上信電鉄では12/22にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●南高崎~根小屋間、烏川橋梁と新幹線アンダーパスする間に、片面ホームの新駅『佐野のわたし駅』を開設、駅前広場などを整備する。
●下仁田発着29往復上州富岡発着2往復の計31往復体制から、それぞれ1往復増発、下仁田発着30往復上州富岡発着3往復の計33往復体制にする。
●現状の高崎2225発の最終の後に2310発を増発して、最終列車を45分繰下げる。上りについても最終を20分前後繰り下げる。
●データイムの上州富岡発着増発に伴い、土日運転の臨時列車を廃止する。土日運休の列車も廃止し、平日ダイヤと土休日ダイヤの統一を行なう。また、最終列車繰下げに伴い、金曜日運転の高崎2315発、下仁田2134発の臨時列車も廃止する。
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新駅開業で数分の時間調整のみを行なうと思いきや、データイムの上州富岡折り返し増発を中心とした白紙改正。この改正でデータイムの高崎~上州富岡までの最大待ち時間は50分から40分まで短縮されるが、上州富岡から先では約60分と延びてしまう。上州一ノ宮で乗り遅れたら、自転車を無料で借りて、上州富岡始発に乗った方が早いのではないかと。
朝上りは高崎着723の列車が上州富岡発から下仁田発に。代わりに高崎759着の平日のみ運転列車が廃止となり、749着から816着まで27分のブランクができる。通勤客が減って、データイムの観光客が増えているのだろうか。平日ダイヤを土休日ダイヤにシフトくらいだし。朝下りは始発を26分繰下げ、その分6時台の列車2本を1本に統合した。
データイム下りはお昼前後にある50分の運転間隔が消滅、約30分から40分の運転間隔となった。上州富岡行は高崎発1023、1200、1518の3本、その前後の下仁田行は間隔が開き、特に1023発の前後は上州富岡以西で70分以上開く。上りについては午前中に50分の運転間隔が残るものの、午後は20~40分間隔になった。
夜も21時前まで30~40分間隔を維持するものの、2055発が出ると次は2150発、高崎着2050の新幹線からの乗換は油断できない。最終は2310、現行は東京2128のあさまじゃないと間に合わないが、今回の最終繰下げで2204の最終あさまでも下仁田へ帰ることができる。来春のJRダイヤ改正以降もこの乗り継ぎは維持されるといいのだけど。高崎着2310の在来線通勤快速から接続しなくなったのは残念、需要はなかったのだろうか。
それにしても最終を上州富岡着でなく下仁田着、しかも24時過ぎにしたのは驚いた。地方私鉄で24時過ぎというのは琴電とか静岡鉄道しか思いつかなかったけど、三岐鉄道や近江鉄道も24時過ぎまで運転しているのか。
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