しーさるの鉄日記

四季島の詳細発表


JR東日本は、クルーズトレイン『TRAIN SUITE 四季島』について、運行開始日、運行日程、運行ルートの詳細について明らかにした。

運行は来年、2017年の5月1日から開始、5月は隔週の運転とするが、6月は毎週運転とし、コースは月~木運転の3泊4日コースと、土日運転の1泊2日コースとする。

●3泊4日コース詳細

1日目月曜は、上野を1140頃に出発、日光までの移動の間に昼食とし、日光では1410から1700まで観光、夕食と取りながら北上する。
2日目火曜は、函館には620に到着して、車外で朝食と観光、函館を1220に出発したあと、車内で昼食とし、伊達紋別、登別から宿へ向かう。

3日目水曜は、東室蘭1000、洞爺1100に乗車して、車内で昼食、五能線コースを選択した場合、新函館北斗から新幹線、バスを乗り継ぎ、五所川原へ。リゾートしらかみ6号の車内で夕食をとって、弘前へ向かう。縄文コースを選択した場合、青森に1640に到着、三内丸山遺跡を見物後、県立美術館のレストランで夕食、青森2110に再び乗って五能線コースに合流する。
4日目木曜は、希望者は鶴岡520に下車して加茂水族館の早朝クラゲを鑑賞、あつみ温泉に600から730まで停車した後、車内で朝食、新津930に下車して鎚起銅器の作業場を見学、東三条を1230に出発して、車内で昼食、上野には1720頃に到着する。

スイートは75万~77万、デラックススイートは90万、四季島スイートは95万となる。なお、縄文コースを選択した場合は1万引かれる。


●1泊2日コース詳細

1日目土曜は、上野を920頃に出発、塩山に1150に到着して、観光と昼食とする。塩山を1630に出発して、車内で夕食、姨捨には2040~2130に停車して、バーで信州のお酒を呑みながら夜景を楽しむ。

2日目日曜の朝730に会津若松に到着、下車して朝食と観光とする。会津若松は1120に出発、車内で昼食とし、上野には1620頃に到着する。

スイートは32万、デラックススイートは40万、四季島スイートは45万となる。

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まず、3泊4日コースは、上野から日光まで2時間半かけて走行、同区間の普通列車の所要時間と一致する。宇都宮から函館までは『北斗星』のスジを踏襲することになるが、機関車付け替えの手間がなくなる分、10分ほど早く着く。

函館から伊達紋別までは3時間と、スーパー北斗より1時間遅い。追い抜きはなく、交換待ちも少ないから、大沼辺りでゆっくり走るのだろうか。藤城線を経由するか気になるところだ。東室蘭から新函館北斗も3時間20分かけて、ゆっくり走行。北斗8号にどこかで追い抜かれるようだ。

五能線コースの客は新函館北斗で新幹線に乗り換えることになる。新函館北斗発が1340頃だから、1335の『はやぶさ6号』に乗る公算が高い。『四季島』定員34人に対し、グランクラスは18人、グリーン車は55人、デラックススイート利用者最大4人がグランクラス使用、スイート利用者最大30人がグリーン車使用といったところか。奥津軽いまべつに停車すれば、津軽鉄道を組み込むことができるのだけど。新青森から普通列車に乗れば、川部からリゾートしらかみに乗れるが、五所川原まで国道101号経由の貸切バスでショートカット、東能代には1951に着くから、2022の特急『つがる』に乗り換えて弘前には2140に着くのではないかと。

一方、縄文コースは『四季島』で青函トンネルを通過するので、青森には五能線コースより遅れての到着になる。『四季島』の中小国通過が1600ぐらいに対し、『はやぶさ19号』の奥津軽いまべつ通過が1545、青函トンネルの入り口ですれ違うということはなさそうだから、『四季島』が津軽線内で時間調整するのだろうか。

加茂水族館のクラゲ鑑賞は、クルーズトレインにしては珍しい早朝時間帯、クラゲ鑑賞を選択した場合、『四季島』がトンネルで通過する区間の日本海をバス車内から見ることができる。

デラックススイートは90万、ななつ星のDXスイートA85万を少し上回る設定だ。スイートもななつ星の60万と比較して、だいぶ高い設定になている。

1泊2日コースは、まず上野から塩山へ。立川から塩山までは普通列車で1時間半だから、上野から立川までは1時間ほど、普通むさしのが大宮から立川まで40分だから、常磐線まで行かずに大宮でスイッチバックする可能性が大きい。

塩山から姨捨までは表定速度40キロとゆっくり走行、富士見や松本などで時間調整するかもしれない。姨捨到着は、ナイトビュー姨捨が発車した直後、つまりバーの営業時間を繰り上げれば、ナイトビューの利用者もバーを利用することができる。停車中に、長野行は快速と特急が1本ずつ通過していくが、発車直前に姨捨で客扱いする普通列車がある。

姨捨からは10時間かけて、しなの鉄道、信越本線、磐越西線を走行、長野県から福島県へとワープする。会津若松から上野までは290キロを5時間かけて走行、普通列車と並行ダイヤで長時間停車がなければそんなものだろう。

こちらも、ななつ星のDXスイートA39万、スイート28万に比較すると少し高い。

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