東京メトロでは12/19にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●銀座線において、平日8時台の上野発渋谷行2本を浅草発に変更する。また、渋谷発上野行2本を浅草行に変更する。
●丸ノ内線において、データイムの新宿折り返しのうち毎時2本を荻窪まで延長する。
銀座線は、2年前の11月改正と同じく、平日朝ラッシュ時の上野~浅草間の増発、上野東京ラインの開業に伴う乗客減の影響があると思ったが、京浜東北・山手からのシフトがほとんどで、メトロの乗客減は大したことなかったのだろう。でも、東武が半蔵門に乗り入れた今、浅草発着の増発は謎なわけだが。
丸ノ内線は、長い間続いた荻窪2新宿1体制が崩れることに。つまり、新宿折り返しは毎時5本から毎時3本に削減される。毎時3本だから、20分サイクルに荻窪4新宿1となる可能性もあるけど、現状のまま新宿折返を荻窪まで延長して、新宿折返を12-24-24分間隔にする可能性の方が高いのではないかと。なぜなら改正リリースでは方南町支線には触れてないから。
今回のデータイムの増発は、来年度から開始される方南町からの乗り入れに備えたものだと思われる。多分1年後の改正では、この毎時3本の新宿折り返しが方南町発着になるのではないかと。でもって、中野坂上~方南町系統が毎時6本設定されると。方南町~池袋系統の前後が6分間隔の20分ヘッドが利用しやすいけど、現状ダイヤのようにばらける可能性もあり得そう。
でも、西新宿、中野坂上の利用客数を見ると、増発は今更感があるな。中野坂上は、大江戸線開業直後50,000人も満たなかった乗降客数が70,000人を越えるようになったし、西新宿に至っては2011年度50,000人だった乗降客数が77,000と、メトロ単独駅では浦安クラスになっているし。
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