JRグループはGWの輸送実績を発表した。
北海道新幹線の青函区間は、去年の56千人から108千人と倍以上の増加となった。盛岡~八戸間は、214千人から245千人の30千人の増加ということを考えると、青函間での増加分の4割ぐらいは青森県内からの客ということになる。首都圏から函館への客はどれくらい増えたのだろうか。でも1日当たりの平均は1万人近くと、土日でも5千人ぐらいだと低迷していたことを考えると、良くなったのではないかと。
乗客数が増えた一番の要因は、GW後半が丁度桜の時期だったということ。そのため、青森県内からの観光客が唐突に日帰りで行こうということになったのではないかと。
逆に、弘前では桜のピークがGW前だったので、大幅に下がった。特に583の快速からE751の特急になった『弘前さくらまつり号』は28.3百人から9.3百人と1/3になった。特急に格上げになったというのもあるけど、583が充当されなくなったことで遠方から乗りに来る鉄道ファンがいなくなったというのもあるだろう。
北陸新幹線は、『かがやき』が少し増えたものの、『はくたか』が11%減少、前半は4割増加したものの、後半は両方とも2割ほど減少している。東京~富山・金沢間の利用客数は少し増えたけど、糸魚川、黒部宇奈月温泉の利用客数は減少したということか。この前の改正でデータイムの『はくたか』が速達化されたけど、観光客の多い朝夜は逆に遅くなったから、富山から『はくたか』を乗り通していた客は『かがやき』を利用するようになったのかと。
房総特急は、前年の7.7万人から6.7万人に1万人の減少、これは4日午前に関東地方を襲った低気圧で運休が発生したからだろう。3日午後に大量運休が発生した北陸特急はどうだったのだろう。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事