉄は2016年度の鉄軌道事業設備投資計画を発表した。

田園都市線では、2017年度の導入を目指し、車両の新造に着手、新車では監視システムを導入し、全車両にフリースペースを設置する。

ホームドアについては、12駅で工事に着手、ホームドア導入に伴い、田園都市線の6扉車を4扉車で置き換える。

2017年3月からは、祐天寺駅の通過線を供用開始して、東横線の所要時間を短縮させる。

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田園都市線は、5000系導入から10年ほど経過しての新車導入。未だに8500系が25編成と6割近くを占めているわけだが、ようやく置き換えられるようになる。いつまでに置換え切るかわからないけど、5000系のペースで考えると6年以上はかかりそう。相鉄直通用の新車も造らなければならないし。草加で、東武70000やメトロ13000と並んだり、越谷で東武500に追い抜かれる光景が見られるのは、いつになるのだろうか。大井町線の残る8500系4本も気になるところだ。

5000系は6扉車の4扉車置換えを続行、混んでいるにも関わらず、ホームドアのために4扉を新造するというのは、数年前につきみ野で実験した昇降ロープ式ホームドアがダメだったのだろうな。首都圏の6扉車は、京阪の5扉車より先に姿を消しそうだ。

祐天寺の通過線供用は、思っていたより早い。てっきり、相鉄と相互乗入する時に供用すると思っていたのだけど。祐天寺待避は、優等が速達化するメリットはあるけど、優等が中目黒で詰まってるから追い抜かれた各停がすぐに発車できないデメリットはあるからな。日比谷線に直通すれば話は別だけど。優等への集中が危惧されているけど、現行ダイヤを踏襲した場合、通特が追い抜く各停は渋谷止だから、渋谷地上時代の先頭車ほど混まないのかと。

来春改正で、通特が祐天寺で各停を追い抜いた場合、自由が丘から渋谷は3分短縮、渋谷までの所要時間は武蔵小杉から15分、横浜から33分となる。湘南新宿ラインを利用した場合、横浜からだと29分と少し遅いが、武蔵小杉からだど16分といい勝負になる。

データイムは祐天寺の通過線を使用するのだろうか。東京メトロの事業計画では、来春改正で新宿三丁目折返しを池袋まで延長することに触れているけど、15分サイクルということを考えると、上下両方での待避は難しそうだ。

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